2003年 釣行記

2003年01月13日

野波瀬釣りデッキ   12:00〜17:00
                             0匹
2番筏から ねらった。
いつもの ようには 餌取りが いない。
時には 付け餌が そのまま上がってきたりもした。
それでも、かえってチヌが喰うチャンスができるかと思い、
ダンゴを入れ続けたが、
最後まで チヌのアタリが出ることはなかった。

2003年01月18日

野波瀬釣りデッキ   12:00〜17:00
                       ヘダイ 5匹
風が結構あり 筏があっちこっちに 移動した。
しかし、潮の流れもほどほどにあり
悪い条件ではなかった。
餌はたびたび取られは したが、
小鯛ばかりだった。
途中14;00〜15:30まで 付け餌が 残り
チヌが寄ってきているかとも思ったが
アタリは出なかった。
16:00から夕方の地合と期待したが
そのころから また 小鯛が 活発に
餌を取り出した。
チヌらしいアタリはやっぱり出なかった。

2003年02月01日

野波瀬釣りデッキ   12:00〜17:00
                       ヘダイ 1匹
筏へ渡る船の中で、先週の日曜日には小型ではあるが、3匹ほどチヌがあがった。」という船頭の情報を聞いた。ひっさしぶりのチヌの釣果情報に気分が盛り上がる。
潮の流れもほどほどにあり、悪い条件ではなかった。
餌をつつくのはふぐやアジだろうか。。。針には魚は掛からなかった。
けれどダンゴを入れ続けていると15時ごろから雰囲気が変わってきた。
久しぶりに釣れる気配!「よしっ!」と気合いを入れたのだが、
なんとも。。。
急に北東の風が強風となり、突風も混じってすごい勢いになった。
僕は北向きに座を取っていたので、ポイントにはまったく竿が出せなくなってしまった。
悔しい。。。。風が弱くなってくれれば。。。と時間まで筏に残ってはみたが、風が収まることはなく、再度ポイントに餌を入れることができなかった。
この日は他の筏ではあったが南を向いて竿を出した人が、短時間の地合で30cm〜42cmを5枚あげていた。

2003年02月08日

野波瀬釣りデッキ   12:00〜17:00
                       ヘダイ 3匹
今冬は、おかしなものでこの時期になってもまだヘダイが上がります。いつもなら水温の低下と共に姿を見せなくなるのですが・・・。水温の低下でチヌの食い気が少ないのにチヌが喰うまでにヘダイが餌を取ってしまうのでしょうか?釣果があがりません。この日も15時頃からいい感じになってはきたのですが、結局チヌは姿を見せませんでした。


2003年02月15日

野波瀬釣りデッキ   11:00〜17:00
                             0匹
1番筏に上がった。このところなんとかチヌが顔を見せている2番筏が修理のために撤去されてしまっていたからだ。風も結構あり、ポイントに餌を沈めるのが難しい。けれどもしつこく撒き餌を入れながらねばったら、当たりが出ました。時間は16:30。残念ながら食いが浅くあわせにのりませんでした。けれどまだチャンスはありそうでした。けれども風にじゃまをされて残念ながら迎えの船が来るまで今一度あたりを見ることはできませんでした。

2003年02月23日

野波瀬釣りデッキ   12:00〜17:00
               チヌ 31cm         1匹
先週と同じポイント。今回は前ほど風が強くなく、釣りやすかった。少しでも可能性を高めるために潮目を読んで釣り座を決めようとするが、ちょうど潮止まりで、潮目が読めない。仕方なく勘でポイントを決めたが、その後潮目が走り出すと、少し筋が違っていた。今シーズンのチャレンジは今日が最後!できたらチヌの顔をおがみたいなと長竿フカセ釣りでチャレンジする。活性は低くつけ餌は戻ってくる。時折かじられてくるが、鯛類の食い方ではない。けれど潮を読みながら撒き餌を続けていると時々つけ餌がスパッと切られるようになった。ヘダイかもしれないが、期待がわく。15:00ついに浮きがスパッと入った。糸ふけを取って合わすとガツンである。そんなに大型の手応えではない。けれど久しぶりにクンクンと首を振る引きだ。あがってきたのは小さいながらもチヌだった。その後ももう少し続くかと思ったが、ときおりつつくような当たりはあったが、食い込むことはなかった。この日は団体筏でも同型のチヌが1匹釣れていた。家に帰ってこのチヌのおなかを開けてみたが、胃の中には少量の撒き餌が入っていただけだった。食い気は低いようだ。どうもいつもと違って大型はこれから?という感じもしたが、海はこの日で竿を置いた。最後に小さいながらもチヌの顔を拝めたので満足した。

