2017年 釣行記

2017年09月30日

島田川         9:00〜16:00

 前回の島田川、掛かるには掛かったけれど、感じは終わりという感じでした。
「そろそろ竿納めかな…。」
と思っていると翔さんから電話です。
「なんか中途半端な感じでしばらく竿を出せなかったから最後にもう一度竿を出したいが錦はどうかな?」
ということでした。しかし、錦は今年はチビばかりでどうにもならないので
「島田川どうですか?」
とお誘いをして
「よし、行こう!」
となりました。
 待ち合わせをしたのは二人で去年一緒に入ったポイント。しかし…魚影薄く掛かりません。なんとか囮は変わったものの一カ所同じところで4連チャンしたもののその後はさっぱりです。



翔さんはぐっと下のポイントに下がってやってます。そこまで探りながら下がったけれど皆目です。下の方で竿を立てて泳がせている翔さんを見ると橋桁のたまりの淵でうまく泳がせて小さいながらも群れ鮎を掛けていらっしゃいます。さすがです。しかしやっぱり他のところは瀬でもトロでも全く掛からないと言うことで昼までやって場所替えすることにしました。
 変わったのは前回入ったポイント。少し雨後で水かさが増していて釣りやすい感じ。翔さんが目の前の瀬頭の掘り込みに囮を滑らせるとガガンと一発で掛かってきました。
「こりゃいけるかも♪」ということでそのポイントは引き続き翔さんが入り、僕はぐっと下手まで下がることにしました。下手の方は全然知らないのですがずーっと下がっていったらどこか瀬があるやろう。とどんどん下へと川の中を歩いて下がります。途中行きがけの駄賃で降り口ポイントの一番下の瀬の瀬尻に囮を入れてみたけれど、この瀬は前回も変に小さいやつが掛かったのですが、やっぱり今回もチビチビです。すぐに
「ここはダメ。」
と見切ってグーと下がります。
 途中対岸に磨かれた岩盤を発見。流れの緩いトロトロですが岩盤まで泳がせて行かせてみるとビックリ掛かってきました。数は多くはなく連続することはありませんでしたがその後に2つ追加。
「ここってきっと最盛期なら太った鮎がよく掛かったんやろうなあ…。」
と思いつつ、アタリが止まったところで竿をたたみ再び下へ下へと歩き下がります。
 と・・やっと波立ちが向こうに見えました。
「やった。やっと瀬があったか。」とそこまで一直線に歩き行くと…確かに瀬ではあったけれど、水深の浅いザラ瀬でした。瀬頭のトロにも鮎は見えましたが見える奴は小さいのや群れ鮎ばかりで掛ける気がしません。
「チャラのザラ瀬でも鮎が残っていれば掛かるかも。」
と竿を出してみましたが大きめの石を狙っても鮎の反応はありません。
「あ〜ここまで歩いたのに不発かぁ…。」
と力を落としたけれど瀬尻まで下がって少しでも深みのあるところへと囮を入れて探ります。するとなんとか囮にできるサイズがポツポツと掛かってくれました。囮も元気なのに変わったのでそのまま上へと引き上げます。するとほんの小さい場所ですが水あたりで岸が削られているところが目に入りました。ほんの幅50cm長さ1mほどのポイントです。ところがビックリ。そこに囮が入るやいなや思いっきり追われて囮が逃げ惑います。
「なんや、なんや、なんや???」で囮を回収してみたら針が絡んでました。それを直して再び入れるとすぐにガッツーンです。

    

そしてこんなに小さなところなんですが入れ掛かりとなりました。時間はもう夕暮れ前、風が吹くと体に震えが来ます。翔さんから電話があり、その後あまり掛からなくなり、風が当たって寒くて震えるからもう帰るとのことでした。僕も帰ろうかと思ったのですが、入川点まで歩いて上がるのに急いでも30分はかかりそうで、翔さんに追いつけそうもありませんし、最後のここにきての入れ掛かりも捨てがたいので翔さんには電話でさよならを告げました。それからも囮を角度を変えて入れたり、下から引き上げたりと変化をつけてやるとガツンガツンと掛かって見事に10連チャン☆そしてさすがにアタリは消えました。この調子なら他にもこんな場所があるのではないかともう一度ザラ瀬を探り直しましたが他はやっぱり素通りの空っぽでした。掛からなくなると体に当たる風がすこぶる冷たく感じます。歯までガチガチ言い出したのでまだちょっと早いけどやめることにしました。よこらしょよっこらしょと水をこいでやっぱり30分かかりましたw
「来シーズン、もう一度お邪魔しに来るからね。」
と今季の竿をしまいました。


                    12cm〜20cm          20匹

2017年09月25日

島田川         11:00〜17:30

 前回の釣行で高津はもう終わりと感じてしまいまいました。寂しいものです。鮎の季節ももう終わり。でももうちょっとやりたい…。
 今日は日曜出勤の振替休日です。平日釣行というチャンス。高津よりも遅くまでやれる島田川へ出かけてみました。囮屋さんをのぞいてみると、ちゃんとまだ囮が置いてあります。そこで囮と日券を購入。
 まずは去年、ちょっといい思いをした上手のポイントに入ります。しかし、、、なんと!行ってみてびっくり。岩場、対岸、中州に真っ黒になるほどの鵜が止まっています。これだけの鵜がどっから集まったんだ???2,300羽はいるんではないでしょうか。でも、車を乗り入れたらその大群はバサバサバサっと一斉に飛び立って姿を消しました。
「こんだけ鵜がいるぐらいだから鮎もおるんやろう。」
と釣り支度をして川へ降ります。。。でも…鮎が見えません。囮を入れても追いません。小さな鮎の群れが少し瀬肩の岩盤に見えましたがこれは群れ鮎、追うことはありません。考えてみたらあれだけの鵜に見張られているのですから鮎がいたとしても身を隠して出てこないのは当然です。まぁ釣り支度だけ調えた感じでついでに昼食のおにぎりを食べて早々にポイント移動をします。
 次に行ったのは囮屋さんの下手。田んぼの奥に降り口があるのを見つけて気になっていたところ。結構人気があるようで、いつも車が止まっていましたが今日は平日、誰も入っていませんでした。さっそく車を入れて川へ降りると川幅は広くはないですがまあまあいい石が入っており、あちこちチビ天然が跳ねています。
「これなら掛かるやろう。」
とまずは上手の堰堤下の早瀬に入り、瀬肩に石付きの鮎を見つけ、弱った養殖囮を交換に入ります。この石付きの鮎、誰にもさわられてなかったのか囮を近づけたら見事に追ってきてグルリン☆で掛かってくれました。
「やっほ。」



ですね。そのまま上のトロまで泳がせて探って3ッツ追加。これで囮は確保できました。



そのまま堰堤下まで上ってみましたがこれは不発。たぶん堰堤の下は大水で流された砂がたまっていたのでしょう。そこで今度は下へ下って早瀬から急瀬へ絞り込まれた瀬へねじ込みます。けれど、やっぱり終盤ですね。こんなきつい流れの中にはもう鮎は残っていませんでした。さらに下がって瀬尻の開きからトロへ…ここは座ってゆったりとオバセをくれて上のぼりの泳がせ探り。



激しくはありませんがぽっつりぽつりと4匹の追加です。それより下の入川点は浅いけれどもいい感じの石が入っているところ。見たところここがこのポイントの一番ポイント風なのですがここは掛かりません。やっぱり入川点ですから人が抜いているのでしょう。さらに下がって芯の一本瀬へ。こんなにおいしい流れなのに・・・と一本も出ません。瀬尻まで下がってやっと掛かったのは????チビ天然です。さらに探ってももう一つチビ天然が掛かってきただけ。なぜかここにはチビしか着いていないようです。知らない初めてのポイントを探るのは結構楽しいものです。じっくり川を知る感じで探って回ったので一回りしたらもう夕方になりました。最後に対岸際の竿抜け掘れ込みに囮をどんと沈めて良型を二つ追加してやめました。

    

         12cm〜21cm   19匹

2017年09月16日

高津川  11:00〜17:00

 上流部の鮎はすっかり下り、良型の鮎も落ちてしまって、高津も寂しい川になりました。友釣り専用区の遅い禁漁も昨日の15日に解け、昼網、夜網、たたきとばんばん網が入ってすっかり魚影も薄くなってしまったようです。今季ずっと好調だった日原のセンター前。入ってみたかったけど、行くといつも大盛況で一度も入りきれずでした。ここだけは放流鮎の濃密区だったのです。
 さて、着いてみるといっぱい人が入ってます。見ると友釣りの人もいましたが上からは網師が建網を張りながら降ってきていますし、釣り師もよく見てみると素掛けでブンブン竿を振り回しています。群れ鮎たちが追いまくられて逃げ惑い、あちこちで跳ねています。
「これじゃあやっぱり入れないな…。」
とあきらめて下ります。
 漁協の前は誰もやってません。そこで竿をのばしてみます。もうだいぶ水温も下がって囮は軽快に泳いでくれます。けれど・・・・掛かりません。どっかで囮が変わってくれないかと誰もいない広いポイントを下から上、右岸から左岸と歩き回って探りましたが不発でした。
「どうしよっか…。」
と思ったけれど昼飯を食べて望んでみると午前中あんなに人がたかっていたセンター前ががらんどうになってました。
「きっともう高津は今日で竿納めだし、やってみるか。」
と竿を出しに行きました。
 まだ鮎は残っているようでしたが群れで走ってるようで落ち着いていません。静かに瀬肩から入って囮替えと瀬のきついところへと囮を入れますが掛かってくれません。一通りこの瀬の肩を探り終わって上のトロへ…。今季はこの瀬肩の上のトロがよかったと聞いてましたがやっぱり掛かってくれません。
「竿抜け人抜けはっと・・・」
考えて右岸際ぎりぎりまで立ち込んで竿をのばして囮を入れてみました。するとビビビンと竿を跳ねさせてやっと今日の一匹目が掛かりました。やっぱり型はいい。でも、他の場所より一回り小さいのは数が多くて人もよく入って残り鮎は小さいのしかいないのでしょう。22cm級。元気な囮に変わって対岸までぎゅーっと泳ぎ出てくれまして、同じ筋で2匹目ゲット。元気のいい囮が入ったので再び流芯付近を広く泳がせて探ってみるけどこれは不発。足下の左岸側もダメ。いくら上に飛ばしてもスースーです。どうも鮎が残っているのはその右岸ぎりぎりの筋一点だけです。再度そのポイントに戻って丁寧に探ってやっと二つ追加。でも、もう残り鮎はいないようでその後はぱったりと止まってしまいました。
 もう夕暮れは早く、肌寒くなってしまいました。寂しい友釣りになっちゃいましたね。
    20〜24cm   4匹

2017年09月02日

高津川     11:00〜17:00

 さて、いよいよ終盤。9月に入りまして、錦はやなが立ち、高津も網入れの制限が解かれて友釣り専用区もどこも昼間っからばんばん網が入るようになりました。網入れをさけて小場所ばかり回ります。
 まずは大野原へ…。今年のこのポイントは魚影が薄い。そこへ持ってきて掛かる奴が大きい(^^ゞ一発目から竿をひったくられて耐えるまもなくグイーンと段瀬を落ちていきました。下るのも追いつかず、力任せに竿を曲げて無理溜したらブッチーンと親子ドンブリ。
 囮があと一つになったので、無理をするところをさけて緩いところを泳がせますがこちらは追いがありません。泳ぐに任せてぐいぐい上へ上りますが、チャラも緩瀬も掛かりません。
 そのうち囮も弱ってしまって上には上らなくなったので、仕方なくもう一度下まで下がって段々瀬の肩を攻めます。対岸の脇に一匹残ってました。今度は下がられるのを覚悟して段瀬を落としてから取る体制で竿をのばしていたので無理してためずに下へと落とします。それでも川を走り回ったのでポイントはもうおじゃんです。落ち込みの淵で時間を掛けてやりとりし足下まで寄せてすくったのは25cmのどっぷり太った鮎。なんとか囮はつながったけれど、ここはポイントを踏み荒らしてしまったので、場所を変えます。
 下へと車を走らせながらめぼしいポイントをのぞき込みますがどこも人が入っています。ついに日原まで下がってしまって、空いていたのは小瀬。
 今シーズンよく掛かった瀬尻のポイントから攻めますが抜かれ後なのか網入れ後なのか反応がありません。仕方がないので少しずつ引きあがって、岸際の岩盤壁でやっと掛かりました。23cm級。これは使いやすいサイズと入れにくいところへ導いたら一発掛かり。ところがリズムの悪いときは失敗が繰り返されます。無理溜めしたらつけ糸が飛んで親子ドンブリ。また振り出しに戻ってしまいました。一旦河原へ上がり、一服してからもう一度仕掛けを張り直して川に立ちましたが、さすがに囮はもうダウンしてました。鉛を噛ませばできないこともないけれど、もうあきらめて竿をたたみました。


2017年08月30日

錦川     10:00〜17:00

 毎年8月の後半は錦川が気になるところ。しかし、今年は型が異常に小さく、釣りにならないと聞いていた。けれども、先日JFTフレッシュの試合が錦で開催されたらしく、釣果もあがっていたと聞いたので、
「どれどれ…」
ということで様子見に行ってみた。
JFTの会場は南桑が本部ということだったので釣り荒れているとは思ったけれど、いつものホームグランドの南桑なのでここから始めることにした。ずっと釣り人が見えず空場所だった南桑だが、何人かの釣り人の姿が見える。これもJFTの評判が流れた影響であろう。
今シーズンは状況の悪さ故いつも囮を置いているお店にも鮎はいない。しかたがないのでまずは素掛けで囮確保といく。硬い瀬竿に素掛けの仕掛けを張って誰もいない小さな瀬へと立つ。。。すると水際にうじょうじょと逃げ惑う鮎がいる。「はは〜ん、これだね。踏むほどおるという鮎は。」確かにたくさんいるけれど、大きさは3cm〜5cm・・・これがうじょうじょ浅い岸際で石の合間をすり抜けて逃げ惑う様は鮎じゃなくてドジョウのよう。「小さい小さいって、、、この時期でここまで小さいんかい。」これじゃあなるほど鮎釣りの対象じゃない。今シーズンの錦はダメと敬遠されるわけがわかる。「でも、瀬の中にはちゃんとしたのもおるんかいな・・・。」浅いところから瀬尻付近に鉛を入れてフーフーと仕掛けをあげるとグリングリンとすぐに掛かってきた・・・が・・・8cmほどのミニミニです。。。「こりゃ、囮にならんでしょ。」ととりああえず確保して再度仕掛けを入れる。クククですぐ掛かり・・・今度は7cmほど。。その後も掛かるけれど、だんだん小さくなってついには5cmほどのやつが・・・。。「クワー。。全部これやんか。。」ということでこれ以上場所を荒らしたくないので一番最初に掛かった8cmを囮にしてやることにする。
竿と仕掛けを友釣り用に変えて・・・・囮が小さいので引いたらすぐアウトと瀬の肩で泳がせます。するとありがたいことにすぐに掛かってくれました。
「やっほ。」
と喜んだけれど・・・竿を立てたらピュンと飛んできます。掛かった鮎も囮と同型の8cm級。しかし・・・一人前に黄色いエリマキつけてます。

