2020年 釣行記

2020年05月24日

紙祖川 13:00〜17:00

 本日,紙祖の渓へお別れ(納竿)釣行です。
 いつものようにお昼到着。ゆっくりラーメンを食べてそれから釣り支度。さすがにこの時期になると魚影も薄く喰いも渋い。入渓点はアタリなし。次鋒もスカ。
「こりゃボウズ食らうかも?」
3段目でやっと小さいのが一つ。

    

ここで根掛かりして0.25仕掛けが切れたので仕掛けチェンジは0.125のゼロ釣法へ転換。狙いを浅い流れのある瀬へ切り替える。するとこれが正解で浅く流れの速い瀬でヤマメがギラリン☆銀鱗が舞いました♪もう暖かくなったのでヤマメは瀬に出たのでしょう。いつもの狙い場石裏や芯を外したよれやもやもやでは全然喰いません。
 ふと水深のある緩瀬に型の良い魚影が見えた。
「見える魚は喰わんやろなぁ。」
と思いつつも餌を流し込んでみる。そうするとアタリが出た。合わせるとぐーんと走る。竿を倒してあしらいに入る。上へ,下へ走り回るのを竿でためて止め,誘導する。道糸0.125では無理はできない。何度も走らせて体力を奪い,弱り具合を聞きながら徐々にこちらが主導権を握っていく。最後はスーっとこちらへ滑らせタモに入れる。スリリングな攻防を味わえたが安念ながらこれは今シーズン最長寸32cmのウグイちゃん。どうやら産卵が近くなって群れ始めているらしい。

    

相手がウグイとわかったのでここも早々にスルー。
 段々瀬は適当に攻めて次の瀬へと足を進める。打ち込みと早瀬流し。

    

竿を振りまくりなので手首が痛くなってしまったところで次の入渓点についたので川を上がった。
15cm〜22cm  10匹



 来週は,6月1日解禁!いよいよ今年も本格シーズンの開幕です☆


2020年05月10日

紙祖川 13:00〜17:00

 いつもの年ならGWが自分の渓流納竿期。GWにたくさんの釣り人に攻められ,釣り上げられて一気に釣りにくくなるのと…そう,もう次の標的の鮎が近くなるからだ。僕の鮎釣りはトーナメントで幕が開ける。5月も20日にはトーナメント会場になる川が解禁する。なので道具や衣料品の点検整理に仕掛け作り。そうして解禁を迎えると会場の下見釣り。それからすぐにトーナメントが開催される。けれど,今年は新型コロナ感染拡大防止で各トーナメントが全部開催中止となった。暇な時間ができてしまったのでいつもは行かないこの時期の釣行となった。
 欲はない,適当にアタリが出てくれて楽しめればそれでいい。ということで出発はのんびりで到着はお昼。釣り場についてまずは昼食。ラーメンを食べながら今日の釣行プランを考える。選んだのは毎度の駐車帯が大きな淵場になる釣り場。
 早速淵場を眺めてみるがやっぱり魚影は見えない。もう淵で釣れる時期ではないのだ。余り期待せずとりあえず餌を入れてみるがやはりヤマメの反応はない。じっくり待つとプイっとアタリが出て釣れてくるのはでっぷりと肥えたアブラハヤ。まあそんなもんでしょうと早々に淵場は見切り,淵上の流れ落ちに狙いを変える。
 期待の流れの開きではアタリが出ない。それで白泡の中に餌を打ち込んでみるとここで最初の一匹が出た。結構型がよく20cm級。不思議なものでつい1ヶ月でこんなに急成長するとは思えないが型が一気によくなった。

    

けれど後は続かない。もう流れの中にヤマメが出て,それぞれがなわばりを持っているのだろう。そうとわかれば見切りはやい。さっさとこの段落ちのポイントを見切って上のポイントへと移動する。
 下から釣り上がるので流れは開きから投餌するのだがやはり同じように開きやゆるい流れでは反応はない。さらに上の流れ頭で餌が入ると同時に喰ってくる。反応はいい。そこにヤマメがいれば飛びついてくるそんな感じだ。流れを流しても喰わないのに餌打ちでキュンと目印が入る。ということで小さなポイントも見逃さずに打ち込み中心の釣りを展開する。ポイントに固執しない。活性は高いのだからヤマメがいればすぐに飛びついてくる。同じ所へ打ち込むのは3投。それで次々に狙いを変えていく。飛びついて食ってくるヤマメは全部型が良い。20cm級だ。

    

 白泡が出る落ち込みに投餌した時にグッと引き込んだ。これを合わせるとグーンと引き込んだ。道糸は0.15号。無理はできない。そのまま竿を倒してやわらやりとりをし,じわりじわりと岸に近づけやっとタモに掬ったのは25cmのゴギだった。今日の一番の大物となった。

    

 その後も釣り上がりでトントントン。石裏の澱みを狙ってピンポイント打ち込み。まるでテンカラをやってるかのような攻め方は手首が痛くなる。気が付けば第一の川降り場所に到達。さらに上の瀬場に上がってみるつもりだったが十分な釣果があったので終わりとした。



