2019年 釣行記

2019年05月11日
紙祖川       12:00〜17:00

 10連休が終わって,渓はもうグダグダに釣り荒れかもしれません。でも,もうすぐ鮎が始まるので渓はぼちぼちラストチャンスです。そして今年は好きな紙祖川でヤマメに会えるのですから「もう1回!」と遠路ドライブ3時間。行ってきました。
 やっぱり釣り人はあまり見かけません。これはありがたいと新たなポイントに入ってみると良いのですが・・・安定を求めてしまい前回と同じところに入ってしまいます。自分が釣った後だから自分のやるポイントに残る魚は少ないのはわかっているのに・・・。
 で,釣り開始です。もう5月も半ば,木々の新緑がまぶしくなりました。しかし釣りの方はやっぱり前回魚が出たところでは出てくれません。型も少し小さい感じ。まさに釣り残しという感じです。まぁ紙祖川にヤマメがいるといってもその程度の数しかいないのです。

    

1週間前に入った川ですからよくわかってます。だから遡上も攻め場も速いものです。ポンポンポンと釣り上がる。

    

でも数は上がりません。というより型が小さくリリースが多いのです。最小は8cmのドチビ。
「へえ〜?紙祖川にも自然孵化したヤマメがおるんかいな。」

    

と感心するともにうれしくなりました。錦宇佐川にはこういう自然孵化ヤマメはたくさんいるのですがダムはないとは言っても各所に高堰堤がある高津・匹見では初めて出会いました。そして前回の釣り終わり点まで先週より速く到達し,今回は手つかずのもう少し上まで進みます。やっぱり初入りの場所は反応が良い。型も少しよくなって

    

「これならまずますのおみやげだな。」
と納得しての納竿です。
 今年最後の渓はヤマメも自然もゆっくり堪能できました。さて,次はいよいよ今年も鮎の始まりです♪

    

15cm〜22cm     9匹
2019年05月03日
紙祖川       13:00〜17:00

 今年はGWが10連休となって5月3日はその中日です。いつもはGWはたくさんの釣り人で渓はさんざん釣り荒れてしまってるので出漁はしないのですが前回の出動からだいぶ間が空いてしまって,それに今年は紙祖川でも釣れるとわかったのでもう一回入ってみたいという気もあって出かけてみました。行ってみると意外にも釣り人が少ない…どうしたのかな10日も休みが続いたらいんな行くところが違うのかもしれないなどと思いながらもポイントはあまり人が行かないちょっと下手から入ります。
 今回の入川点は最初から落ち込みの大淵トロ。魚がたくさん集まってて,しかも水落ち点は深く掘り込んでいるので大型が潜んでいてもおかしくないところです。しかし・・・第一投からアタリなし。思ったように魚が着いていないようです。下手からだんだん上手へと攻め場を変えつつ探りますがようやく岸際の巻き返しで一つ,落ち込みの深い筋で一つ出ただけ。大本命の水落ち回りも空振り。淵縁の水たまりはウグイとアブラハヤが餌をとるだけです。

    

「ああ…やっぱりここまで下がると魚は薄いか。。。」
仕方がない,見切って上の早瀬へ上ります。
 期待薄く,早瀬の中でも一番魚が出そうな流れへ投餌しますがやっぱりアタリません。で,2番筋…3番筋・・・とここでアタリが出ました。
「おお!おるんかい。」
どうもヤマメは餌が止まりにくい流れの中や岸際のチャラにいるようです。主なポイントはもう抜かれた後なのか?それともこのところの陽気でヤマメが瀬へと出ているのか。それでもこれで攻め場所がわかりました。主なポイントはさっさと攻めて,3番,4番目のポイントをしつこくじっくり攻める。これでリズムに乗りました。

    

「やっぱり今年の紙祖川はヤマメがおる♪」
攻め方がわかったら見切りも早くできます。流れの速い瀬はアワセがなかなかきまりません。せっかく反応が出てもアワセが決まらなかったり,バレたりも多かった。。だけどそれだけ魚が濃いということです。リアクションの回数が多くとれるのでおもしろい♪楽しみながらトントンと遡上していきます。そしてうまいこと次の入川点まで来たときに夕方を迎えました。最後にちょっと堰堤回りを探っておまけを追加して今回は終えました。まさかのGW中日の好釣りでした。(行ってよかった☆)

    