  

「ぇ〜〜?友釣りで掛かるのもこのサイズなの?」
けれど、囮が小さいですからすぐに交代してもらいます。そうしてまたすぐに掛かる。せいぜい大きくて13cm。。こんなチビがちゃんと追ってきて掛かるのです。
「まぁ、これでも連続して掛かり続けたらそれなりにおもしろいのかも。。」
と思ったけれど、このチビ助でもちゃんと縄張り鮎です。

  

一度抜いたらもう掛かりません。最初に入った瀬の岸際のチャラは竿抜けだったのでしょうか。結構入れ掛かり的に掛かったのですが、その後本筋へと前に出たら掛からなくなりました。型のいいのが掛かりそうなところでは全く反応なしです。スースーです。きっと小さすぎで急流の中では居着けないのでしょう。ということで一通り竿を通してここは終了。

  

 昼食後10匹ほどチビ鮎を船に入れて(あまりにも小さすぎて囮にも使えないものはその場で放流しました。)上のメインのポイントが空いたので移動してみます。けれど・・・こっちも同じ。いや、緩いところで泳がせても同じw一番大きいのは17cm級が一つ掛かりましたが、これを囮にするとチビも掛かってきませんw。この小さいのでも探って探って・・・きっと抜かれ後で鮎がもう薄くなっているのでしょう。・・・午前中にちらほらと入っておられた釣り人も午後には誰もいなくなりました。あの人たちも評判を聞いて来たけれど、こんだけ小さいのじゃあ話にならんと思って別のところへ行ったのでしょうか。ということで、午後からは広いポイントを独り占め。瀬もトロもドーっと全部竿を通して南桑の状況はわかりました。結局この大人になりきれなかった小鮎たちしかいないことがわかりました。数もそんなには多くありません。これは大会で抜かれた後だからでしょうか。竿を通してみたいところは全部通したので早いですが納竿としました。数えたら23匹でも一握りほどですw15cm以上の塩焼きができるサイズ5匹だけ持って帰ることにしました。
  

2017年08月27日

高津川       8:00〜18:00

 今日はちょっとがんばって早めの出動。この時間だとまだまだポイントが空いてます。今日行ったのは大魚トンネルの上。早期に入ったけれど丸坊主だったので「今年はここらはあかん。」と見切ってたのですが、ポチポチ掛かったとの情報が耳に入ったのです。左鎧までの中間地点。いつもなら早朝から誰かが入っていて入ることのできないところですが今季の本流の不調、かつ早い時間ということで周辺に釣りの車は見えず、自分の好みでポイントに入られました。降りたところは抱え石の瀬。鮎がいるならこの大きな石ゴロゴロならあちこちに残り鮎がおるだろうと拾い釣りの期待です。ところが・・・「あれ〜?」と思うくらい掛かってきません。降り口の正面でやってましたが手前も向こうも、もちろん真ん中もまったくの無反応。瀬尻の開きも瀬脇のチャラも・・・・期待を裏切って全然掛かりません。瀬尻から入ったので上へと引き上がりながら探るので囮のダメージが大きい。ついに瀬肩まで上がって、、、やっと瀬肩一番の大石で掛かって囮が変わりました。しかしここまで小一時間。そして一段分の瀬は竿を通してしまいました。

    

「こんなに魚影は薄いんかい。」
ひょっとしたら降り口の瀬でしたから前日にもすでに抜かれた後なのかも・・・と思い切って上へと足を伸ばし一段上の瀬へと移動しました。けれど、状況は変わりません。それでも元気な囮に変わったのであちこち探ってやっと一匹、やっと一匹と囮を継ぎます。ずっとポイントは空いてますので下から上へ瀬を通したらさらに足を伸ばして一段上の瀬へ。掛かる鮎はやはり良型25cm級ではありますがなんせ魚影が薄い。一瀬一匹みたいなものです。
「さて・・・もう一段上の瀬へ。」
と上を見たら釣り人の姿が見えました。もう陽も高いので釣り人も入ってきたようです。そしてこの方は釣り下りでこっちに迫ってきます。
「ふ〜。。これより上はもうだめか。」
ということでここでストップUターンです。一度竿を通した瀬をもう一度囮を入れながら下ります。こう書くとピョンピョンと速いリズムで釣り上がったような感じがしますが、実は一つ一つ丁寧に石をなめながら上がったのでかなりな時間が経ってます。そしてそれだけ丁寧に探ったのですから再度囮を通しても掛かる気がしません。そして実際掛かりません。入川点まで戻ってきてようやく5つです。そして時間は昼に。
「ずっと下の瀬まで下ろうか・・・。」
とも思いましたが、そこにも釣り人の姿が見て取れました。もうやりつくした感もあったのでここで川を上がります。    

 昼食をとって、さてどこへ行こうか・・・と思いながらも車はいつものいりょうの瀬へと向かいます。ありがたいことに誰もいません。そこで今回もここで修行とします。一番上の橋の上から入って下りながら探ります。けれど相変わらずの空振り続き。右岸へ回って中段までを泳がせで探り、もう一度探り上がって川を切り、今度は左岸を下がります。途中あの必掛かりポイントで今日も裏切らず2匹ゲット。しかし、そのほかの場所では皆無です。さて、誰もいませんから今日はそのままさらに下がります。急瀬・・・段々瀬ときついところもやってみますがそれでも掛からない・・・そうしてついに瀬尻に降りてここでの上泳がせでやっと二つ追加。さらに下の瀬肩周辺まで下がって探ったけれど結局鮎のたまり場は見つかりませんでした。高津はお盆から網入れの規制が解かれますから友釣り専用区以外は一気に魚影が薄くなります。今日は朝から夕方まで・・・よく移動・・・歩きました^^;

    
                                     18cm〜25cm    10匹

2017年08月26日

高津川       11:00〜16:00

 8月も終わりです。高津の放流鮎の大型は例年この時期で終わりです。ラストチャンスと出かけます。
 出動先は今年の修行場。いつものイリョウの瀬。翔さんと二人、瀬尻の開きが空いてましたので入ります。しかしすでにお一人先客さんがいましたから、攻められた後だったのでしょう。その先客さんは瀬尻の一段上の急瀬に立っています。見ると好調に竿が立っています。さて、こちらは・・・・先に囮を出した翔さんに一発掛かり。幸先いいと喜んだけれどその後1発、2発で止まってしまいます。僕も瀬尻の落ち口に立って攻めますが無事に囮替えはできたもののその後だんまりです。型の方も前回より一回り小さい22cm級。もう少し陽が高くなれば石に付くかとしばらくねばったけれど、状況はよくなりません。聞くところによると前日に大網が入り、100kgの鮎があがったとか・・・・。そういえば前回あちこちで見られた群れの姿が見えません。追われた鮎は瀬を上がったのか、上に入っていた先客さんは爆釣されてました。
 過ぎた昼を食し、場所を変えます。移ったのは情報で大きいのが上がったと聞こえた池村専用区の後端の瀬。ここでも瀬尻の開きのトロから攻めます。鮎はいるようで反応はありましたが魚影は薄いようで後が続きません。それで徐々に上の瀬へとのぼります。だけど、思うように掛かってくれません。あちこち移動しながら鮎の付き場を探します。このとき、翔さんは瀬の中段の岩盤に小さな付き場をとらえました。しばしの入れ掛かり。型も良い。28cmが出ました。しかしつぼは小さく、周りをやらせてもらいましたが少しはずれると全く反応なしです。仕方がないので僕は下へ下って最初の背開きのトロでゆうに泳がせて待ちます。そこでやっと1匹追加。しかし囮が元気なのに変わっても後は続きませんでした。翔さんの見つけたつぼもひとしきり入れ掛かった後はピタリと止まり、ほかではどうにも反応が出なかったようです。川を上がるとき、カニ網を上げる地元の漁師さんと高津鮎について談義できました。
「高津の鮎は変わった。大きいばかりで味も香りもない。竿に掛かる鮎も極端に減って、これでは先行き暗い・・・」
今年は竿で掛かる鮎は少なかったけれど、深い淵場では型の大きい放流鮎が群れでついていたので網での漁獲はかなり高かったと聞いていましたが、地元の漁師さんもここ近年の高津の状況を憂んでいました。

  
                                       16cm〜27cm   6匹

2017年08月21日

高津川       11:00〜16:00

 日曜出勤の振替休日…ほんとはこの日曜日はCASTの釣り大会だったので出場したかったのだが、、、、残念なことに毎年ここには決まって仕事が入るので参加できません。
 今回も出漁先はイリョウの瀬。今年はここに通い詰めて特訓だと覚悟を決めたので、、、w。前回は完全試合で押さえ込まれたので、今回はリベンジと仕掛けをさらに一回り太くして勝負です。
 月曜日ということもあってか、今日はここには誰もいません。
「最近釣果も落ちたから、ここに来る人もいなくなったのかな。。。」
などと思いながらいつものように瀬肩から始めます。
 橋の下はスカ。このところ釣られただけ魚影が薄くなるような感じもするので見切りも早い。どんどん下へと下がっていき、右岸へ回って中段まで探り、もう一度上がって今度は左岸を下がる・・・途中例のたまりポイントに囮を入れると・・・ガッツン☆やっぱりここでは来ました。裏切らないポイントで信頼度が高い。掛かる鮎の数は日に日に減るのだけれど、それと反比例して型は大きくなります。一匹目から25cm級。でも、このぐらいの大きさはもう平気です。仕掛けを前回から太くしてますから。水中糸は0.1号、付け糸が0.5号、鼻環ハリスが1.2号、ハリスは1.5号ではりは7.5号の太軸です。竿が瀬竿の早瀬タイプなので引き抜くのはちょっと辛いですが、25cmならなんとか抜けます。ドッスンとたもに納めます。

   

しかし、これを囮にしたときに次が大きいとちょっと冷や汗かきます。あまり間を置かずに掛かりました。グイーンと引き回すのに付いていってあしらって最後は下の岸際に寄せて足下まで引き寄せてすくいます。27cm級。大きいので一匹取るのに体力使います。さすがにちょっとこいつは囮に使う勇気がなくて・・・船の中の囮に登板してもらいます。でも、、このポイントもやっぱり魚影は確実に薄くなってます。2匹の後はピタリと止まりました。仕方がないのでさらに下へ下がりますが掛かりません。
 いつもはここ・・中段より下は昼から出勤では必ず先客さんがすでに入っていて竿を差したことはないのですが今日は誰もいません。どんどんと下がって荒瀬の中も・・・しかし、、、掛かりません。。あんまりねちっこく攻めてたら囮がまいっちゃうよね。。今日も減水&水温は高いのです。実はさらに下の瀬落ち、背開きも空いているのです。イリョウの瀬はここに鮎が固まってることが多いのです。けれど、ここはいつも常連さんか素掛けの人が一日中陣取っているので竿が出せません。そこも今日は誰もいないのです。なので囮がいいうちにそこをやってみたかったのです。
 ということで中段下の荒瀬は適当にして一気に瀬尻まで下がります。いや・・ちょっと弱ってきた囮を気遣って、背開きのトロまで下がります。そこに囮を沈めてそ〜っと引き上げながら探ります。すると大きな沈み岩の周りでキラキラ光るのが見えます。
「おっ?!ここは群れがおるんかい?」
掛からなくても鮎の存在が感じられるだけでもうれしくなりますね。ここんところ貧果ばかりですから。そんなこんなで大石周りを泳がせていた囮に反応があって、掛かってきました。
「ありがたい♪」
上の瀬の中に比べると少し型が小さい。。。それでも23cmはあるんですが・・・楽に抜いて囮はバトンタッチ。この小さい元気な鮎はよく泳ぐ。掛かった大石周りはすっと通り過ぎて止まりません。そこで時々群れ鮎が跳ねているおいしそうな対岸側の浅場へ出して上へ泳がせて探ります。さすがに元気な鮎は勝負が早い。ビュンと閃光が走って掛かります。こうなってくれるとおもしろい。連続した入れ掛かりとはいきませんが良さそうなポイントを丹念に泳がせて探りますと掛かってくれます。囮が弱る前に交換できる・・・そんな感じでやれました。
「掛からなくなってでこんだけ掛かるんやから絶好期はどんだけ鮎がおったんやろう・・・」
その時期にやってみたかったですね。
 ということで今日は岩国帰りなので早めの納竿16:00終了。匹数はたいしたことないんですが、型がいいから大漁のように思えますね。



                                   23cm〜28cm   12匹  1.9kg

2017年08月19日

高津川       11:00〜12:00

 お盆帰りから再び戻るのにまたまた途中寄りで高津へ。さすがに水は引いてたが…さて、毎年お盆明けは釣り荒れでどうにもならないところだが…。
 囮を買ってイリョウの瀬に回ってみると下側にはお二人ほどいるが上側には誰も入ってない。到着が遅かったのでひょっとしたら先客さんがすでにさらった後かもしれないが、空いているのだからとにかく入る。
 「まずはこの小さな白い養殖囮を野鮎に変えねば…」
水温高く、前回とは逆に減水状況だから囮維持を優先として瀬肩のチャラから入る。