2003年10月19日

 三隅町 小島 道路横     14:00〜17:30
              チヌ 22cm〜25cm    6匹
せっかくの週末なのに風邪を引いてしまって釣りになかなか出られない。前日1日眠っていたのだがまだよくならず、けれどどうしても竿を出したくて釣れないとはわかっていても野波瀬の筏に14:00出船の船で渡ろうと家を出た。
しかし行楽日和の昼。車が大変混んでいていつもよりかなり所要時間がかかってしまい出船に10分間に合わなかった。。。(T^T)残念。帰ろうかと力を落としたが、せっかくここまで走ってきたのだから・・・と思い小島の筏を見に行った。やはり昨年同様、小島では釣り筏の営業はもうしていなかった。それで道路横の岸壁から竿を出す雰囲気だけでもと釣り座を取った。
メイタちゃんが遊んでくれた。
手のひらサイズだけれどポツリポツリと飽きない程度に釣ることができた。

2003年10月27日

野波瀬釣りデッキ   11:00〜17:00
               チヌ          0匹
ボラ45cm2匹 カワハギ25cm1匹

平日に釣行できる機会を得た。「こんな機会はめったにない。」と意気込んでいながらやはりいつものように早起きができなかった(汗;)。今シーズン初めてなので様子も見たいと起床早々に家を出る。しかし筏到着はなんとか11時である。それでも「平日なのでイイポイントに・・・」と期待して船に乗り、筏へ向かう。ところが・・・なんと20人近く筏にあがっている。そして「あそこに・・・」と考えていたポイントにはみんな人が入っていた。仕方なく先客のじゃまにならない2番の西向き真ん中に釣り座を決めた。餌はオキアミ。風邪も弱く釣りやすかったが昼からは急に風が出て、筏が動くようになった。2番の筏はよく動くので突風に弱いポイントだ。昨シーズンから調子がいい2番の港向きには浮き釣りの人と短竿の人2人が入っていた。浮き釣りの人に様子を聞くと「全然釣れない」とぼやいていた。「ここは午後からだから・・・」と私が言ったのだが「ダメダメ」とややくさりぎみ。けれどこの人はその後12:30を過ぎた頃から2枚・3枚と釣り上げていた。けれど14時には上がってしまわれた。(これからが釣れるのに・・・)と思う。
短竿の人もいい型のカワハギやマダイ・マアジをあげていた。そして13:00〜ポツリポツリと25cm級のチヌもあげていた。16時には帰っていかれたのだが、ビクの中身はズッシリ!おいしい魚をたんまりと持って帰っていた。この日のあたりポイントは1番の島向きであった。12時ごろから釣れ始め帰られる16時までほぼ入れ食い状態。型も30〜50cmとよかった。10枚は越えていただろう。さて、私は・・・・カワハギにたかられてダンゴが割れたら付け餌がもたない。アタリもないままに餌がなくなる状態がずっと続いた。16時になってようやくダンゴをつつくアタリが出たがこれが大きいボラ。オキアミだと喰ってしまって竿が舞い込む。強烈な魚の引きは味わえたが型見ずに終わってしまった。

2003年11月01日

野波瀬釣りデッキ   11:30〜17:00
               チヌ 22cm〜28cm     4匹
               他、ボラ2匹小アジ4匹