15cm〜25cm 14匹

2020年05月02日

紙祖川 11:00〜15:00 

 せっかくのゴールデンウィークも今年はコロナの緊急事態宣言発令で自粛生活。だとしたら家を出てから帰るまで人とは誰1人会うこともない渓流釣りに行くしかないではないか。
 ということで出漁です。いつもの年ではゴールデンウィークはヤマメ釣りには行かないのです。なぜなら人がいっぱいで釣り荒れひどく,入るポイントもないからです。でも,この状況では行くしかありません。ゴールデンウィークの初日,土曜日に出漁です。
 いつものようにゆっくりスタート。着いたのはもうお昼。ぐるりと川を一回りして人が立ち入ってなさそうなところを探して車を停める。先にゆっくりとお昼を食べて,釣り支度完了。
 川に降りて早速目の前のポイントに投餌するが…反応がない。淵からの駆け上がり。よく見てみると底の深いところに良型の魚が見える。
「さすがにあの見えてる魚は食わないよね。」
って思いながら鉛を一回り大きくして底に吸い込む流れに餌をのせる。2投3投してやっとうまく底へと餌が入った。とすぐにアタリが出てくりんと手首を貸すとグーンと押さえ引く。
「おおお!掛かった?!」
良型あしらいの竿構え,走りまくる魚の反対側に竿を倒して胴で走りをためる。それでも走るときはこっちもついて動く。こうして5回6回の走りに耐えたらようやく主導権がこちらにやってくる。こうなると竿を立てて寄せにかかれる。少し強引に引き寄せて一気にタモで掬う♪が…なんとこれは婚姻色がおなかに出ているウグイだった。

    

「なあんだ,あの大きな魚影はウグイかぁ〜」
ということでこのポイントはあきらめて上へ。
 やはりもう5月。解禁から攻められ続けているのだからいわゆる教科書通りのポイントでは反応が出てくれない。しかしいたら反応はよく餌が着水すると同時に飛びついてくる。いや,逆に流すより着水に飛びついてくるアタリの方が多い。そこで攻め方をテンカラ釣りと同じようにポイントへの打ち込み中心で攻める。狙いは石裏のもやもや。そこへ餌を打ち込み,着水と共に糸を張り,飛びつきアタリを合わせる。

    

アタリが出ないとそのまま流してもダメです。喰ってきません。とにかく数多く打つ打ち込み釣法でポンポンとsを釣り上がる。ひとポイントを釣りきったところでもう夕方になったので納竿。
 今回は型揃いの釣果となった。



15cm〜21cm 9匹

2020年04月25日

紙祖川 11:00〜15:00 

今年は紙祖川がいい。大漁ということもないがまんべんなく釣果があり,楽しませてくれる。やっと平水に戻った好天気。今日ならしっかり沢歩きもできる。ということで今回はいつもとは違うポイント。瀬が中心の段々が連続であるところ。でも流れの中心,本命ポイントでは喰っては来ない。やっぱりここも何度も釣り人が入っているのだろう。瀬の中にある小さなY字パターンや石裏のモヤモヤこういうところに全部餌を通していく。ちょうど釣り残されたヤマメを拾って歩く感じだ。

    

ひとポイント釣り下がったところで5匹のヤマメをゲット。入川点まで戻って,さてどうしようかと思ったがそのまま堤防を乗り越えて上へ上がることにした。放流されたヤマメは堤防を上がることなく下へ広がってるだろうとは思ったのだが…他の釣り人たちも同じ思いだったのか上の淵場は竿抜け状態だった。この淵場の瀬落ち口では連続アタリが出た。実にここ一カ所で13匹☆ただし小さいのを放流しまた掛け合わせバレも結構出してしまってキープは5匹だけ。さらに上のトロ場もやってみたかったがいい時間になったので竿をたたんだ。

    

17cm〜21cm 10匹

2020年04月19日

紙祖川       11:00〜16:00

 前回,魚影が薄く,反応が少ない福川川行きでちょっとストレスがたまったので今回はがんばって紙祖川まで。
 とは言ってももう解禁からひと月が過ぎ,固まったヤマメはほとんど釣りきられた。こちら紙祖川も絶好調というわけにはいかない。それでも釣行者もだいぶ減ってきているので今回狙いの駐車帯横淵場のポイントに昼前到着でも入れた。
 早速まずは目の前の淵場攻め。解禁当初はこの淵場だけでも何匹も喰ってきたものだが今は…最初の一投からベストポイントに餌を入れたが素通り。
「こんだけいいところにヤマメいないの?」
と4投5投としつこく攻めるもやっぱり無反応。そして次のポイント,さらに次,も一つ次と探るけど全部無反応。
「あれだけいたヤマメたちはいったいどこにいってしまったの?」
深場に餌を沈めて待つとやっと喰ったと思ったらアブラハヤ。餌が止まるところはすぐにアブラハヤ。
「こりゃもうここはダメだな。」
とあきらめ掛けて淵へ落ちる段々に餌を入れたらやっと1っぴききてくれた。