ところが…残念ながら無反応。泳がせ中心で浅いところから流勢のある芯まで通して無反応。仕方がないのでそのままチャラ尻へ下がって瀬とトロを探るがさっぱり。囮の弱りはやっぱり早い。
「はやいとこ囮を変えなければおじゃんになってしまう。」
そう思ってさっさと本瀬下ってこれというポイントへポンポンと囮を入れて回るが全部不発。
「あ〜あ今日はボウズか、、」
もうすでに囮もよわよわ。
「ダメだな。。最後にあれやってみようか。」
それは前回もすくわれたなぜか鮎が付く小さな筋。最後のそこだけ狙いなので引き船を引きずって大きく場所移動。上から川を切って対岸を下がり狙いの筋の正面に立ちます。もうほとんど泳がない囮をつけてその筋に運びます。どうせ流れの中で泳げませんから鼻を吊ってポイントの上から穂先テンションをかけたまま緩めないように流れの中へ入れて下げていきます。前方に引っ張りを入れて泳ぐ姿勢を演出するためです。下げるのは流れの落ち込み水流にうまくのせて囮を沈めるためです。ストーンと狙いのポイントに囮が沈んだら一発で掛かってくれました。ガッツーン!
「うっひょ〜♪」
地獄から一気に天国へと上った気分。でも、これをばらしては元も子もありません。慎重に流れを下げて筋から外してゆとりを持って鮎をあしらえるところへ誘導し・・・抜く!ドスン☆やりました。捕獲!元気いっぱい良型26cm級です。



ちょっとこれを囮につけるのは怖い感じ。でも、これしか弾はありません。もう一度上へのぼってその狙いの筋に再び元気な囮を入れます。今度は囮が元気ですから下手前から泳がせてポイントへ。ツツツ・・・っと流れを上ったと思った瞬間。キラッ☆水の中で閃光が走ります。竿先には小さくコツ!
「こ・・これは。。。」
アタリ小さく目印は上へと上る。まさに大型のアタリです。ギュギューーと勢い付けて上へ上るのを逆に竿を下へ倒して止めます。・・・と今度は逆に下へ突進!グーオーンとまさに竿をひったくる勢い。
「止まらない。。。」
恐れていたことがおこりました。デカイのです。デカイ囮にどでかい奴が掛かったのです。止めようと思うけど完全に主導権はあっちに握られてます。そして奴は芯へ突っ込み下へ突進。
「ウガーー。」
下がるのも間に合わないので力任せで竿を曲げて止めに入ります。満月のように曲がった竿はツーーン☆と一気に竿が伸びました。。。水中糸が切れました。。。一気に上った天国から真っ逆さまに地獄へ落とされました^^;
これでおしまいチャンチャン☆・・・・・白旗挙げてボウズで帰りました。

2017年08月12日

高津川       8:00〜12:00

 お盆の家帰りの寄り道と昨日掛けた鮎を持ってイリョウノ瀬に入ります。まだ少し水は高いけどさほど釣りに支障するほどではない。けれど、、、土曜日というのに釣り人の姿が見えない。お盆休みの週末というのに・・・みんな匹見にでもいってるのか?それともこれほどに釣り人の高津離れがすすんだのか?例年ならお盆休みを利用して東京や大阪からの遠征釣り人が何人も来ているのに。。。でも誰もいないからイリョウノ瀬に楽々で入れたのです^^。
 ところが川に降りると人もいないけど鮎もいません。ほんとどこでも水が多いと鮎が姿を消す・・・きっとどっかに固まってるんでしょうからそこを見つければ入れ掛かりかもしれない・・・なんて考えながらあっちを攻めたりこっちを攻めたり・・・でも全然掛かりません。左岸を一通り探って丸坊主。
「こりゃ手の打ちようがないな。」
と降参しかけたけど右岸から攻めてよく掛かる筋に最後に囮を通したら・・・ここだけは期待を裏切りませんでした。ガックン!グーーと力強い引きで24cmの良型を一つ。これを囮にして同じところに入れたら今度は上走りに目印が走って・・・これが大変。竿を立てたら今度は逆に下へと走り、水が多く押しの強い芯流れに入られてしまいました。その速さに下がりきれないので竿をひん曲げてぐっとためて力勝負しましたが・・・・0.1号の水中糸がプッツーンでした。たぶん28cm級でしょうね。その後再びよれよれの囮を付けて入れるとありがたいことにまた掛かる。これは25cmで何とか抜きが決まってゲット。少しやりとりで下がったところでもう一つ追加は23cm。ポンポンと調子よく掛かったけれど、石付きの鮎は全部掛けたのか、それからは音沙汰がなくなりました。そして昼になったので川を上がり帰路へとつきました。

  

23cm、24cm  2匹

2017年08月11日

高津川       8:00〜17:00

 なんか今年は・・・・渇水後でも雨が降って水が増えたら一気に鮎が姿を消すのです。
 朝一から池村の洞門裏専用区に入ります。確かに10cmほど増水ですが水は澄んで、全く釣りに支障はありません。ところが・・・鮎が見えない。。。。どこにいるのか日が昇って水温が上がったら出てくるのか・・・・瀬肩のトロ棚から瀬肩・・・・瀬の中とさんざ動いてノーヒット。ようやく見える鮎は10cmほどのミニちゃんで数も少ない・・・・当然掛かりません。さらに瀬を下り水深のある瀬も探ったけれど結局ノーヒットです。
 午前の時間を使い切ったのでちょっと焦りが出ます。移動したのは青原です。あれれ?前回来た時にはあちこちで鮎が石に着いているのが見えたのに・・・・群れで固まっていたところですら全然鮎が見えません。
「いったいどうしたの???」
という感じで下の瀬から瀬尻のトロ瀬まで探って結局ここもノーヒット。
 ここまで振られると、もう身も心もクタクタです。もうやめて帰ろうかと思いつつ。最後のチャレンジと帰り道の畳に降りました。弱った囮で瀬肩落ちの深い筋に滑り込ませるとガッツーンと一発で掛かってくれました。かなりきつい流れの中心だったのでそのまま瀬を全部下って大事に抜いてやっとボウズを逃れることができました。けれど、後は続きません。下った瀬を引き上がりながら探るけど全然反応なし。結局最初の瀬肩まで上がって一匹目と同じ筋でもう一つだけ掛かったところで帰る時間になりました。

                                     21cm  2匹


2017年08月10日

高津川       14:00〜18:00

 お盆釣行。さて、またまた修行の場イリョウの瀬へ…と思ったのだが用事を済ませてからの釣行となり到着が昼過ぎになってしまった。そこで時間節約で…と健康の里で囮を購入し、そのまま柿木へ…ところがこれが間違いでした。減水で石がゴロゴロ姿を出して、釣り人もたくさん入ってる柿木には掛かる鮎は残っていません。チャラから分流へと入りぐるりと探り回ったけど一匹の鮎も掛かってくれません。小さくはらぺちゃの囮はグロッキー。つぶれる寸前です。囮変わらずでは場所替えする気にならないですが、囮がつぶれては元も子もないので振り切って場所替えします。そうは言っても夕方まではワンチャンス。囮も頼りないとあって行く場所が思い当たりません。そこで、とって置きの大野原へチャレンジで行ってみます。
 こちらも渇水は変わりありません。いつものトロも浅い瀬になっています。
「これだと鮎もナーバスになってるよね。」
まぁ、それどころか、まずは囮替えができるかです。手持ちの囮はもうかなりなグロッキーなのですから・・・。そこでまずはとにかく囮替えを第一に。入川点から下へポイントがちょっと荒れてもずかずかずかっと下り、いつも反応がいい瀬肩一番石の頭一本に絞って立ち位置を取ります。囮も直行ポイントへ。この一発が勝負なのです。そして…ポイントに入るやいなやキランと閃光が走って掛かってくれました。
「やったー!掛かってくれたじゃない☆」
ちゃんと対処できるところに立ち位置を取っていたのですけれど、掛かり鮎が力強く走ります。この一匹を取らないと今日はおだぶつなので慎重に慎重に…。瀬を下って落ちるのでついてさがって…。これではポイントを荒らしてしまうのですが囮替えの背に腹は代えられませんから思い切って踏み下ります。急な段々瀬を下まで下って、ようやく鮎が止まります。たまりに誘導して竿を構え、よ〜いしょっと抜いて、タモへどん!
「やったね☆確保したぞ!」

    

生き返りました。けれど、そんだけ追いがいいと言うことは逆に魚影が薄い。。薄いから縄張りが強くて追いがきついのです。残念ながらこの瀬頭にはこの一匹しか出てくれませんでした。立ち位置を瀬の上に取り直していつもはトロの瀬を泳がせて探ります。中に少し大きめの石が沈んでいるところ。。その石裏でポツポツ追いが見られました。

    

けど、最初にバンバンポイントに踏み入ったせいか、全般に魚影が薄いのか、減水でナーバスになっているからか、そんなに数は出ません。思い切ってずっと上に上ってチャラ瀬も攻めてみたけど水深の浅いポイントでは全く追いは見られませんでした。再度瀬の上に戻ってゆっくり全体を探ってみたけど一つ追加できただけでした。
 まぁつぶれる寸前までいって、なんとか釣りができ、良型ばかりを確保できたのでよかったよかったです。



20cm〜25cm          6匹

2017年08月08日

高津川       12:00〜18:00

 夏休みを取って再びイリョウの瀬へ。修行です。今回はデカ物が相手とわかっているのでそれなりの仕掛けを準備して挑みます。やっぱりここは不人気なので10時入りでも上の瀬は空いてます。
「さてと、まずはやっぱり浅いところで囮替えから…。」
と前回同様橋の上から…。ところが全く反応ありません
「ふう〜、やっぱり魚影は薄いのか。次に着く鮎はいないか…。」
ということでするりと橋上の浅場は囮を通して空振り。すっすっと橋を越えて下へ下ります。肩の石の周りを攻めるもこれも不発。流れに任せてつっつっと下ります。そして左と右の流れの合点。Y字ポイントでようやく掛かります。
「掛かった〜。」
と思ったらぎゅ〜〜んと走る。少々急な流れなどグイグイ上ります。上った方がうれしいんですよね。竿を上に倒して瀬竿の胴でためられるのです。慌てず相手をして早々には抜きに入りません。体制を整え、掛かり鮎を安定させて竿を握り直して「せ〜の」でぐんと上へ突き上げて抜きます。なんと最初から27cm級です。

  

「これ、のっけから囮では使えんやろう。」
1時間が経過してからの囮替えですから交換したいところですがトラブルを避けて控えの囮に付け替えます。鮎がおることはわかったので足場を変えて対岸右岸側の浅場のポイントに切り替えます。ここで大きめの石の裏での泳がせ狙いに切り替えまして囮を泳がせます。しかし・・・そう簡単に思うようには行きません。前回掛かってきたところは不発。
「ん〜次の鮎はつかんのかぁ・・・こりゃここでずっとしばらくやろうとおもったけれど、回数はいるとつらそうやな。」
ということで2匹目はまた1時間後になります。下がって下がっての下の瀬の肩まで下がってようやく一匹。これも25cm級。



ふっとい鮎なので流れの急なところで下へ下られたらつらいつらい。ちょっと振り回されてドッスンとタモで受けます。でもこのサイズなら囮にできます。交換するとやっぱり泳ぎが違う。泳ぎすぎて追いがおいつかない?掛かりません。そのまま急瀬まで行かせて根掛かり覚悟で泳がせます。それでも体力があるから少し鼻をきかせたら流れに負けずに泳ぎます。竿先より少し上へ上ったところでコン!と当たる。
「ん?」
って瞬間思ったらこれが掛かりアタリなのです。型のいい奴は掛かっても走りません。掛かった瞬間のコンの手応えだけなのです。これを見逃してそのままにしてたら走り出してしまって後手を引きますすると下へ走られて「あ〜あ」で大変なことになるのです。この急瀬の上飛ばしで3匹追加。ちょっと振り回されてへとへとになったので岸際まで戻って座り込んでの泳がせに切り替えます。すると・・・・土手の上に団体さん?平日の昼下がりに5名の団体が降りてこられました。
「ほへ?こんな日、こんな時間に団体さん?」
とよく見るとCASTメンバーです。挨拶に手を上げるとわかったらしく
「釣れる?」
でも瀬の流れを挟んでですから言葉は聞き取れず会話にはなりません(笑)
そのまま5名は左岸側の下手急瀬中心に並んで入ったのでこちらはこれ以上下がれません。一つ座り込みで掛けて後は続かないのでもう一度右岸は瀬頭まで上っての釣り返しにします。
 しかし、同じところの釣り返しはきつい。掛かりません。粘り強く泳がせて探りますがなかなか…それにテンポよく掛けないと水温が高いので囮のまいりが早い。船の中の次鋒に付け替え付け替えての泳がせ探り。これで2時間でなんとか2匹追加。5名さんは掛からなかったようで早々に上がって行かれました。それではと夕方最後のチャンスは左岸側へ立ちます。左岸の上は竿が入ってなかったので鮎が残っていました。しかし、、、掛かるところでは2,3匹続くのにそうでないところは広範囲にスカです。掛けて下がって抜いて掛けて下がって・・・で入川点まで下がったところでタイムアップ。
「今日はしとめてやったぜ!」
って、それでも5匹は仕掛け切れ身切れ親子どんぶりでとれなかったんですけどね。
 日原漁協は平日だったからか閉まっていましたて、横田の本所まで走ったら水温高くてせっかくの鮎が死んでました(涙)全部合わせたら21cm〜28cm15匹は2.2kgでした。

    

2017年08月06日

高津川       12:00〜18:00

 連日暑い一日。最高気温の記録更新のパレードです。着いたのは12:00。ちょうど日原の漁協前が空いていたので時間も遅いのでそのまま入川。ところが・・・・掛かりません。水温も高いので早く囮が参ります。。
「いかんこのままじゃ囮がつぶれる・・・。」
瀬頭も白泡立ちの急流瀬も囮は素通りです。だいたいこんな高水温の時だからバンバン急瀬を攻めていたらすぐに囮は弱るので流れのきついところはひょんひょんと一瞬ポイントに沈めるだけで長居はさせません。それでも掛からなければどんどん囮は泳がなくなってしまいます。控えのおとりと早めの交代。ぐるぐると囮を付け替えながら手放し一発目の勢いがある泳ぎに期待を掛けて上へ泳がせ探りますが・・・・ダメです掛かりません。1時間もたってだんだん絶望の色が濃くなってきたとき、岸際足下で放した囮が沖へ出ずにそのまま岸際を上っていって・・・クリン☆と掛かってくれました。