先週、今シーズンの初釣行で釣り上げられるチヌの姿を見て、「釣れる」とわかったので今回は意気込んで釣行。
けれど到着はやはり11時過ぎ。。。エンジンの掛かるのが例によって遅い。
先週よく釣れていた1番にはやはりチヌ狙いの人がポイントに席を取っていた。遅い筏あがりの僕は人がいるところを見てなんとか入れそうなところで一番チヌが釣れそうなところをいつも釣り座に決める。今回は2番の港向きが空いていたので2番筏に船をつけてもらう。けれど筏に上がってみると思った以上に東風が強く港向きは竿出しがつらそうだった。それで仕方なく西向きに少し狭かったが入れてもらった。好調の港向きに誰もいず、西向きにみんなが並んでいたのはそのためだったのだ。
まずダンゴを作る。ヒロキューの餌が最近やっと山口にも流通しだした。宇部のキャストの店長さん、結構新しい商品に目を付けていれてくれるのでおもしろい。「ギザミッコアミ」筏について即融けたアミがほしいものだがこいつはブロックより100円高いが釣り場についたときにはもう融けていてすぐに使える。こいつに海水をかけてジャブジャブ状態にする。次にマルキューの「生サナギミンチ」を一袋これもジャブジャブの中に入れてよくかきまぜる。それからベースの「紀州マッハ攻め深場」を一袋。最期に「やわらかダンゴ」でネバリを調節する。これでだいたい柔らかさも丁度よくなる。最近はこれが僕の野波瀬筏のダンゴだ。付け餌はモエビ。ダンゴの中に常に4,5匹握り込む。やはり最初から餌がとられる。餌取はやっぱりカワハギ。コンコンとたたくようなアタリが少しだけ竿先に出て、それで終わり。もう餌がない。時にグッと押さえ込むのはチャリコ。わかっているので合わせない。これを繰り返してチヌが寄ってくるのをひたすら待つ。チヌの気配がないときは一日中これで終わってしまうのだ。隣に並んでいたお二人さんはいい型のカワハギやチャリコ(両20cm級)をポツリポツリとあげている。けれど僕の方にはそういう感じのアタリはない。隣との距離がそんなにないので時々見てみるがなんと刺し餌がついてもどってきている。ひょっとして途中でダンゴが割れているのではないだろうか??丁寧にやっておられるので、きっと夕方になると釣れるだろう・・・と思いきやそのお二人さんは14:00の船で帰ってしまわれた。・・・もったいないなあ〜・・・この日は確かにチヌはそんなにはあがっていなかった。1番筏の島向きで何匹か上がっていたようだがそんなにたいしたようでもなかった。ということでみなさん筏あがりが早い。15:00にはほとんどの人が上がってしまわれた。僕の方は・・・ようやく15:00になってボラがダンゴをつつき始めた。先週より1時間早くボラが寄ってきたので「こりゃ釣れるかな?」と期待する。荒々しいダンゴへのアタックが1時間続いた。けれど16:00になってそれが止んだ。ダンゴが着底してしばらくしてからガツガツという感じのダンゴつつきに変わった。「もしかして・・・」ダンゴが割れた時にチヌに喰わせる態勢をとる。コンコン・すう〜アタリだ!腕を真上に上げて合わせる。ひさびさの合わせである。ガツッ掛かった!首をコクンコクンと振るのでチヌだろう。リールが巻けるのであまり大きくはない。何度かの締め込み。久しぶりの感触を楽しみながら、でもバラシてはいけないのでクルクルと巻き上げる。魚体は黒、やはりチヌだった。25cm級。それからは爆釣モードに入った。こんなことほんとに久しぶり。5年ぶりかも・・・すでに16:00を越えている。最終まで1時間ない。気持ちは焦る。またひさびさのことだったので、力んでしまってマイッタマイッタ。2匹連続であげた後、途中でばらしてしまう。???である。次にモエビを刺してみてわかった。針先が曲がってしまっていた。合わせが強すぎるのだろう。すぐに針を巻き替えて入れる。連続でアタリだ。けれどこれもバラシてしまう。今度は力を弱めすぎてしまったようだ。次はハリス切れ。強すぎる。・・・・・と何度もバラシの連続である。アタリは餌を入れるたび、ダンゴが割れてすぐに出るのに。。。。下手くそだ。時間がないので安全策に切り替える。ハリスを1.7号に変えて、針も3号に交換。型もだんだん大きくなっていくようだ。一つ追加、もう一つこの日最長寸の28cmをあげたところでタイムアップ!迎えの船が見えた。久しぶりとはいえ反省・反省・反省の釣りであった。