15cm〜21cm     19匹
2019年04月18日
匹見・紙祖川       11:00〜17:00

 身の回りがようやく一段落ついてきたのでゆっくり自然を満喫しようと匹見まで遠出しました。平日でもあるし,釣れなくてもいいからリフレッシュ♪という感じです。
 そこでまずは町内の本流へ。昔,匹見町が「やまめの里」として力を入れていたときはこの本流部でもたくさんヤマメがいたものです。
「ここで釣れればうれしいんだけどなぁ。」
広い駐車帯でゆっくり釣り支度をします。そして河原へ降りてこれまたゆっくり仕掛けを竿にセット。余裕のゆとりです。そうして川幅の広い本流の流れの瀬肩に立ってまずは足下から・・・一つ一つの筋をだんだん沖へと流していきます。すると瀬肩の駆け上がりの深い段筋で目印に反応がありました。
「ん?魚,おるかな?」
同じ筋へていねいに流し返します。すると弱いながらも魚の反応。アワセどころがむずかしいアタリだけど食い込みを見て取って合わせます。なんとか掛かりました。・・・と意外に強い手応え。
「おおっ?本流ヤマメがきた?」
竿を上流へ倒してあしらって手前に誘導。そしてタモで掬うと・・・
「ありゃりゃ・・・?ウグイ。。」

    

でした。お腹が色づいて,産卵期を醸し出してます。
「あぁ。。そういう時期かぁ。」
残念ながらヤマメじゃありませんでした。同じ筋でアタリが2度3度。でもそれらは全部ウグイ。さらに沖へ行き対岸へ渡り,瀬の中へ下って攻めてみたけれど反応はありません。そして瀬尻まで下がって流れの緩いところ・・・餌が止まるところで反応が出ます。しかし,これはアブラハヤかウグイ。。。残念ながらヤマメは出ませんでした。
「でも,まぁ魚の感触はあったし,良型とのやりとりとの練習にもなったし。気持ちよく竿が振れたからよしでしょう。」
ということでこのひと瀬を釣りきったところで川を上がります。
 車に戻って昼食をとり,もう一段下の瀬を攻めようかと思ったけれど,せっかくここまで来たからきっと釣り荒れてはいるだろうけれど紙祖川の様子を見てみようという気持ちになったので車移動をし,紙祖川へ上がります。
 中流のいつもよく来るポイント。車を停めてすぐに川へ降りられる場所。目の前の段落ちの淵にそっと近づいてそっと第一投。でも,読み通りアタリません。まあ解禁から日が経つごとにこういう大場所,本命場所はあたらなくなるものです。魚のたまる淵場ではあたってきたのは餌が止まる場所ではアブラハヤ。ゆったり流れるところはウグイ。早々に見切って上へ進み流れの中へ。するとククンと反応。クリンと手首を返してビビビンで今日の一匹目,ヤマメちゃんが来ました。

    

「およ!残ってたのね。」残念ながらこの段落ちではこの1匹だけでしたがヤマメがおることがわかったので少し意欲が沸きました。段々を上がって荒い岩の並ぶポイントを一つ一つ落ち込みや壺に餌を入れていきますとぽっつんぽつんと反応が出ます。
「あら,今年の紙祖川はヤマメがおるやん。」

    
そのまま上へ釣り上がり。もちろん途中には大きなポイントがあるんですがそういうところは無反応。やっぱり釣りきられてるのでしょうね。でも瀬の中や岸際の小さな落ち込みをていねいに探るとアタリが出てくれます。福川川の調子が悪かったのでおもしろく釣れました。ゆっくりていねいに釣ったので次の入川口まで来たところで納竿の時間となりました。

    

17cm〜21cm     9匹
2019年04月06日
福川川          15:00〜17:00

 午後から時間が空いたので出かけます。毎度の福川川。今年の福川川は前回までの釣行で期待は薄いと見えますが,今回時間もないので少しでも近いところへと再び行きました。
 今回のポイントは前回入ったところの上の流域。下手はあまり人は行かないが上手は上流部からつり下がる人が結構入るところです。魚影薄いのにさらに人の釣り後というところで魚は残っているだろうか?しかし,下よりは今回の上場の方がポイントは数多いのです。前回入ったところから1kmほど上の入川口から下に向いての釣り下り。これまた下手に大きないいポイントがあるのでそこへ向かって釣り下ります。下る川岸にはやっぱりたくさんの足跡があり,もう何人もが釣りに入ったことを物語っています。そしてやっぱりアタリません。めあてのポイントまでノーフィッシュで着いてしまいました。ここももうすでに釣り荒れてるだろうなと思いながら荒れた見通しで一投目からド本命に投餌します。この思い切りがよかったです。食ってきました。結構良い型20cm級けれど出たのはこれ1匹だけ。結構いい筋はあるのに餌は素通りです。