    

「ひゃ〜命拾いしたな。。」
広い川のセンターではどこも全く反応が出ないのにこの一匹目が掛かったところで連続2匹の追加です。でも、、、もうほとんどのところは探り尽くしたし、見込みは薄いので掛かった囮がまだ元気なうちに場所替えを決断します。
「どこへ行こうかな〜?」
と悩みながら車を走らせると今年は初期に大不調だったいりょうの瀬が空いてます。
「前に入ったときは石が死んでたよなぁ。。」
でも、日曜日の昼過ぎです。他に空いているところもないでしょうから思い切って入ってみることにします。
 囮はあんまりいい囮でもないので、まずは一番上の橋上のチャラ瀬肩へ。岸際に立ってそっと浅い瀬の中へ入らせます。でも・・・だめですね。上や手前は掛かりません。だんだん沖の流芯へ・・・とグイーンと目印が走りました。
「おったか!」
この一匹を取るか取らないかで今日の一日が決まります。慎重に下へ下げて流れからそらして・・・ヒュっと抜いてバシン。うまく抜きが決まりました。
「ふう〜。」
とため息一つ。早速囮を変えて同じ筋へ。。。でも、次は掛かりません。すぐに一匹掛かったので何匹か続くと思ったのですが、、そうはうまくいきませんね。囮が元気なうちに次の一匹を掛けたいので次々に狙い場所を変えます。橋の上は空振りだったので橋の下へ移動。なんてことのないどんより流れの瀬を泳がせて上らせるとヒュンと目印が飛んで一匹追加。でもそれだけ。今度は葦下の岸際の石が輝いてるのを見つけてそこに囮を入れるとギラリンと閃光が走ってギューーン☆で良型確保。それでも、アタリが大きいと言うことは鮎が少ない証拠。やっぱり一匹だけ。大きくてちょっと囮につけるのは怖いけれど、元気囮が十分確保できたので瀬の中に下ります。仕掛けも竿も大物対応ではないので急瀬は避けて上の緩い流れを中心に攻めます。でも、引いても全然掛かりません。さればと石裏のよどみに囮を入れて止め泳がせを中心に鮎を誘います。すると誘いに合わせて読んだポイントでちゃんと一匹追いを見せます。
 「これはおもしろい。これで掛かるのならこれからしばらくここで修行しよう。」
あんまり掛かると言うこともないので釣り人がたくさん来るとも思えない。大漁と言うことはないだろうけど上手に釣れば適度に掛かってくれるということでじばらくここを狙い場所にしようと思ったのです。ただ・・・ちょっと軽く釣ると言うには型が大きすぎ^^;レギュラー25cmで大は27cmを越えています。一匹掛かったら取り込むのに大苦労。ついて回って掛かり鮎を誘導して…たもにおさめるまでに何分もかかります。そのため一匹掛けたら囮はノックアウト・・・いや、こっちも肩で息を吸う羽目にw。結局この日は針折れ、イカリ飛ばし、つけ糸切れの親子ドンブリと・・・トラブルの連続で掛けた数の半分しか確保することはできませんでした。

    

           20cm〜28cm     15匹は1.9kgでした。

2017年08月05日

高津川        10:00〜17:00

 久しぶりにタケさんとの釣行。ゆっくりの待ち合わせはちょっと穴場とにらんでいた七日市の下ポケットパーク裏です。一昨年ぐらいから興味を持ってはいたのですが、川岸に降りるまでが草ぼーぼーで踏み込むのをちょっとためらっていたのですが、今年はその草地が整理され、小さな遊具置き場となり河原へも降り場ができたのです。元々は放流点ではないので魚影は薄いだろうけれどあんまり人がやろうと思わないところだから竿抜けになっててウブ鮎が掛かるのではないか・・・そんな気がしてたのです。
 さっそく囮をつけて瀬肩の大石から始めるとすぐに掛かってきてくれました。

    

「さすがウブ鮎♪」
という感じ、けれども竿抜けにしては掛かる場所がいまいち。真正面のポイントでは掛かってこなくて分流や脇流れ、竿抜けポイントでしか掛かりません。正面ポイントに入ったタケさんはかなり苦戦しています。正面や芯ではかからんと読んだ僕はあちこち拾い釣りで型は小さいながら(17cm級)なんとか数を稼いでいきました。それでもそんなに広いポイントではありません。昼には降り口ポイントは一通りさらい終えました。ここまでで2時間13匹。
「まぁ、このぐらいのリズムなら今年ではいい方でしょ。」
ということで一旦川を上がり昼食を取ります。
「昼からどこへいこうか。。」
タケさんと相談です。当日下流部で竿を出している翔さんに状況を聞くと、下流部は本流も匹見も人がいっぱいとの事。
「まだずっと下手と上手にポイントがありそうだからここでこのままやろか。」
ということになって場所移動せず午後もここで続行となりました。
 ところが・・・・これが不発。下手に下がったタケさんはこれといったポイントがなく、浅場のチャラは鮎が小さく掛からない。上手の僕もかなり足を伸ばしていって見たけど川幅も狭くなり水深も浅く・・・その浅いところは下手のタケさんと同じくくるぶしほどの水深で鮎はたくさんいるけど10cmほどと大変小さく追う対象ではありません。途中の岩場の深筋や深トロもやってみたけど掛かりません。二人とも四苦八苦してくたびれただけでした。結局僕は午後から5つ追加しただけ。さて、本部の缶のあるところに行って鮎を移そうとしてビックリ。
「え?え〜〜〜〜〜???」
缶の中で鮎が死んでます。確かに緩流なところに缶をつけてはいましたがまさか缶の中で鮎が死ぬとは・・・・そう、そのくらいこの日は午後から水温が上がるほどに暑い日だったのです。追いが悪かったのもこの高水温のせいかもしれません。
「あ〜〜あ、せっかくいい鮎だったのに。。。」
ガックリ肩が落ちました。

  

                    15cm〜20cm     19匹

2017年08月04日

高津川            11:00〜18:00

 前回群れを見ながら仕掛けトラブルでものにできなかったので、今回は仕掛けも一回り太くし、竿も硬い瀬竿を用意し、ハリスも1.5号を巻いて再び小瀬にチャレンジです。ところが・・・前回見えた瀬肩の群れが見えません。まるっきりです。どうやら網入れがあったのでしょう。今季の高津は鮎が良型なので網入れがあるとすっからかんになります。
 少しだけ瀬肩でやってみたけどこれはだめそうなので、前回鮎の付き場として見つけていた瀬尻に照準を合わせます。ここはまだまだ流れが強いので網は入れられないはずです。下手の流れの弱いところから囮を入れてそっと泳がせ上ります。するとガッキーーン!のグーーーで竿が曲がります。今回は仕掛けにも竿にも自信があるので力でもってためます。それでも掛かり鮎は力強い。下へ徐々に下がらされて、掛かり鮎は流れから外して下手岸側のたまりに誘導。そして近づいてから吊り下げ抜きをします

    

「よいしょ」
ってな感じです。一匹目はまだ囮が小さいからいいのです。掛かった24cm級を囮にして…今度は活きもいいし力も強いのでグイグイと流れを上ります。けれど、鮎任せにはせず、ここぞというところでは引き位置に竿先を持って行って止め泳がせ。すぐには追っては来ません。けれど右へ左へと体をくねらせ待っていると・・・・ガッツーーーンです。

    

沖の岩盤はオバセをつくって泳がせ。手前は引き泳がせとそんなに広いポイントでもなく4畳半ほどのところですがここで粘って数を稼ぎます。いえいえ、ここしか掛からないのです。試しにそのままガンガン瀬を泳ぎ上らせ、上の深瀬や一段目の瀬肩落ちなど探ってみましたが1匹2匹ときただけで後は続きません。ぐるりとまわってまた再び瀬尻のポイントへ。。。囮が弱らない程度にポツポツと掛かり、そのまま夕方まで攻めました。数はそんなでもないけどずっしり重い釣果でした。

    

                 18cm〜26cm      15匹

2017年07月31日

高津川 11:00〜18:00

 今回は車中泊4連チャン〜♪っと思ったけれど…やっぱりちょっと良心が痛みまして、、、天気予報も雨予報だったこともあり、やっぱり家に帰って一日いいこちゃんしてました。でも、、、家でじっとしてると
「やっぱり鮎釣りに行きたいで〜w」
と虫が騒ぎまして、翌日には高津に向かって走ります^^;
 しかし、いいことにはなりません。池村同門下の専用区。
「上のゲンゴロウにはいつも釣り人が付いてて鮎がいるんだろうから(この日もすでに先客が入ってました。)下のこの専用区にも鮎はいるはず。」
と思って入りましたが…
まずは、一番上の瀬肩から・・・鮎は見えるけど小さい・・・瀬では全く反応を示さず、上のトロでなんとか囮は変わりましたがその後は上へ下へ・・・対岸へと歩き回っていくら泳がせ回っても全くの反応なしでした。そしてそのまま瀬の中へ囮を入れますが全くの無反応。…今年はほんと瀬の中には鮎はいません。全面通してノーアタックでそのまま瀬尻へ下ります。・・・・無反応、、、それに・・・石が汚い(^^ゞ石を見ただけで鮎はおらんとわかってしまうほど。対岸の岩場はところどころ磨かれていたけれどどうやら群れ鮎の通りハミのようで縄張り鮎はついてないようです。そこから段々下へと下がりながらトロも探りますが・・・反応ありません。結局一番下の先客さんがおられる瀬の上までやって追加0です。
時間だけがむなしく過ぎて・・・もう夕方のワンチャンスしか残っていません。もうくたびれてうちひしがれて・・・次の異動先のめども立ちません。…ということで釣り人はきっと入ってないだろう小瀬に車を走らせます。
 思った通り、誰も入っていません。そこで車を河原へ降ろし、早速川に立ちます。すると・・・・瀬肩のトロには複数の群れ鮎の固まりが見えます。型も大きい。
「こっこれは!」
ゴックンとつばを飲みます。しかし、、いかんせん囮が・・・・すっかり使い回したので泳ぎがよくありません。その群れのいるところまで泳いでいってくれません。群れ鮎をかまうのはいい囮が手に入ってからだとまずは瀬で囮を交換することにつとめます。ところがどっこいいつもなら小さな鮎がいくつか付いていてくれる手前の浅瀬に鮎がいません。今年はほんとに瀬や浅いところには鮎がいないのです。泳ぎの悪い弱った囮でもここなら掛かる可能性があると思ってきたのに…期待は裏切れてしまいました。瀬肩から中段・・・そして瀬尻へ・・・スカスカです。はぁ〜だめかぁ。。。この浅場をあきらめかけたとこですがもう一度少し引き上げ、瀬尻に続くほんの30cmほどの石のあいだにできたトイ筋で囮をルアーのように水面へ上げ、中に落としとあおっていたらグリンと手応え!ありがたいことに16cmほどの小さい鮎が掛かってくれました。

    
「やったーー!ふう〜生き返った♪」
一気に気持ちが立て直ります。小さいながらも元気な囮をもう一度その浅瀬で泳がせて上へ上らせながら探ります・・・しかし・・・掛かりません。やっぱりこの浅瀬は囮が悪かったから掛からないのではなく、鮎が着いていないのでした。はてさて、せっかく手に入った囮の泳ぎが悪くなる前に勝負を掛けます。本流れのきつい瀬尻に思い切って出ます。しかしぐんぐんと押しの強いこの流れはさすがに小さい鮎では止まってくれません。流されるのについていって下へ下へと下がり、ようやく底へ入ってくれるところまで下がって引き泳がせで止めて探りますと・・・ガッツーン!と衝撃が走りました。やっぱりここには本流の良型放流鮎がついてました。
「ここにおったかぁ〜。」
鮎の付き場を見つけたので、集中してそこを狙います。ところが…トラブルが続きます。バラシ、ケラレ、親子ドンブリにハリス切れ…最後に根掛かりが外れなくてポイントに立ち込んでチーンです。やれやれで船に収まったのはなんとか5つ。良型の元気のいい鮎をつけてそのまま荒瀬を上がりますが・・・強い流れのところにはやっぱり鮎はいません。さらに上へと引きあがり瀬をずんずん探っていきますがアタック0。ついに瀬を引きあがりきってしまいます。そして最初に見た群れ鮎がついている瀬頭のトロへ。いよいよ見える群れ鮎狙いの開始です。



ツーーと泳いで群れがついている岩に囮を止めていると・・・しばらくすると群れが戻ってきます。囮を囲んでグルグルと鮎たちが体をくねらしますが・・・・・??なんで??掛かりません。時に囮を浮かして沈めて・・・といろいろとやってみますが・・・掛かりません^^;なんで〜??で囮を一度戻らせてみたら針が飛んでました(^^ゞ針付け替えで再びポイントに入れ、群れが戻るのを待つ。。。けれど、ここでもトラブル連発。針飛び2発に掛かりバレ。。。なんとか手にできたのはやっと2匹だけでした。日が落ちてきてタイムアップで終了でした。

                           16cm〜25cm        9匹

2017年07月29日

高津川             8:00〜18:00

 車中泊釣行です。いつもながら一人釣り場で夜を過ごした次の朝の目覚めは心の中がすっかり気持ちいい♪…と携帯が鳴ります。翔さんからでした。僕が目覚めたときにはもうすでに翔さんは竿を出しておられるということです。急いで身支度、朝食を済ませて合流です。
 場所は匹見の石谷川との合流点。岩盤底の段々瀬で川幅も狭く、ちょっと攻めにくい場所です。翔さんはもう釣り下がり、この段々瀬の中段辺りまで下がっておられます。まずは瀬肩で囮替えをと大きな岩の陰に身を潜め、足下から泳がせて流れの真ん中にでんと座る大石へと囮を誘導します。くるり石の回りを回ったらぎゅりゅんと掛かってくれました。早々に野鮎と変わって泳ぎがいいのでその後も段々下がりながら沈んでいる大きな石周りを探って一つ二つ・・・けれどそんなに数がいるわけではありません。次々に探って下へ下へと下がっていけば、すぐにポイントは終わってしまいそうです。そのうち翔さんも上へ上がってきて、
「あんまり数はいてないなぁ。」
…ということで早々に場所替えとなりました。