2003年11月08日

野波瀬釣りデッキ   11:30〜17:00
               チヌ 22cm〜26cm     4匹
               マダイ20cm 2匹

今日も到着は11時過ぎ。風もなくいい天気。行楽日和なので途中の道も交通量が多かった。筏も釣り客が多そうだ。駐車場には車が一杯だった。船に荷物を積み込み、事務所に顔を出す。名簿に人数を数えたら30人を越えていた。出船まで時間があったのでしばらく船頭と話をした。なんと釣りシーズンのこの時期の週末は、お客さんの数がすごく多いと言うことだった。日曜日など60人を超えることもたびたびらしい。「もっと早くこないといい場所は取れないね。」けれど、船頭さんの話では、お客さんのほとんどは夜明けに来るということで1番船を出すために港に来るともうたくさんの人が待っていると言うことだった。「いいポイントをとろうと思ったら5:30にはこないとね。」と言われてしまった。ということはそれ以降についたのでは何時でも一緒と言うことか。と笑ってしまった。なるほどいつも僕より先に来ていて昼過ぎにはチヌをあげている人たちは6時には筏に上がってダンゴを入れているということなのだ。そうすると短くても6時間はダンゴを入れてやっとチヌが寄るということである。ここはほんとチヌを寄せるまで時間が掛かる。とにかく長丁場と腰を据えて辛抱しないとチヌの顔は拝めない。今シーズンから筏に上がるのに救命胴着着用が必須となった。けれど救命胴着はちゃんと事務所においてある。「それだけたくさんお客さんが来たら貸し出す救命胴着も足りなくなるのでは?」と聞いたが「いやいや・・」と置いてある救命胴着を見せてくれた。100を越えるかという数が準備されている。自分のを買おうかとも思ったが、「その必要はない。」と返事。遠慮なく借りることにした。
海に出てみるとやはりいいポイントにはすべてチヌ釣りの人が座っていた。なんとか竿が出せそうなところは2番の港向き東端しかなかった。あまり釣れる気はしなかったが仕方がない。釣り始めた。右隣の人はよく竿を曲げている。いい型(20cm越え)のマダイをポツポツとあげておられた。そのうちに体の色が黒に変わった。魚がチヌに変わったのだ。かなりの数群れているらしく入れ食い状態になった。また同じ2番の西向きで浮き釣りしている人もポツポツチヌをあげだした。すると・・・西向きの角でやっていた人が道具を片づけ始めた。「えっ?!」・・・・これからが釣れ出す時間なのに・・・けれどやっぱりやめるらしい。僕が筏に上がるまでに小さいながら2匹のチヌをあげたらしい。しかし・・・・・この人確かに自分はやめるのではあるが片づけ方がひどかった。かなりの量のダンゴがあまり、餌も余っていたようだがそれを全部海に入れていた。ドボンドボンと音を立てて・・・普通ならあまり気にはならないが隣の釣り人が入れ食い状態なのだ・・・道具の片づけも遠慮なくドカドカと音を立てて片づけている。当然筏も揺れる。小さな事にも気を配る筏竿でのチヌ釣りなので大変気になる。入れ喰い状態の人はとてもつらいだろう。あげくにたも網の柄が縮まなかったので筏に竿尻を当て、ドンドンとたたく。この音はチヌが一番いやがる音と僕は理解している。たくさんの釣り人がいるところでのこの行為は人には迷惑だ。その釣り人は13:00の船で帰っていったが、入れ喰い状態だったお隣さんはチヌアタリがやはり止まってしまった。その後その方は17:00までチヌをあげることはできなかった。
さて、僕は・・・・・座ったポイントもいいところではなくまだあんまりダンゴも入れてなかったのでその先客がいなくなったところに場所替えをした。無茶な餌撒きをした後なので当然アタリは出ない。けれどそれでも最初の場所よりはいいとダンゴを入れ続ける。
隣で西を向いて浮き釣りをしている人は好調だ。15時までほぼ入れ食い状態。大きいのは40cmを越えていただろう。15時に筏を上がられるときにビクを見せてもらったが10枚を越えていた。大きなボラもたくさんビクには入っていた。
僕の下はやはりいいポイントである。チヌの寄りは感じられなかったが時折ポツンと喰いアタリが出てマダイ2匹チヌ2匹が小さいながらもビクに入った。「丁寧にやってたらきっと16:00にはアタリが出る。」そう信じてのダンゴ入れだ。
さて16時。思った通りアタリが出だした。ダンゴをかじる感じが竿先に出る。しかし前回のように入れ食いと言うほど食いはよくない。前アタリが出て竿先を送って送って、あるいはそっと誘ってやっと小さなアタリが出る。先客が入れたあまりのダンゴを食べての抱腹状態と釣り客が多くて群れが分散しているからだろう。それでもなんとか連続で2枚あげた。次の餌入れで調子が変わった。アタリが遠くなったのである。魚がいなくなったような感じ。それから付け餌さえそのままあがってきた。「これは!大きいのがいるぞ・・・」期待をしてダンゴを入れる。じっくりと待ってやっとダンゴをつつき割った。筏の揺れを竿先に出さないようにして待つ。するとゆっく〜りと竿先が下がっていく「きた!」合わせ時を逃さず合わせる。ガツン!掛かった。腕が空を突き上げたまま止まる。動かない。巻き上げに掛かろうとしたが魚が向こうを向いてしまった。ハリスはいつも通りの1.5号なのであまり無理はできない。つっこむたびに糸を少し出して止めようとするが止まらない。ジリジリっと糸が出るばかりである。こっちを向いてくれないのだ。10mくらい糸が出たところでプツン!残念。バラシてしまった。糸は切れていない。針はずれだ。型が小さかったので針は2号を使っていた。掛かり身が薄かったのだろう。残念ながら大きいのをばらしてしまったのでその後はアタリが出なくなってゲームオーバー。