    

「まあボウズじゃなかったからいいかぁ。」
最初からあまり期待していなかったので早々に見切って元の流れを釣り上がります。
 行きははっきりしたポイントをあらましく探ったけれど,帰りは行きで見過ごした岸際や小さな深みを一つ一つつぶしていくとなんとか二つほど追加できました。しかしこれでたった三つ。
 入川点まで戻り,まだ上にポイントが残っていたけれどあまり意欲がわかないのでもう竿をたたんで川を上がりました。



18cm〜20cm     3匹
2019年03月23日
福川川          13:00〜17:00

 やっと好天気の出漁ができます。今日は釣るぞ〜!と勢い込んで,昨年思いの外たくさんヤマメがついてた堰堤上のポイントに入りました。
 時間がもう昼過ぎなので入川点から一気に下り,お目当ての淵場へ直行します。
「さぁ,まだヤマメは残っているかな?」
竿をしっかり伸ばしてぎりぎり餌が届くところへ腰を下ろしてそ〜と第一投の投餌。…ところが・・・反応がありません。
「ん〜・・・ヤマメ・・・おらんのかなぁ。。」
ヤマメは魚がいるなら第一投が勝負です。それが空振り・・・たまたま食わなかったのであってくれ・・・と願って少しねらい場を変えて投餌。食いません・・・。仕方がないのでさらにねらい場を変えて下手へ・・・下手へ・・・とだんだん下手を探ります。ついにド本命のポイントへ・・・ここでやっとアタリが出ました。待望のヤマメちゃん。姿色合いとってもきれいな美人♪    
「また会えたね☆」
と恋人を見つめる目でしばらくうっとり♪
 さて,まだおるかな?この筋にヤマメが着いていたのかと同じ筋を流しますが・・・・アタリません。どうやらここにはその一匹しかいなかったようです。すでに釣りきられたのか・・・それとも今年はここにヤマメは着いていなかったのか・・・どんどん下手へと流し筋を下げていってついに淵からの駆け上がり・・・淵尻までいってしまいました。ここでなんとか小さいのをゲット。しかし,2度,3度とポイントの頭からやり直してみましたが次のアタリはありません。どうやらここの淵ではこの2匹だけだったようです。この場所のポイントは大きくこの淵場だけです。他のところはいつもそんなにヤマメが出ることはありません。勢い込んできただけにガックリ力の落ちも大きかったです。
 仕方がないのでこのポイントを見切り,もう少し下手を流してみましたが全然反応はありません。この調子じゃ下へ下ってもダメだなと判断し,一転上へと上りながら要所要所で投餌しますが・・・・やはり反応は鈍い。瀬の中にある小さな石落ちでなんとか二つ出てくれましたがぱっとしません。

    

そのまま入川点まで上がってきてしまいました。そこからさらに少し上へ上がるといいポイントがあるのですがそのポイントでも反応ありません。
「ここはどうも今年はダメみたいだな。。」
と直感してしまったのでちょっと早いけど竿をたたんで川を上がりました。



15cm〜18cm     4匹
2019年03月10日
福川川          14:00〜17:00

 待ちに待った川開けです。・・・が,せっかくの解禁日は用事が入って出動できず,1週間経ってしまいました。
「もうすでにウブなヤマメは釣りきられてるかな〜。」
それでもまだ1週間ですから釣れ残ってることを期待して一路福川川へ。
 用事を済ませてからの釣行なので到着はだいぶ遅くなりました。それに覚悟の上の雨です。それで道路からすぐに竿が出せる支流のポイントに入ります。道路際が川流れなので道路上から投餌ができます。ほとんど車も通らない道路なので車を気にすることもありません。そんなところは解禁後まだ手つかずだったのか反応よくあたってくれました。ヒレピンの良型ヤマメちゃん♪うっとりと見とれてしまいました。

    

ただ道路上から竿が出せるところはそんなに長くありません。ちょうど餌が届くところだけ探って4っつほど拾えました。
 結構雨脚の強いのに引けてた気も一通り濡れて濡れ覚悟が決まった感じ。少し下へ降りて河原に降ります。ところが降り口のあるこちらのポイントは思ったほどにはアタリが出ません。雨の夕方は早く暗くなる。雨脚もさらにひどくなったので早々に竿をたたみました。まぁ今年の初釣り,美人ヤマメの顔を見られただけでOKでした。

    

16cm〜22cm     6匹


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