  

 とりあえず今年まだ竿を出してないところの様子見と横田合流点の匹見側へ。今年はいつ見ても誰も竿を差してないのです。長い浅い瀬ですから噂通り今年は匹見側へ遡上鮎がだいぶあがったというのならここでも掛かっていいでしょうが・・・・翔さんは上から僕は中段から、、、それぞれ探りながら下へと動きますが・・・・全然掛かりません^^;長い瀬なのに全くの無反応。ようやく瀬の中にちょっと回りの石より大きい石の裏で一つ・・・さらに下手の同じような大きい石の裏でもう一つ・・しかし、囮が変わっても全然状況は変わりません。翔さんの方も同じようなもので、
「なんぼ遡上があったと言ってもあったというだけで少ないもんやな。」
というところです。長い瀬ですから上から下まで探り尽くしたら時間ばっかり掛かって、結局いいことなしでした。

    

 さて、ちょっと遅いお昼を食べて、次はどこへ?と考えて、これまたしばらく入っていない青原に様子を見に行くことになりました。上の瀬でちょっと掛かったという情報もあったので翔さんは上の瀬へ、僕は下の瀬へと別れることにしました。堤防の降り口から川に入るとかなり下へと歩かなくてはいけません。…昔はずっと奥まで車で入れたのになぁ…なんて昔を回顧しながら・・・川に入り下へと足を進めようと思ったとき
「ん?なに?」
なんてことのない浅いザラ瀬の瀬尻で鮎がギラギラしています。
「こんなとこに群れ鮎??」
しかも型が大きそう。普段竿をのばすところではありませんが、
「ひょっとしたらひょっとして掛かったりして・・・^^」
なんて甘い企みで竿をのばします。そっと囮を泳がせてそのギラギラの中へ…そこと思うところに入ったらすぐに目印が跳ねましたが掛かってない・・・そのまま付近を止めてしっぽ振らせて・・・横に泳がせて・・・といろいろやってみましたが掛かりません。
「やっぱ群れ鮎は掛からんかぁ。」
しばらくやってダメだったので一度囮を手元に戻してみます。・・・と
「ええっ?!」針が飛んでるやんか。」
最初の目印が跳ねたところで針を飛ばされていたのでしょう。これじゃあ掛からないはずです。
針を交換して再びポイントへ・・・するとすぐに水の中で閃光が走ります。
「キタ!」
で竿を立てたらいや〜引き回される引き回される。ついて下がってためてまた下がって・・・今度は上へ上がって・・・とH2.5では力負けです。さんざん引き回されてやっとタモに入ったのは25cm級でした。
「こんなん囮につけられへんやろう。」
で、船の中から元気のいい目の鮎を出して再びポイントへ・・・・と今度はまたまた針を飛ばされてしまいました。なんせ掛かった瞬間にイカリ上から飛ばされるのですから太刀打ちのしようがありません。しかたがないと数本だけ持ってた後期デカ版用の針をつけてやってみます。今度はしばらく時間が掛かって・・・ガッツーーンです。これまた大きい。今度は引っ張り回されたあげく、ちょっと無理して引き抜こうと思ったら囮が浮いたところでブチンと丼やってしまいました。おまけに引き回されて歩き回ったので群れもどっかに消えてしまいました。
 だいぶ時間を食ったので一気に下の瀬まで下ります。途中何カ所か小さい群れ鮎の球が見えました。そして下の瀬の肩にもかなりな数の群れ鮎・・・「ほ〜こんなに鮎がおるんかいな。。。こいつらがもう少し大きくなったら掛かってくれるんやろうけどな・・・。」
なんて考えましたがここ青原は専用区じゃなくなって網入れ銀座になってます。大きくなったら一網打尽でしょうね。これだけ群れ鮎がいるのになんと瀬頭、瀬の中掛かりません。流れに入って石につく鮎はいないのでしょうか・・・。瀬全面を歩き渡って囮を入れて回ったけれど小さい奴が2つ掛かっただけです。
「なんと・・・むつかしいなぁ・・・。」瀬は早々にあきらめてぐっと下がって例年初期にはよく掛かる瀬尻のトロへ立って泳がせてみます。するとここにはちゃんと鮎がいました。数は多いことはないけれど広い範囲を泳がせて探るとぽつりぽつりと掛かってくれます。掛かる鮎はやっぱり良型。22cm級。今年の本流放流鮎はデカデカです。数が少ないので釣り返しは効きません。一つ掛けたところではもうかからなくなるのです。一通り探って掛からなくなったところで終わりにしました。
                     15cm〜25cm 19匹(1.2kg)

    

2017年07月28日

高津川     11:00〜18:00

「さ〜て今日もがんばるぞ〜!」
いよいよ夏本番という感じ。今回は夏休み1回目。車中泊連チャンの予定で出漁です。日差しがきつい。まずは畳で囮交換・・・・と誰もいないのでほくほくとして入川。ところが入川点の瀬肩に鮎は見えません。この上のトロにたくさんいた鮎たちはどうやら網入れで総取りされたようです。そこで上の瀬の瀬肩まで上がります。元気のいい囮鮎はすすすっと上へ上ってくれてスチャっと目印が走ります。
「やっほ。」
と早速一匹目、囮交換。

   

この先の豊漁が期待されましたが…上の浅トロはこの一匹だけだったようで、上へ泳がせて探り回しても次は掛かりません。そこで今度は下げて瀬肩の吸い込みのきついところに囮を滑り込ませると・・・ギュンと見印が下へ飛ばされてこれも一発掛かり。
「う〜わ!」
と竿を立てたところでブッチーーン!着け糸が切れて親子ドンブリ、、、目印が空に浮かんでます。。どうも型が大きいようです。追いがきついのは魚影が薄い証拠。仕掛けを変えて再び同じところに入れても反応はありません。徐々に囮を下げていくと石裏の壺で変に囮が引きづり込まれた感じで根掛かりに、、、
「ん〜・・・まいったな。。」
かみへしゃくっても上へあおってもはずれないので仕方がない、流れに立ち込んではずしにかかります。行ってみると囮は石の下へ・・?
「ん〜?こんな中へ入ったんかいな。」
と手を突っ込んだらガチャガチャガチャ!
「うわっ!」
と思わず手を引き抜きました。犯人は川ガニだったのです。なんとか石をひっくりかえして囮を救出したけれど・・・すでに体を挟まれて逝ってしまってました><。悲惨です。



囮もあと1匹しか残ってません。その残りの一匹を出すと竿いっぱいまで沖へ泳ぎ出たところでギュイーーンと掛かりました。これまた大きい。強い引き。なんとか止めてあしらって、やっと引き抜き・・・とこれが団子になってて抜く瞬間にまたもや着け糸切れ。プッツーーンです。唖然。。弾切れです。ガックリ力が抜けました。どうしようもないので竿をたたんで引き上げます。時間はまだ12時過ぎ。仕方がないから日原漁協へ囮おかわりしにいきます。
 なんか力が抜けてしまったのでそのまま誰も入っていない漁協前へ入ります。ところがここでは手前の浅チャラでも瀬肩の石周りでも全く掛かりません。ちび鮎も見えません。一歩一歩と前へ出て囮替えを狙いますが・・・ああ・・・ついに対岸まで行き着いて・・・結局瀬肩では一匹も掛かりませんでした。
「こりゃあかん。今度は囮引き回しで囮がつぶれる。。」
と瀬はあきらめて上のトロで泳がせます。・・・これも反応なし・・・それでも広い範囲をねちっこく泳がせているうちにやっとグリンと掛かってくれました。・・・と、これがやっぱり型がいい、22cm級。

    

でも、前の畳で連続ドンブリやったあとなので、仕掛けを後期のデカ鮎用にしていたので今度はトラブルなしで抜きます。ただし、H2.5のMIでは腰砕けで抜き鮎コントロールが悪くタモ受けが冷や汗ものです。さらに次鋒は囮22cmに掛かり鮎23cmですから掛けた後に抜くのに一苦労です。鮎の魚影はあんまり濃くなく時間を掛けて広範囲に泳がせて探ってやっと一匹という感じ。
「まぁなんとか囮がつながってるからいいか・・・。」
とやり続けてたらやっとポケットを発見!そこは一番最初に立ち込んだ岸際でしたw。流れの中心に立って岸際へ泳がせてここで5連チャン。・・・で、、毎度の根掛かり・・・ポイント荒らしでここもおしまい(^^ゞ。その後はさらに上へと上り深めのトロ場で2つほど拾って終了としました。
                  20cm〜24cm     12匹(900g)



2017年07月22日

匹見川               10:00〜18:00

「さて、今日は本流の日原周辺の様子でも見てみるかな〜。」
という気持ちで出発したのだが、「匹見は小さいけど数が出る。」なんて囮屋さんから情報を聞いたら、このところ貧果が続いているので、ちょっと欲が出てきまして、予定の計画を変更して匹見の町内まで走ってみました。けれどもいつも通りの遅掛け出動ですから、町内に着いたときにはもうポイントにはどこもすでに釣り人が立ってます。
「あちゃ・・・これじゃ竿を出すところがないやん。。。」
と仕方がないから、町内をあきらめ下へ下ろうと車を出していきますと…紙祖川合流点だけは空いているじゃありませんか。
「ここだけ空いていると言うことはここは掛からないんだろうな。」
と思ったけれど、せっかくここまで来たのだから
「どんな状況か竿だけ出してみるか。」
とダメもとで川におります。ところがやっぱり?目の前の瀬頭を見てみても鮎の姿が見えません。対岸側でわずかに対象とならないチビ鮎が群れているぐらいです。それでも泡中に一つぐらいは…と思ったけれど瀬肩一番の石周りから次の石裏・・・そして右筋、左筋、白泡からはては瀬尻に至るまで囮を通してみたけど、うんともすんとも反応はありません。それでもってついに立ち込んで、グイグイ竿をのばし、対岸まで渡って・・・結局この瀬では鮎の気配感じられずです。ここで「やっぱりダメやな。」と見切って場所替えすればいいのですが、一度入って囮が変わらないとなんとか一匹でも掛けて囮を交換して次へ移ろうと踏ん切り悪く考えてしまうのです。
ということで、もう一つ下の段の瀬まで足を伸ばします。こっちは降り口からだいぶ離れているし、瀬も段々瀬で探りにくいし、うまくいけば瀬頭は浅いトロになってて泳がせでも掛かってくれるところです。さて・・・確かにこっちの方が鮎の魚影は濃いのですが、見えてる鮎は全部小さすぎて群れてて掛かってくる対象じゃありません。それでもどっかに追うようなのが一匹くらいはおるやろうとあちこち囮を入れて探ります。しかし、丁寧に段々瀬に入れて一つ一つの壺まで探ったけれど反応なし。チビ群れめがけて上へ泳がせてもダメでまるっきりダメです。…結局追いが立つという11時を過ぎて昼過ぎまでやってみたけど白旗降参です。
 「はぁ〜だいぶ囮君も弱ってしまったことだし、こいつで囮が変わってくれそうなところは…」
なんて考えながら一気に匹見を下り、着いたところは豊川下の瀬の肩。ところがこちらも川へ降りてのぞいてみても、前回は結構小さいながらも鮎が遊んでいたのに皆目鮎の姿が見えません。それでも囮を泳がせて・・・・ダメです。下の浅いチャラ瀬に入れても・・・無反応。。そのうち下の本瀬にお二人入ってこられて2カ所に別れてやっておられましたが・・・このお二人もノーフィッシュで早々に竿をたたんで移動されました。
「はや〜、数掛けるどころか、またしてもボウズかいな。。。」2回りして結局囮変わらずでここもあきらめます。
 すでに時間は夕方4時です。
「あきらめて早帰りするか・・・」
とさらに下へと車を走らせ・・・と白岩トンネルの入り口で
「そういえばここは最近入ってないな・・・」
と思いつき、囮もよたよたながら、ポイントの状況だけでも見るかと車を止めて入ります。
鮎は見えないけれどなんとなくいい感じ。よたよたな囮を流れに乗せてそのまま下げて大石の頭で潜らせるとグルンと目印が回りました。
「あっ?!」
っと竿を立てますが別に何も感触ありません。
「はて?追ったみたいだったんだがな。。。」
囮を手元まで寄せてみるとなんとイカリが切れてるじゃありませんか。
「はえ〜、掛かった瞬間にイカリを飛ばされたんか。」
それで囮を控えに交換し、ハリスを一回り太くして入れ直します。
あっち、こっちと囮を入れ直しているとグイーンと竿が曲がりました。
「きた!」
で竿を上へ倒して絞ります。鮎が大きいんです。ぐっとためてやりとりしてなんとか岸際まで回して引き抜きます。
ズドンと言う感じでタモに収まったのは22cm級のどっぷり太った鮎。

  

「はぁ〜〜やっと1っぴき掛かった。」
ちょっと囮には大きくて不安でしたがこれしか元気囮はありませんから囮交換して次を狙います。大きくて元気ですから体力満点。ちょっと増水で押しが結構強い深瀬もぐいぐい泳いでくれます。広い範囲を泳がせているとギラリンと閃光が走ります。掛かったらその後でグイーンと引っ張るのです。しっかりためてついて下がってようやく岸際まで寄せてよいしょっと抜きます。やっぱり同型のこってると太った鮎。残念ながらそんなに魚影が濃いわけではありません。下手のきつい段々瀬に降りて石裏の狭いたまりを泳がせて一匹追加。また一匹。。。しかし、、一匹一匹が取り込むのに大事ですからくたびれます。しかし、これも日が落ちるごとにアタリが遠ざかり・・・こちらも帰らなくてはいけない時間になったのでやむなく竿をたたみます。
「・・・・・最初からここでやってたら・・・。」
なんておもってみたりw
川をあがって着替えていたら、地元の方が話しかけてこられました。そして・・・
「今からわしらはここに船網を入れるところや」
だそうで、、、
「はぁ〜ここももうしばらくは釣りにはならんか・・・」

    