2003年11月15日

野波瀬釣りデッキ   13:30〜17:00
               チヌ   33cm  1匹
               マアジ 28cm  1匹
 少々雨が気になる日。空を眺めながらも翌日は用事がはいっていて釣行できないため、雨が上がりそうな気配が感じられるようになった昼前、前日に餌も買ってしまったので「竿出しだけでも・・・」と家を出る。港到着は13:00。それも13:00迎えの船が出てしまったばかりだった。船が帰港するまで待って、船頭さんと話をしたらすぐに連れて行ってくれるとのこと。まことにありがたい。本当なら小一時間も待たなければいけないところだが、私一人、筏まで連れて行ってもらった。
 好調の1番・2番・団体はやはりいいポイントには人が入っていた。なんとか入れそうな2番に船をつけてもらおうと思ったが西の端の筏の人が13:00の船で全員あがったので、誰もいない。そこで「どうせこの時間。様子うかがいに・・・」と西の端の筏につけてもらった。ここ西の端の筏も数年前の嵐の時に筏が壊れてしまい、再設置されて、それまでの場所とは筏の設置場所が変わってしまってはいるが、それまでは秋のシーズンには数釣りが可能な筏でもあった。ただし再設置後にチヌがあがったという話は聞いたことはないのだった。
 誰もいない筏に上がり、「さて・・・」と悩んだが、風向きも考えて西向きに釣り座を構えた。足下には先客が使ったサビキのコマセであるアミが少しこぼれていた。
 まず、前回使って余ったので持って帰っていたダンゴを撒き餌として海に入れる。仕掛け作りはそれからである。今日の仕掛けはつけ餌、撒き餌にモエビを使うこともあり竿:ダイワ・イカダ誘い180:リール・シマノ・チヌマチック1000EX:道糸・東レチヌ筏・1.5号:強力サルカン8号:ハリス・サンライン・パワード・1.75号:針ガマカツ遠投ハヤテ8号錘なしの完全フカセである。
 さて仕掛けを作ってダンゴの投入。しかし、そんなには魚がつついてこない。時に当たるのはコンコンっとたたくようなアタリ。カワハギだ。しかし、引き込みが小さいところを見ると型が小さいのだろう。1時間も続けているとダンゴをつつくようになった。おかげでダンゴの割れが早く、ダンゴ投入のリズムがアップする。しかしダンゴが割れるとほとんどアタリもなく餌がなくなる。小さいカワハギがダンゴについたときは何とも張り合いのないダンゴ投入となる。合わせることもなくダンゴを入れては仕掛けをあげ、入れてはあげるの繰り返しだ。そのうち糸に魚がスレだした。アジが寄ってきたようだ。この西の端の筏はアジやメバル、カワハギが多く、五目釣りの人気筏だ。しかしアジはかなり上に浮いているようだ。ダンゴ投入と同時につつきだし、着底すると今度は糸スレ。そしてダンゴが割れたら竿をたたいてカワハギが餌をかすめとる。しかしダンゴをつつくアタリが出るので少しはおもしろい。
 15:00、ダンゴをつつくアタリが変わった。力強いゴンゴンだ。どうやらボラが寄ってきたようだ。ボラの後はチヌ・・・・とさらに期待は膨らむ。けれどそんなにはボラのつつきも出ない。魚の数が少ないのだろう。この筏ではダンゴを入れる人はほとんどいないはずだ。
 16:00ボラがさらに静かになった。と、その時、竿先が前触れもなく突っ込んだ。これがいい型(28cm)のアジである。少し手応えのある引きを感じることができたのでうれしい。それに何よりもこんないい型のアジがくるとは・・・家族へのおみやげとしては絶好だ。けれどあんまり大きすぎてその後も2回きたのだけれど上に上げるまでに口が切れて逃げてしまった。そうしてこのアジの群も去っていってしまった。陽は西に傾いて山の端にさしかかる。
 時間は16:30。ダンゴもつつかず、静かになってしまった。そしてダンゴが割れてもつつきもしない。またチビカワハギが餌をとったか・・・と針をあげると、なんと!餌がついてあがってきた。「これは!?」チヌが寄ってきた信号ではないかと気合いが入る。ダンゴを投入して様子を見ると、ダンゴが着底してかなりたってからガツガツとダンゴをつついた。「いるぞ!」けれど時間がない16:45分だ。ダンゴが割れて竿先が上がる。波の上げ下げで餌が上下することのないように竿を手に持って調節する。コンコン、スッ、スッス〜〜〜竿先が入っていった。最後のチャンス!と竿を空に突き上げる。ガツン!かかった。ゴンゴンと首を振る。「チヌだ!」最後のチャンスなのでちと慎重にやりとりしてあげた。32cmとまあまあの型だ。まだいるはず・・・と続いてすぐにダンゴを投入したが・・・・そのダンゴが割れる前に迎えの船のエンジン音が聞こえた・・・ということでタイムアップ。