             18cm〜24cm      6匹


2017年07月17日

高津川        14時〜18時半

九州の大会を終えて一段落と言ったところだけれど、なんか不完全燃焼な気持ちなので吹っ飛ばそうと翌日もせっせと高津詣で。
「誰も人が入ってないところってどうなの?」
みたいな感じで左鎧大魚トンネルの上に入ります。
ところが・・・はて??
鮎の気配がしない。石も曇っている。。。
「まぁね。それでもどっかに鮎が着いてるところがあるでしょう。」
みたいな楽観でまずは渇水でチャラ気味になっている瀬から始めます。どっかに鮎おるやろう・・・と手前の浅いところからだんだん沖の主線へと歩み出ますが・・・・掛からん><。全くの追いも感じられない。逆針すら外れない。。。囮が変わらない。。。
「いったいどうなってんの??」
なんとか囮を変えないと始まらないわと再度手前から、、、実に丁寧に一つ一つの石をなめるように囮を通しますが・・・・・反応はやっぱりなしです。
結局、囮が変わることなくこの瀬は断念。。。瀬肩から上へとトロ攻めに変えます。囮は変わってはいませんが、大事に扱ったのでまだまだ上へ上るほどに泳いでくれます。。。が・・・掛かりません^^;上には広く広がり続くトロに流れ緩やかな瀬が広がっているので、どんどん場所を変えて探りましたが・・・結局ノーヒットです。
「な〜んと、大水が出てない今年の高津は場所を間違えたらこんなことになるのか。」
昨日の欲求不満を解消するどころか・・・完全試合。。。ノーヒットです。
すでに日も傾いて山陰のこの場所は陽も当たらなくなっていたので敗北・・・降参。。。白旗あげて川を上がります。
帰ろうと思ったけれど、いつも誰かが入っているトンネルの下のポイントが空いてます。
「そんなに離れてないのにこっちは掛かるんやろうなぁ〜。」
で、暗くなるまでもうちょっと時間があるので竿をのばしてみます(あきらめが悪いw)
すると・・・立った瀬肩で一発で掛かってきました。
「はぁ〜〜やっぱりこっちにはおるんかいな。」
けれど、次はすぐに来るではなく、どんどん日も暮れてきたので今度はホントに竿をたたみました。
                         18cm   1匹

         

2017年07月16日

三隈川

 日田のまつお釣り具の釣り大会
 九州豪雨災害で周辺も大きな災害に見舞われ、釣り大会も中止だと思っていたけど計画通りに開催するとのこと。新聞やテレビで見ると大変な様子なので自粛して参加を見送ろうと思ったけれど、日田は観光地。次々にイベントも中止となり、観光予定の人もキャンセルが続々と出て消沈ムード。そんな現地を元気づけるという意味でも参加することが復興支援になるとの松尾さんのコメントもあり、タケさんと二人で参加した。
 朝6時。まつお釣り具さんで受付と囮購入、そして支援募金を済ませて出発です。
「さて、どこでやろうか?」
聞くところによると今年は三隈本流が調子いいと言うことだったけど、前回先釣者があり、やってみたいけど入れなかった大山川の支流へ行ってみることにした。ありがたいことに誰もいません。けど、誰もいないと言うことは鮎もいないのか?橋の上からのぞいてみると数少ないながら小さな鮎がちらほらと見えました。
「まぁ、いくつかは掛かってくれるでしょう。」
と河原に降りて竿を伸ばす。
「鮎は少ないかもしれないけど竿が入ってなく、ウブな鮎だろう。」
と真っ正面から攻めていく。ところがすこはうんともすんとも言わない。あらら・・・と次から次へと狙い場所を変えて囮を入れていきますけど、全部空振り。
「タケさんと最初の目標は囮を変えることなんて交わしてたけどこりゃほんとにこのままだと囮変わらず早々にギブアップだわ。」
という感じで意気消沈ぎみ。正面のめざといポイントは全部囮を入れ尽くしたので対岸際の小さな見落としポイントへ・・・と、ここで一匹掛かります。
「え〜、こんなところで掛かってくるの〜。」

    

ということでまともなポイントは避けて竿抜けや見逃しがちなポイントを狙いの主にして少しずつ川を下がります。支流が故に川幅も狭く、瀬の長さも短い。それでも瀬尻まで下がるまででなんとか8匹ほど掛かりました。魚影も薄いようだし、このポイントもやり尽くした感があったので、もう一度探り上がったところで一旦川を上がります。上のポイントに入ったタケさんも思わしくないようで、昼食を取りながら次の展開を相談します。
 陽も高くなって流れの緩いポイントでも追いが上がってるのではないかと大山本流へ出ることにしました。大会本部のまつお釣り具まで帰着時間までに帰ることを考えると残り時間はあと2時間。
「ここで今日は最後やなぁ。がんばっていきましょ。」
ということでタケさんは橋の上の瀬尻のトロへ。僕は橋の下手の瀬肩のトロ…ここは朝は先客が入っていたけれど、今は誰もいない…人が消えたと言うことは掛からないんでしょうが・・・それでもトロの下には瀬も広がってるし、なんとかなるでしょ。なんて考えながらトコトコと橋を渡ってポイントに向かって歩きます。ところが・・・車から見たときは誰もいなかったのにポイントに近づくと人影が・・・瀬肩に一人、瀬の中にも一人・・・
「なんとこれではやるとこないやん。」
でも、もう場所を変えるわけにも行きません。仕方がないので瀬肩に立つその釣り人の邪魔にならないほど上に上がった浅いトロ場で竿を伸ばします。残念ながらそこはポイントではなかったようでしっかり泳がせて石周りを探っても反応はありません。それでもそこしか釣るところはないのですから一つ一つの石をねちっこくなめ回すように囮を泳がせて探るとなんとか二つだけ追加することができました。しかし、すでに出せる手は尽くしてしまったので竿をたたみます。

    

釣果は込みの14匹。まぁとりあえず釣果があるので恥をかくと言うこともないかと松尾へ戻って検量を済まします。
 いつもの店下の広場ではすでに宴会が始まっています。まぁ、出発時にはわかりませんでしたが、豪雨災害の後と言うことでもこれだけ人が集まったんだなとビックリでした。そして成績発表と賞品の授与。この大会はスポンサーもたくさんついていて参加者全員になんらかの賞品が与えられます。トップ1位は43匹。なんとよく釣ったなあと思ったら2位は26匹。大きく差が開いてました。そしてそれから20匹台が続きます。九州の有名な腕達者な人もたくさん参加しているのに1日釣果が20匹台ですから豪雨増水の後、やっぱりそんなによく釣れるという状態ではなかったと言うことを表してるなと思いました。そして自分の14匹は…43位。参加者100名のうちで真ん中あたりなのでそんなに悪い成績でもなかったんだなとちょっと一安心でした。

2017年07月08日

高津川      12時〜18時

 雨後増水の引き水。梅雨に入ってからもまともな雨が降っていない、減水続きの今年ですから久しぶりにまとまった雨で増水をし、引き水の条件なら追いもいいはず…と思うところですが…雨前にしっかりと網が入って放流後の群れ鮎たちが一掃されたのか、弱い鮎たちは流されたのか…ここまで好調だった畳に入りましたが鮎は見えない石も曇り…反応も悪く全然掛かりません。

    

 最初の囮交換に2時間も掛けて、やっと囮が野鮎に変わっても後は続きません。掛かるのは本筋ではなく、脇の竿抜けみたいなところだけ。上の浅いトロから下の荒瀬までズンズン移動しての結果です。ただ、ずっと上の大トロの尻では群れ鮎の塊がギラギラやってました。…でもそいつらは掛かりませんでした。
 囮が何とかつながって、とりあえず夕方までやれたという感じでした。

          16cm〜20cm   6匹

    

2017年07月01日

高津川             14:00〜18:00

 ゆっくりしすぎて遅くなったな・・・と思いながら健康の里で囮を買っていると・・・後ろに急に車が止まって、降りてきたのはへいぼんさんです。仕事を一つ終えてから来て今着いたということでした。久しぶりに顔を合わせたので
「一緒にやりましょか。」
とお誘いをして同行します。狙い場所は二人共同じ読みの柿の木消防署前です。
 先日、けっこうまとまった雨が降って、川の水位も少しだけ上がっていて、渇水で切れてた本筋に流れが戻ってました。大好きな瀬肩のチャラですが・・・とはいえ
「2日前まで干川だったところだから鮎は着いてないよね。」
と思って素通りして分流の別れの瀬肩へ。へいぼんさんがまず入り、僕はちょっと竿2本ほど上へ。減水して浅トロになってたときは囮を上へ飛ばすと意外と簡単に掛かってくれたものですが、水位が高くなって付き場が変わったのかなかなか掛かってくれません。ようやく一匹目が来たのは1時間後の午後3時。

  

それから少しずつ上へと動きながら探ります。泳がせて、泳がせて…広い範囲を探ってようやく5つ。そうして対岸の草藪の中でボコン☆と水跳ねをあげた得体が知れないモンスターが囮鮎につっかかってきてグイーンと竿が満月。
「あっ!あっ!あっ!折れる折れる〜。」
と走って着いていったところで草藪に突っ込まれてそのままブッチーンと仕掛けを飛ばされました。たぶん巨鯉でしょう。。。脱力してへいぼんさんを探すとへいぼんさんもなかなか調子が上がらないのか。場所移動で来るとき素通りした瀬肩のチャラ瀬に立っています。
「そこは2日前まで干川だったからだめでしょう。」
と言いに行ったら…なんと!
「ここ、入れ掛かりでした。」
と竿を曲げてます。
驚き桃の木山椒の木で僕も上で竿を入れさせてもらいましたが、さすがにへいぼんさんが抜いた後に鮎は残っていませんでした。ようやく2つほど追加して時間となり終了。
へいぼんさんはなんと30匹!掛ける掛けるでトリプルスコアでした^^;でも、久しぶりに一緒に竿が出せた楽しいひとときでした♪

  

15cm〜18cm               7匹

2017年06月24日

高津川             10:00〜18:00

 午後から雨という予報で早めの出陣・・・といっても到着10時です。左鎧は良型がよく掛かると情報がとんだのか、どこも人いっぱい。そんな中でなぜか誰もいないところを見つけて始めます。
 けれども、そんなところはやっぱりすでに人が抜いた後。瀬肩に立って「いざ」とサラの囮を入れてもスカ。真ん中のいい筋・・・一匹ぐらい残ってるだろうという期待を砕いて瀬尻までノーアタック。
「これはあかん・・・。」
囮を控え選手ににタッチ交代して今度は瀬尻を下から上へ登らせたところでやっとビビンで一匹目は開始から40分後。

  

それからは囮が入れにくいところばかりに泳がせて入れてポツポツ拾います。午後から予報通りに雨が降り始め、いつまでやれるかわからないので昼抜きで続けます。鮎の方はよく掛かるというわけでもないけれどもずっとぽつぽつと掛かり続けます。

  

雨に濡れて体びしょびしょ…そこに風が吹くと服がべたり肌にひっついてつめた〜い。で、3時にいったん車へと待避します。ここまでで21匹になってました。ご飯を食べて着替えをしてカッパ着て再出動。夕方の入れ掛かりを期待しましたが、雲が厚くなり真っ暗になったら追いも止まって釣果は上がりませんでした。5時までやって結局25匹でした。

 

18cm〜21cm    25匹


2017年06月18日

高津川             13:00〜18:00

 今年は梅雨入り前の好天が続き、川は渇水状況だけれど、初期のこの時期に最高の天気で友釣りができる♪
 ということで当然のごとく連チャンで日曜日も出動。
 でもやっぱりノンビリズムで高津到着は13時。本流日原、
「誰も竿を出してなかったら釣れるやろう」
とイリョウの瀬に入ります。けれど人がいなければ鮎もいない?石が汚い、緑藻も生えてる・・・そしてリズムに乗れない。。。一発目がチビ鮎腹掛かりで囮が変わらない。

    

あちこちうろうろして探ってると今度はデカ鮎。1号ハリスが掛かった瞬間に飛ばされる。・・・でそのまま囮変わらずの2時間・・・
「こりゃいかんつぶれる〜」と焦って川を上がって場所替えです。
 残り時間も少ないので昨日掛かったところ、最後に一カ所やり残したところがあったのと昨日掛かった実績の保険があるので再度入川。行ってみたら誰も入ってない。しめしめとにたにたしながら川へ降ります。前の日にすでに抜いているのであまり期待はなかったけど、どうやらここは今の時期の黄金ポイントのようです。チャラ瀬の段々を泳がせて上らせると石の裏でギュイーンと掛かってくれました。

    

元気な囮に変わったらグイグイペースが上がって、上へ下へ沖へ手前へ、そして背後へと360度の泳がせで次々に掛けます。18時までの2時間はハイペースの時速10匹!型のいいのばかりを23匹。うほうほのホクホク。前半はダメージ。後半はホクホク。短時間だったけど大満足の1日でした。
 高津は例年通り放流時期が遅い。そして今年は放流以降大水が出てないので放流魚がそのまま放流点に固まってて、その壺を見つけたら大漁。けれど、外したらそこには鮎が一匹もいない・・・大ムラな状況です。・・・これも大水が出てない今だからこそで、一雨降ったらまた状況は変わるのでしょうね。

    

18cm〜22cm   23匹

2017年06月17日

高津川             12:00〜18:00

 歳のせいか、今年は仕事明けの土曜日は目が覚めません^^; 
 翔さんからの電話でやっと目が覚めたのが8:00です。それから身支度朝食を取って出かけるのですから柿木着が12時。瀬肩の浅トロを静かに泳がせるとありがたいことに小さいけれどすんなりと囮が変わってくれました。

  

その後同じ浅肩を泳がせて2時間で6匹。しかしやっぱり型が小さい。



 竿を置いて昼食をとります。そして翔さんと共に場所移動です。狙いの日原旧消防署前は千客万来で入るのをあきらめました。
 型のがいいと聞こえた左鎧に行ってみると空いてるところがありました。入ってみると確かに型のいいのが掛かります。17cm級。   

けれどトラブル連続でリズムに乗れず掛けても数が増えないで悩みます。ようやくリズムに乗ったのは山の端に陽が落ちかけた17時を過ぎてからです。今日はとってもお天気がいい。鮎は掛かるし空は明るいしで時間がわかりません。あっ!と腕時計を見ると18:30になってたので竿をたたみました。
 夕方のラッシュでなんとか15匹になりました。確かに左鎧は型がいい。塩焼きサイズが揃いました♪