2003年11月23日

野波瀬釣りデッキ   11:30〜17:00
               カワハギ  21cm  1匹
前日の土曜日は漁協の休漁日で筏も休み、また天候も悪天候で急な冷え込みと強風。北陸以北は雪が舞う嵐であった。
翌日の日曜日は西に位置する山口では天気も回復に向かい風はまだ少し残ってはいるものの釣りは可能な天気だった。日曜日ということで多い釣り客を予期して釣行。11時過ぎには野波瀬港についた。やはり早朝を過ぎると釣り客はほとんど来ないのか「用意ができたらすぐ渡しますよ。」と船頭さんは言ってくれた。港から望む筏にはやはりたくさんの釣り客が見え、「どうせいいポイントは空いてないだろう・・・」とゆっくりと荷物を積み込む。船に荷物を積む折りにふと海を見たら水が澄んでいる。まるで真冬の海のように底まで丸見えだ。水温が下がったのかな?と少し思ったが、そんなに気にしないで筏に向かった。筏はやはりたくさんの釣り人がすでに乗っていた。好調の1番2番にはチヌ釣りの人が筏をぐるりと囲むように座っていた。団体の筏も常連の人がポイントにちゃんと座っている。その中にはここの筏では1番2番の腕前と思っている人の顔も見えた。「はてはて、入るところがないなあ・・・・。」と悩んだが、ふと見ると前回釣った西の筏の西向きに一人は入れそうだった。チヌ狙いの人は浮き釣りで北向きに一人だけあとは南向きに五目釣りの人が3人ほど入っていた。そこでこの西向きの筏にあげてもらった。早速竿下にダンゴを10個ほど投入して仕掛け作りに入る。しかし・・・・いつもなら忙しいぐらいにアジがサビキに掛かっているはずなのに、五目釣りの人の竿には何も来ない。それどころか時折胴付仕掛けにつけたオキアミの餌がそのままついて上がってくる。「あれれ?」どうやらこの日は魚の喰いが鈍そうだ。・・・まあ、群が今は回ってきてないからだろう・・・と思って仕掛けを作り餌を団子にくるんで釣り始めた。しかし・・・・団子着底も全く魚の反応がない。だから団子がなかなか割れない。そうしている間五目釣りの人の竿も曲がることはなかった。????そんなに極端に喰わない??と不思議に感じながら続けるが私の餌の方もつつくのはつつくがよほど型の小さいカワハギかと思えるような餌を引っ張ってちぎるそんなアタリしかでない。そしてこの状況は全く変わらなかった。五目釣りの人もその後カワハギはいくらか釣っていたけれどアジはほとんどなし。鯛の小さいのもほとんど上がらない。こちらも退屈なので少し押さえ込んだのを見逃さずに合わせを入れるとかかった。結構重たい手応えだが引き込みはしない。まあ初の魚の感触なので味わいながら上げたらこれは21cmとかなり大型のカワハギだった。その後五目釣りの人たちも15:00には上がられた。けれどやっぱり五目釣りにしては寂しい釣果だった。私の竿の方も魚の寄りは変わることはなかった。結局17:00まで一回もいいアタリを見ることもできずボラ寄った気配すら感じられなかった。なんともさびしい釣りだった。他の筏にもこの日はたくさんチヌ狙いの人がいたので様子をうかがったが、なんと!これだけチヌ狙いの人がいながらこの日にあがったチヌは船頭さんが言うには全体で0匹だということだった。この時期にこんな日があるものなんだとビックリ!当然腕達者のお二人もチヌの顔を見ずということだった。「あの二人が早朝から責めてもボウズなんだから・・・」と自分の貧果も納得した次第である。やはり急な水温低下と潮回りの悪いのが重なったのだろう・・ひさびさのボウズであった。。。               

2003年11月29日

野波瀬釣りデッキ   13:00〜17:00
           チヌ  27cm〜29cm  2匹
          マダイ 21cm        1匹
 このところどうも週末になると天気が悪くなる。今週も雨が心配される天気である。しかし、そんなに雨量があるようでもなかったので行ってみた。家を出たときは雨は降っていなかったのだが野波瀬につくと結構降っていた。しかしおかげで釣り客も少ない。筏群に近づくとどこも入ろうと思えば入れるくらいのすきかただった。南西から北西へ風が変わるという天気予報だったので2番の筏・港向きに釣り座を決める。
 例によって最初は先週使い残したダンゴをポイントに撒く。それから仕掛け作りである。僕は西の端に座ったのだが、好ポイントの中央部には先客が一人いらっしゃった。丁寧にダンゴを入れておられるし、どうやら早朝から続けておられるようなので、この方のところにチヌはよるだろう・・・・隣で爆釣、それを僕は指をくわえて見てるというパターンだろうなあ。・・・と予想する(遅く筏にあがる僕はそういうパターンが常である。)。それでもひょっとしたらお隣からこぼれたチヌがこちらにも来てくれるかも・・・などと思いながら釣り準備を終え、ダンゴを入れる。
 この西の角は竿下になにかがあって底がでこぼこしている。根掛かりもあるので釣りづらいポイントである。けれど底が荒いぶん外道は来てくれる。コアジやコダイが飽きない程度に針にかかってくれる。
 14:00を過ぎたのでそろそろお隣さんにはチヌが来るのでは・・・と気にしながらやっているといい雰囲気だったお隣さんの竿が曲がっている。しかし残念ながらこれが根掛かり。中央部はあんまり根掛かりしないはずなのだが?と思って見ていると竿は曲がりきっているがじわじわと上がってくる。???何だろう??タコかな?それにしては重たすぎるようでもある・・・ロープかな?・・・かなり上まであがったところで針がはずれてしまったようだった。「ん〜・・・これはまずいのでは?」チヌが寄ってきてから底を混ぜくってしまったらチヌが散ってしまう。そして一度寄ってきたチヌが散るとそこには二度とチヌは帰ってこない。僕の経験である。やはり残念ながらお隣さんは、それまでいい魚の雰囲気があったようだったのに魚信がとだえてしまった様子である。
 さて、僕の方はというとまだまだチヌの気配はない。けれど相変わらずコアジやコダイが当たってくれるので、いいリズムでダンゴを入れることはできている。この調子でいけば16:00前後にはアタリが出るかも・・・と期待!朝から続けていたらベストな地合であるはずの15:00前後。お隣さんにはアタリが出ない・・・。そのうちお隣さんがまた同じように根掛かりした。またズズズと上がってくる。「ロープでもあるのですかねえ。」と話しかけながら見ていたら今度はあがってきた。なんと50cmぐらいある小型のスクリューだ。よくこんな重たいものが上まで上がってきたものだなあ・・・と感心しつつも、これは残念だけれどチヌは散っただろうなあ・・・・と感じる。