12cm〜21cm   15匹

2017年06月11日

高津川             11時〜17時

 昨日は調子よければ車中泊・・・と思っていたけど、つらい釣りとなり、おまけに雨予報も出てたので帰宅しました。けれど、朝起きて雨は降りそうもなかったので再出動です。
 出発が遅かったので、少しでも近場でと柿木に入ります。道の駅前はもう5人も人が入られておられたので、上へ・・・行ってみてビックリ。いつもの本筋が渇水のため流れが切れてて干川の岩場になってしまっています。仕方がないのでタンタンと歩いて水のあるところまで上ってみると・・・うわ〜チビ鮎がうじゃうじゃといます。ただ、小さすぎてまだまだ釣りの対象とはいえません。
 分流への流れ口。チャラの瀬肩からそっと囮を泳がせて入れると石の頭まで行ったところでグルリンパ。早速掛かってくれました。

    

型は小さく握り込めるぐらい。でも元気な野鮎が手に入ったので早速囮を交換してそのまま泳がせて沖に出す。足場を変えられない狭いポイントですが、追いはよく、飛びついてきてポンポンポンと掛かります。けれど、瀬肩の上のトロは群れ鮎ばかりで石にはついてなく、一番鮎を抜ききったところでその場所はおしまい。
「さて・・・どうしようか。」
と思いましたがそのまま細い分流へ入って下がってみます。
 するとこちらは細い流れなので竿抜けだったのでしょうか、くるぶしほどの浅い水深の早瀬でビンビンと元気よく掛かります。ただ、居着きの一番鮎を抜いたらぱたりと止まります。そこで、止まったら下へ、止まったら下へと下がりながら釣ります。川幅は横に竿が持てないほども狭いのでポイントとなる筋も細い。構えを縦にして下竿で筋に入れます。掛かる鮎が小さいのでこのやり方でも平気に抜けるのです。この調子でどんどんと下へ下がったらアタリが止まりました。下手は本流に続くところ。たぶん他の釣り人が竿を入れてやった後なのでしょう。
 けど、これまでどこでも鮎が瀬で掛からない。チャラとトロしか釣りにならない釣りを続けていて、
「今年の鮎は瀬に入れないのか?」
と思いかけてたけど、そうではなく瀬はすでに抜かれてて鮎が着いていないだけとわかりました。
 結局分流を渡り歩いて24匹。ただ・・・型は12cm〜17cmとチビ鮎中心でした。

    

12cm〜17cm    24匹

2017年06月10日

高津川        9:00〜17:00

 タケさんから連絡が入り、一緒に♪ということでこのところ好調が聞かれる柿木で待ち合わせ。そしてトキさんも合流して
「さぁ、やるか。」
ですが、それまで先に入ってる人の釣りを見てても一つも掛かってない…石の色も濁ってるし・・・これ、ほんとに掛かるの?もうすでに抜かれ後かな・・・・なんていいながら。でも、せっかくの目的地だし、やる気は立っていたのでとりあえず入ります。
 誰も入ってない瀬肩にタケさん。その上のトロにトキさん。そして僕はタケさんの入った瀬肩の一段下へ入ります。しかし・・・・一番見通しが明るいはずのタケさんの竿が曲がりません。こっちも全くの無反応。。。岸際の浅チャラに幾分は鮎が見えたけれど・・・小さくて友釣りの対象ではありません。沈黙のまま時間は過ぎていく・・・・・。好ポイントに立ちながら全くの音沙汰無しだったタケさんがしびれを切らして場所替えと川を上がります。その時点で鮎を掛けたのはトキさんだけ。これはトロで一つだけ。元気のいい野鮎に囮が変わったトキさんはそのまま瀬へと下がってきます。僕の方は・・・実は囮が悪い・・・買いに寄った囮屋の水槽には売れ残りの小さい鮎が5匹ほどしか入ってなく、仕方がないからそのうちでも元気なのを2匹もらったのだけどこれが小さい上におなかぺちゃんこやせてまして、
「まぁ、これでも一発目で泳がせて掛かってくれればなんとかなるやろう。」
と踏んでたのですが、、、この状況、掛からないのでは持久戦は無理無理です。仕方がないので流れの弱く浅い岸際のチャラでやってましたがらちがあかない。お昼までそれでもねばったけれど、白旗です。
「囮を買い直して出直します。」
とトキさんに言って川を上がります。が・・・・ここでビックリ、あんだけ薄かった鮎の魚影がビックリするほど。わき出てきたと言うくらいに小さいですが鮎が見えます。
「わ〜!これか!こいつらの追いが立って昼から掛かり出すんか。」
とわかっても囮が横向いてるのじゃ話になりません。見切って車移動です。
 ぐっと川を下がって本所で囮を購入。ちょっと翔さんに電話してみたら、先日やった豊川へ入ってるということでしたのでそっちに合流します。けれど、やっぱり翔さんも例の鏡の浅トロでないと掛からないと言うことでした。それでそこは翔さんが攻めているので僕はもう一度下へ下がって本瀬に入ってみます。。。。が・・・やっぱり掛かりませんし、鮎も見えません。まだボウズ、養殖の囮も変わってない。。。
「こりゃ今日は沈没したかな。。。」
そのままどんどん下がってこの瀬のメインポイントまで行く気がしなくなりました。
「どうしよっかな〜。」
時間はもう2時を過ぎています。
「ほかの場所に変わろうか・・・」
と思ったけれど、そのまま上へ歩いて淵の一段上の細い2本瀬まで歩いて行ってみることにしました。ひょっとしたら竿抜けになってるかもと思ったのです。
 エッチラオッチラ歩いて淵を越え、やっと瀬尻の落ちへ到着です。そうして流れの中へ囮を入れると・・・なんと一発でガツーンです。

    

「あら?!流れの中で追ってきたわ。」
こんなに瀬の中で気持ちよく掛かったのは今年初めてでした。早速囮を交換し、次なる狙い場へ。これも気持ちよくヒット。
「この調子だと瀬肩まで入れ掛かりかぁ〜?」
なんて甘い夢を一瞬見ましたが、そうは簡単にはいきませんでした。掛かるのはこの瀬落ち前の一段だけで、しかも竿抜けのウブな奴だけだったようで、アタリは強かったけど魚影は薄く、ポンポンと掛かってその後はシーンです。川幅狭く対岸に穂先が届くこの流れ、上へ上りながらやってみますけど上に上れば上るほど魚信は遠のいて、ひょっとしたらたくさん残ってるか?と思った瀬肩のトロ場には友釣り対象にならないほどのチビ鮎が少しだけ群れ移動してるだけでした。再度段々瀬を下っていってそのまま翔さんの元へ戻りました。数にはなりませんでしたが、ボの字を免れてよかったという一日でした。そして、やっぱり竿抜けなら瀬でも掛かるんだ逆に瀬で掛からない場所は初々しい解禁鮎が抜かれた後のポイントなんだと言うことを確認できました。・・・・・柿木組に電話してみたらやはり午後から追いが立って、トキさんは午後から25匹掛けたと言うことでした。

14cm〜16cm     7匹


2017年06月04日

高津川        14:00〜18:00

 翌日曜日、
「やっぱりホームの高津川の今年の様子も見ておかないとね。」
っということで、午後から高津へ向かいます。
 昨年、あれだけ不人気となった高津ですからどこでも空いてるだろうと余裕のゆっくり釣行。ところが…それなりに自分が入ろうと思っていたポイントにはぽつりぽつりと人が入っています。
「あら、ここも…え?ここも?」
と日原からだんだん本流を下って…ついでに本所によって囮を購入し、匹見へと回ります。しかし、匹見もやっぱり一ポイント一人ではありますが人が入っています。
「…掛かるんかなぁ。。。」
徐々に上って、ようやく豊川まで来て人がいないところを見つけました。
「まぁ、人がいないということは鮎がいないか、もうすでに抜いた後かで掛からないんだろうな。」
と思いつつの入川です。
 昨年同様にまずは、一番上の浅チャラの瀬肩から…そっと泳がせて一番石の頭へ近づけるとギランと光って掛かってくれました。掛かった鮎はそんなに大きくありません。
「おや?幸先いいじゃん。」

    

元気のいい囮が手に入ったので、そのまま野鮎の囮に変えて瀬肩の浅トロを泳がせてみます。するとポッツンポッツンと掛かります。でも魚影は薄い…だんだん型は小さくなります。それでも早いうちに5つほど確保できたので、本命のチャラ瀬の中へ挑みます。匹見もほかの河川同様に雨降らずで減水渇水。普段でもチャラな瀬がチャラチャラです。この浅さなら瀬でも泳がせて上らせることができます。ところが…なんともこの瀬に鮎がいません?ちょっぴり掘り込んで深い筋、流れの走る早い筋、でんと座る大石周り…と次々にポイントを変えて攻めていきますが全くの空振り。大石裏のたまりに入れて止めて置いたらチビ鮎(囮に使えないほどの)がビビビン。走り回る群れ鮎が針にからんだのでしょう。そういうのが2つほどきただけで後は全然反応なしです。さら〜っとこのチャラ全体をさらってしまいました。下手に流れる分流脇も瀬落ちの白泡も・・・ダメダメです。
「ここは天然場だもの、今年もやっぱり鮎は少ないか。」
川の中をのぞいても歩いてみても鮎の数は少ないです。
 「この瀬はダメか。さて、、、ついでに本瀬も様子を見ておこうか。。」
とそのまま下がってメインのポイントに…ところがやっぱり?石はキンキン光っているのに鮎は見えない掛からない。だんだんさがって次々にポイントを変えて探りますが全然反応なしです。下がれども下がれども…状況は変わりません。もっと下手の分流との合流から下がここのメインですが、そこまで下がる気もなくなってしまいました。ということでUターンです。あれでも一番チャラ瀬の瀬肩の浅トロは掛かってきたのでそこに戻ってねちっこくやることにします。
 どうせですから対岸へ渡り、さっきはまだ攻めていなかった対岸側からやってみます。
「竿抜けで鮎が残っているだろう。。。」
ところがなぜかこっちからでは掛かりません。
「おっかしいなぁ、こっち側の方が石の色は濃いのになぁ。。」
という思いがあるのでねちっこくねばりましたが釣果は上がりません。仕方がないからもう一度瀬を切って最初の立ち位置に戻ります。
 どうも掛かるのはこの位置だけのようです。もう一度足下のチャラ肩から囮を入れてゆっくり泳がせると…掛かりました。足場は変えずに対岸へ、下へ、上へ飛ばしてと届く範囲を広く泳がせて探ると適当にグルリングルリンと掛かってくれました。

    

「ここもやっぱり瀬はだめで流れのないとこが○なんか・・・。」
今年はやっぱりこんな傾向のようですね。
 結局入れ掛かりタイムもなくぽっちらぽっちらが続いていい時間になったので竿を納めました。

          12cm〜17cm        17匹


2017年06月03日

錦川      10:00〜16:00

 さあ、始動です。
 今年はトーナメントの日程がこちら河川の解禁日前に全部終了したので、久しぶりに解禁から楽しむ釣りができます。3日といえばまだ解禁から2日しかたっていないので解禁フィーバーを味わえるかな?
 朝一電話が掛かってきたのは翔さんからで、例年解禁直後はいつも好調の錦川玖北、解禁日に好釣りができたという情報のあった河山です。始動と言ってもエンジョイで出かけるときはいつも遅動なんですよね。釣り場到着は9時半。川へ降りて翔さんに状況を聞くと情報とは打って変わって鮎がいない、掛からない・・・。そうです。解禁直後に抜かれ、うぶ鮎はすっかり掃除された後でした。まぁ、それでもここは結構広いポイントですから、探る場所はまだあると言うことで、近くの散髪屋さんで日券を購入。ここ、玖北は一昨年にぐっと入漁券があがって日券でも3000円もするんですよね。年券は9000円。幼い頃から親しんできた玖北なのでこれまではあまり入川することがなくても年券を購入してきたのですが、9000円となるとそうもいきません。今年もそんなに入ることはないだろうから考えたけれど日券にしておきました。
 釣り支度を整えて河原へ降りると翔さん一人だった上の瀬にもうお一人増えてました。それで、この瀬に入るのは遠慮して一つ下の瀬へ降ります。ここも先客さんがおられたのですが、その方はもう一段下の早瀬でピョンピョン掛けておられる最中だったのでこの瀬肩はやり後でそんなに邪魔にはならんでしょうと瀬肩だけと言うつもりで竿を延ばします。「どうせ芯はやり後と岸際ギリギリの浅いところへ囮を滑り込ませて探ります。するとあまりかからないうちにギュルンと一匹掛かってきました。ちょっとサイズは小さいけれど、解禁直後ですからこんなもんでしょう

    

…で囮交換して同じ様な岸際ギリギリを攻めます。ポツンポツンと小さな鮎が掛かり、囮も確保できたと言うことでちょっと芯に入れてみましたがやっぱりですね、すでに抜かれた後で反応はありません。そのうち下の早瀬で掛けておられた先客さんが上がってこられました。「こんにちは。」と挨拶を交わし、状況をうかがいます。「僕はちょっと上をやってみます。その瀬肩の対岸のトロへ泳がせて上らせたらいい型の鮎がビュンと飛んできたからおもしろいかもですよ。」とアドバイスしてくれました。
 先客さんが上へ上って行かれた後、アドバイスいただいた通りに鮎を対岸へ泳がせて上らせると、まっことビュンと目印が飛びました。ウッヒョ!とテンションが上がります。銀鱗会のお方、釣れるところまで教えてくださってポイントを譲ってくださるやさしい方でした♪5連チャンと一時おもしろい釣りをして、アタリが一旦止まったのでその瀬を一段降りて下の瀬との間で鮎がたまりそうなトロを見つけて囮を泳がせて入れますと…これまた正解でビュンビュン目印が飛びました。どうやら雨降らず減水の解禁直後の今の状況は瀬よりトロのようです。小さな流れたまりですが竿抜けだったようで一時入れ掛かりが続きました。ここでお昼です。2時間ほどで17匹はできすぎですね。

    

 余裕が出まして翔さんとゆっくりお話ししながらのお弁当。そして午後は解禁日は掛かったと聞こえたけれど今日は全然ダメの一段目の瀬、午後になって鮎が動き出したからなんとかなるのではないかと考えて入ります。しかし・・・・やっぱり・・・掛からないものは掛からないんです。浅い筋も深い筋も・・・手前の岸際も対岸の岸際も・・・・・沈黙です。「いったいどこで掛かるねん?」どこか掛かるところがあるんではないかと隅々まで囮を通しましたが空振りです。ついに見切って瀬肩の上のトロへ上がります。ここでゆっくりと泳がせて狙いますが、ここにおる鮎は見えるけれど小さい・・・・そしてやっと掛かっても小さい・・・場所にこだわってしつこくねばったせいでなんと午後からはたったの3匹。。。初日と言うこともあり、宇部の家まで帰らないといけないので早い時間にもう竿を納めました。



    12cm〜16cm  20匹

2017年05月28日

シマノジャパンカップ
 参加しやすいと言えば参加しやすいですが、連日開催、しかも全く同じ場所でというのはいかがなものでしょうか。。。一つだけ違うのはシマノジャパンカップはエリア変更はなく、大山川もいつも通り沈下橋までということです。まぁ釣果が上がる見込みのない自分にはあまり関係ないことですが(笑)
 とにかく自分は試し釣りとい言い昨日のマスターズの様子からもせいぜい3匹の釣果しか見込めないのです。今年も例年通り釣れるところは最下流部の金波荘前だけです。いいくじを引いてセーノで遠いそこまで駈けて行った人が好成績を収めるのはわかってますがくじ運悪く、長距離を走りきる体力もない自分はそれには参加できません。
 引いたくじは46番。遠回りの陸路を歩いて試し釣りで入った遠くて鮎は薄くて選手があまり入らない・・・けれど何匹かは掛かってくれるお気に入りの場所までスタコラ歩きます。昨日バンバン掛かった大山へはやはり次々と選手が降りていきます。すでに竿間隔。それを横目に通り過ぎて・・・・着いたら予想通り誰もいませんでした♪
 狙いの本命は下に続く荒瀬の肩ですがまずは足下の緩いところから・・・・・空振りです。ついでに上がって上の荒瀬の瀬尻を・・・こちらも空振り。それではと狙いの本命に囮を入れて・・・・掛かりません。
「ん〜これはやばいかも。。。」
一つずつ沖の石へと鮎を渡らせて・・・グリグリグリンときましたきました。下の荒瀬に吸い込まれないように肩でためて抜く。ちょうど抜きごろ囮サイズの鮎が手に入りました。しめしめと囮を野鮎に変えて続けて攻めるけど簡単に次が掛かってくれるわけではありません。囮の元気がいいうちにと少しゆるめの瀬を泳がせて探りますが・・・・はぁ〜掛かるのはウグイに白ハヤ。。
「こりゃせっかくの元気囮が弱ってしまう。」
と足場を変えて再び狙いの瀬肩を探ります。すると浮き石の底に潜って
「こりゃ根がかる。いかん!」
と思ったときにグルグルグルで掛かりました。うまく石を回り込ませて石裏に落とすことができて抜きます。とりあえず2つめ。でも、やっぱり読んだ通り、それ以上は出てくれません。上の荒瀬と下の荒瀬の間にできたこの棚を下から上、手前から沖・・・対岸へと全域通します。ぼちぼち水温も上がったから荒瀬でも掛かってくれるのではないかと思い切って入れてみますがダメです。
「なんとかもう一匹ぐらい掛かってくれへんもんかな…。」
と再度瀬肩の石周りに戻りちょっと冒険で一番石の下に滑り込ませたらグリン!と掛かってくれました。
「やったね!3匹。」
けれど、このときはもう帰路の時間を考えると残り時間わずかになってました。ダイワのマスターズは一応終了時刻も決まっており、ホーンが鳴るまでやれるのですが、ジャパンカップは往路復路の時間も試合時間に入っているので戻る時間を考えて、遠いポイントまで行った人は検量場所まで戻る時間だけ早く竿を納めて戻らないといけません。遠くまで歩かないといけないし、戻るために早く竿を納めないといけないしで遠くまで行った人は不利ですね。
「残り時間で後一匹!掛かれ〜〜!」
と焦って気負ったら釣りが雑になるんですよね。根掛かりさせてしまいました。。芯まで進んで、、ありがたいことにはずすことができました。そこで見切って竿をたたみます。込み5匹。
「昨日の様子から考えてもこれじゃダメだね。けどまぁ自分にとっては思った通りの釣果はあげられたんだからこんなとこやろうね。」
ということでトコトコとひたすら歩いて本部検量所まで歩きます。途中川を上がってこられた女性選手に話しかけていただき、いつも黙々と歩く釣果共に淋しい帰路が楽に歩くことができました。彼女は見た目変化の少ないトロトロな流れでやっておられたのに泳がせて3っつ掛けたと言うことで
「へえ〜あそこで3っつ掛けるとはたいしたものだな。」
と感心させられました。
 検量を終えて車に戻りへいぼんさんと振り返り談義。4時間運転で家まで帰ることを考えると今日は決勝戦は見ないで帰ることを選択しました。そこで念のため本部に成績発表を見に行くとあれれ大変。名前を呼ばれています。急ぎ行くとこの日は昨日散々抜かれた大山が掛からなくなっていてボーダーが5、つまり引っかかっていたのです。同じ5匹の釣果の選手でジャンケン、一人抜けで決勝進出と言うことでした。まぁジャンケンはすこぶる弱い自分ですから当然のごとく負けまして予選敗退となりました。
 早々にへいぼんさんに
「高津でまた会いましょう。」
と別れを告げて会場を後にしました。今季はこれで自分の試合予定は終了です。
「さぁ、来週からは楽しむ釣りをするぞ〜♪」

2017年05月27日

ダイワ鮎マスターズ九州大会

 今年はこの土曜日、そして翌日曜日はジャパンカップと2日連続の大会となった。
試し釣りから勝算無しと最初から弱気での参加だが、まぁ自分も年を取って体力的にも大会参加も楽しみの一つと割り切っての参加ですから、気負いはありません。会場ではへいぼんさんと弟さんとも顔を合わし、久しぶりの鮎談義。メンバーのいいちこさんがお亡くなりになってから、オフ会も忘年会もストップしているところでしたが「また、みんなで集まって飲みたいですね。」とうれしい声を聞かせてもらうことができました。
 さて、大会の方はこの会場の合流点付近の釣果が芳しくないということで急遽エリア変更がなされました。Aエリア(上流エリア)の大山川側が上へ延ばされ、一つ上の橋までがエリアとなったのです。大山川側の漁協前付近は解禁からずっとそこだけ鮎の密度も濃く、良く掛かってるようでしたからそこに入った人だけは釣果が見込まれるでしょう。なんせこの九州大会の会場は広いエリアでありながら掛かるところがほんと狭い範囲に限られていて、クジ運良くそこのポイントに入れた人がいつも予選を抜けられるという感じなのですから。
 そして私のクジはA-36。囮配布順の後方。当然のように出発順の早い人はみんな大山へ向けて駈けていきます。くじ運も悪く、走る体力もない自分はもう最初から大山はあきらめるしかありませんでした。ということで向かった場所は試し釣りで竿も出してないけれど例年少しは鮎が掛かる玖珠川側のグランド前です。この瀬肩なら少しは掛かるだろうと瀬肩に向かって歩みを進めましたが、思いが一緒の人は結構いました。後から来た人に最後に抜かれて狙いのポイントに立たれてしまいます。じゃあ対岸の・・・対岸もすでに人が・・・・あっへいぼんさんでした。へいぼんさんもくじ運悪く自分よりさらに遅い出発順でしたから大山はあきらめてこちらにきたようです。ということで自分は対岸の分流の瀬肩に立ちます。
 「ひょっとしたらこっちは竿抜けで鮎が着いてるかも?」
なんて甘えた考えはあっさりとつぶれました。静かにそっと囮を放し、泳がせて…はたまた下へ入れて一つ一つの瀬肩の頭出し石をなめるように探っても…全く反応はありませんでした。次の石、そして次の石とトントン探り変えて行くとビビビンと反応があったのでそこでねばるとビリビリビリとやっと掛かりました。
「ふ〜やっと掛かってくれたか。」
小さいので簡単に抜いてタモへ・・・・とこれが白銀の白ハヤでした。
「こんなのが掛かったら囮まで弱ってしまうでしょ。」
とガクン肩落ちそしてその後もう2匹も白銀の魚体が空を舞います。
「・・・・囮が変わらない。。。。この場所・・・ここはダメだこりゃ。」
と判断しても場所替えできるスペースはありません。周りのほかの選手も掛かってないようなので、しびれをきらしてポイントを変えるでしょうとその時を待ちます。
 残り時間も半分となって、やっぱり選手が動き出しました。しめしめ・・・ときつい瀬の中段にいた人がいなくなったのでそこへ場所を移動します。そして手前から探っていきますけどやっぱり掛かりません。どんどん前に進んできつい芯の中へもいれてみたけどダメです。
 このままきついところへ囮を入れていたら囮つぶれでギブアップになると判断。今度はこれまた掛からずに移動したへいぼんさんのポイントへいかせてもらいます。こちらもさんざんへいぼんさんが泳がせて攻めてダメだったところです。そう易々とは掛かってはくれません。探りながらだんだんと前へ・・・沖へと歩み出て行ったときにガチン!万事休す根掛かりさせちゃいました。これが石の間に挟まった草の枝に針が掛かってしまっててどうにもはずれません。仕方なく外しに入っていきます。これでポイントも荒れてしまった。。
 ちょうどその頃、最初に狙いを付けてた本線側の瀬肩が空いたので根掛かり外しで入ったところからそこへ向けて囮を放します。一番の頭出し石の周りを泳がせるとちょっぷり反応あり?で、ねばってお尻を振らせているとギュギュンで今度は本当に本命が掛かりました。下の瀬に滑り込まれないようにと竿でためて抜きましてドスンと収まります。
「ひゃ〜!やっと囮が変わった。」
時計を見ると9時半。残り時間はあと30分です。
「調子よく掛かってくれたらあと3っ4っはなんとかなるかも。。」
と勇みますがそんなにうまいことはいきませんよね。同じ瀬肩でもう一匹追加できたけど、その後は止まってしまいました。
「なんとかもう一つ。」
ときばってみましたがそのままタイムアップです。成績は込み4。
 検量を済まし、他の人の成績を見てビックリ。なんとボーダーは込み8です。
「そんなに釣れるの???」
周りの人もほとんど掛けてなかったので信じられないスコアでした。検量終了で聞いてみたら抜けた人はほとんどが大山に行った人でした。
「後一匹どころか・・・こりゃ全然かなわんわ。。」
と惨敗に終わりました。

2017年05月21日

三隈川                          9:00〜12:00

 さて、明けて翌日の日曜日。
「今日はがんばってあちこちポイントを見て回るぞ〜!」
と気合いを入れて会場の合流点に言ってみると…
「あれれ、何があったの?」
川のポイントといったポイントにはすでにたくさんの釣り人が竿を伸ばしています。竿間隔…
「まるでトーナメントやなぁ…。あっ!」
そこで思い出しました。最近は解禁日の次の日曜日にはがまかつが大会を開くのでした。
「ああ…これでは下見釣りができない。。。無理に割り込んでも試合の邪魔をすることにもなるし…。」
もちろん入りたかった玖珠川グランド前も大山川漁協前も金波荘前も竿間隔で人が立ち並んでいます。
「まいったなぁ…。」
下見釣りができないとなったら目的が果たせません。一回り会場を車で回って、人が入ってないポイントを見つけました。
「しょうがない、ここででも竿を出してみるか。。」
自分としては試合でも竿を出そうという場所ではないけれど、まんがよく鮎が掛かればこれはこれでよしですからとりあえず竿を伸ばしてみます。しかし、案の定鮎の反応はありません。次々と岩を渡って囮を入れて回ります。するとそのうちなんとか一匹掛かりました。でも、、、たまたまいた居付きのようです。次が続くでもありません。さらに広く探り回ってもう一つ追加。これだけ薄ければやはり試合でここに入るわけにはいきません。

  

「ほかの場所に行ってみたいが…。」
がまかつの試合が終わるようでもなく、まだ釣り人の様子は変わりません。どうやら昼前までこの調子が続くようです。
「…仕方ないな。。あきらめるとするか…。」
ということで早めではありますがお昼に竿を閉じました。
「まぁ、今年の初釣りはボウズに終わらないでよかったってところだね。」
 川を上がろうとすると…
「あれれ?なんか正面に見えるのはどこかで見たことのあるような…」
向こうの人も気がついたようで何となくこちらを見ています。そして段々近づくと、確信に変わりました。へいぼんさんです。ほんとたまたまですがへいぼんさんも弟さんと共に下見に来ていたらしく、お昼となって弟さんとの待ち合わせ場所へ向かうところだったようです。
「お久しぶり!」
と挨拶を交わしました。でもへいぼんさんは弟さんとの待ち合わせ時間がきてるということで早々に川を渡って行かれました。来週のトーナメントでの再会を確認して…。



18cm、15cm   2匹

2017年05月20日

三隈川                    15:00〜18:00        

 今年は数年に一度の日田鮎解禁と週末が重なる年。早くから釣り仲間たちに連絡を取って、
「みんなで繰り出して解禁祭りと行きましょうか。」
と盛り上がったのですが、あいにく仲間たちが全員行事等の用事が重なってダメになって結局自分一人で行くことになった。自分一人で行くのなら例年通りのトーナメント下見。釣れなくてもいい解禁釣行です。
 日田にはいつも通りお昼すぎに到着。一通り会場を見て回ります。昨年も結構掛かっていた漁協前の大山川沈下橋付近だけが掛かるのか人が並んでいます。

  

 夕方、大山・玖珠合流点より少し下流の人のいないところで竿をのばす。



状況はどうか?解禁初日で竿が入ってないことから「ひょっとしたらウブい鮎がガンガン掛かるかも?」なんてちょっとした期待もしたがあっという間に消えてしまった。竿が入ってなくても鮎は薄い。全然掛かりません。段の下の瀬の瀬肩から始めて囮変わらずでだんだん上へと動いていき、上の瀬の尻でやっと今年の初鮎を拝むことができました。

  

囮が変わっても状況は変わらず。そのままあちこち動き回ってやっと芯でもう一匹。「まぁ、解禁日にボウズじゃなくってよかったってところか。。」



17cm  2匹




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