 時間は16:00を回った。迎えの船まであと1時間・・いや片づけの時間を考えたらやれるのは45分ほどか・・。けれど筏に遅くあがる僕はいつもこの小一時間が勝負である。それまでダンゴへはアジがこつくような感じしかなかったのに、ダンゴをかじるようなアタリが出始めた。「ん?これはいるかな?。」そう感じた次の一投、ダンゴががじり割られるとすぐに前アタリ。そしてゆっくりと竿先が下がる喰いアタリが出た。あわせのタイミングも合ってガツン!30cm足らずではあるが型を見ることができた。「やっぱり16:00〜なんだな〜。」と思う。しかしこの日はチヌの群れは小さいようでその後が続かない。5,6投後にようやくまたチヌらしい気配がして次の餌入れで喰ってきた。今度はさっきよりはちょっとだけ大きい。しかし30cmはない小型である。その後もまだ丁寧に攻めれば釣れそうではあったがタイムオーバー。2匹止まりだった。けれど、お隣さんはやはり残念ながら17:00までチヌのアタリは出なかったようだ。せっかく朝からポイント作りをしておられたのに底にスクリューがあったがためにチヌと出会うことができなかったのだろう。残念なことである。ここ野波瀬は筏の近くに魚礁を作るためにいろんなものを沈めてあるだからこういう不運なことが結構ある。当然僕も何度も同じような経験をして1日を棒に振ってしまったことが多々ある。それからは僕は根掛かりしたら無理して引っ張り上げずに一気に引っ張ってハリスを切るように心がけている。


2003年12月14日

野波瀬釣りデッキ   12:00〜17:00
             小アジ    少々
朝からいい天気だったので行ってみた。暖かかったので、中着を一枚脱いで筏に上がる。しかし、港付近の水が透き通っている。水温が下がったのだろう。船着き場周辺の水が透き通っているときは大抵釣果があがらないのだが・・・。
筏に上がって2時間ほどして急に曇ってくる。そしてその後・・・みぞれ交じりの雨が降り出した。風もあり、なんとも寒い1日となった。合羽も置いていってたので防寒着がぐっしょりになった。釣果も水温の低下で魚の動きが悪かったようで僕はボウズ。筏全体でも30cmそこそこのが3匹あがっただけだった。

2003年12月20日

野波瀬釣りデッキ   11:00〜17:00
                 ボウズ
年末の休みに本腰を入れて早朝から攻めてみようと意気込んでいたのだが、なんと年内は24日まだという掲示があった。ガックリである。「今日が竿納めになるな・・・」と竿納めくらいは確実な釣果をあげたいと浮き釣りにしてみた。けれど遅い時間からでは竿出しできる場所は限られている。どうも選んだポイントはあまりよくなかったようで、餌取りも少ない。刺し餌が残ってあがってくる始末。好地合の16:00〜17:00にも少し小アジがつついたぐらいでなんとも寂しい竿納めとなってしまった。




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