    

けれど,これは餌のブドウ虫が大きく見えるおちびちゃん。ボウズ逃れの初ヤマメは放流のさようなら。それでこの淵場はあきらめ上へと足を進める。と淵場の上の段々でいい反応が出る。流れの芯を外してゆっくりと流すとクククッツンといいアタリ。これは結構いい型18cm休。型が良いからバレずにきっちり針掛かり。ただし,そろそろヤマメも大きくなり,流れに入ってなわばりを持ち出したのか?同じところで2匹目はこない。トントントンと次々にポイントを変えて釣り上がる。近くの川降り口の階段まで釣り上がって6匹確保。ここは意外にヤマメが残っていた。



 車まで戻って昼食をとり。
「さて,後半戦の開始。」
午後は午前中の釣り上がった続き,そこは長く続く瀬のポイントなのだが…あれれ,いつの間にか先行者が入ってる。ということで計画変更。
 さらに上へ上がってちょっと気になる橋の下のポイントへ。ここは何年か前までは支流の合流点が水深のある緩瀬になっていてさらに開きは大きな石が入っている瀬でおもしろいポイントだったのだが大水が出て緩瀬は浅くなり,石も小さくなっておもしろみのない場所になってしまった。それでも橋の上には少しだけおもしろい石並びが残っているところ。おもしろみが減ったので他の釣り人はあまり入っているところを見ないが…さて,魚が残っているだろうか。。おもしろくなくなった緩瀬でチビちゃんが一つ。
「あら,ヤマメちゃんいるじゃん。」
そこはそれしか出なかったが魚がいることの確信が持てたので橋上の大石が入っているところをていねいに筋ごとに餌を入れて行くと反応アリ☆一つ,また一つと拾って10mほどのポイントで良型も交えて8っつ♪
「これだけ出たら満足ダネ。」
と少し早めの納竿とした。

    

16cm〜22cm 14匹  

2020年04月11日

福川川     12:00〜15:00

 またまた雨増水の週末。行ってもだめだろうなぁと思いながらも行かなくては気が済まない。
 そんな状況だから出発はゆっくり。行き先も近場の福川川。到着は12時。川は増水してるけどお天気はすこぶるよい。釣る前にまずは昼食と春日和のいいお天気の下ゆっくりとカップラーメンにお湯を注いで暖かい昼食を食べる。山の中でゆっくり温かい食事を取るのはほんに気持ちのいいものだ。
 しかし,やっぱり川は水位が高い。この水量だと遡上は難しい。ピンポイントでの定点狙いしかない。ということで堰堤下のポイントに入る。動けないのだから流れの筋を読んで一筋一筋ていねいに投餌して流すが福川川は大堰堤より下流は魚影が薄い。なんとか出てくれたのは3匹。でもこの3匹は全部型がよい。

    

一通りやれるところは全部攻め尽くしたので場所移動。
 でも,やれるところが見つからない。釣り気も上がらないので今日はあきらめ。早々に帰ることにした。
18cm〜22cm 3匹

    

2020年04月04日

紙祖川       10:00〜16:00

 ひと月経って紙祖川のヤマメも大きくなっただろうか。片道3時間かかる遠路も翔さんと一緒ならそんなに長くは感じない。ということで久しぶりに紙祖川まで足を伸ばした。
 しかし,思ったよりも水量が多い。まずは下流部の堤防下へ。昔はここも放流点だったので良い型のヤマメが時は固まって釣れたりしたものだが,最近は放流がないようで魚影が薄い。けれど出たら良い型のが釣れるのだが…残念ながら出てくれなかった。対岸際で翔さんが一つ掛けただけ。定点ポイントなので粘っても仕方がないので次に行くことにする。
 次に行ったのは少し長く瀬の続くポイント。もうそろそろ瀬に出てきてるのではないかと思ったが…ここも思うようにアタリが出てくれない。風が強く,投餌がむずかしい瀬を全部釣り上がってやっとキープが2つ。
 このまま終わるのはちょっと寂しいので普段はあまり行かない上流部の瀬に降りてみた。するとそこはなんとも魚影が濃い。やっぱり高津漁協は上流部中心に放流するんだなとあらためてわかった。川岸でしずかにしているとあっちこっちで羽虫を追ってライズがはじまる。川幅が狭く頭上には立木があって釣りにくく竿が振れるところは少ないが餌を入れるとヤマメが当たる。ただ…あまりに小さい。釣っても放流,釣っても放流でびくの中に入れられる魚は少なかった。それでもたくさんのアタリと魚を見ることができたので,ストレス解消☆ただこの日も風が強く,夕方日が落ちたら寒くなったので早々に納竿とした,
15cm〜18cm   8匹

    

2020年03月29日

福川川     11:00〜16:00

 なんせ週末に向けて雨が多く。増水してなかなかまともに川へ入れない。今週末もまだまだ水量が多そうだが予定もないのでドライブがてら福川川へ。
 少し水量が多くても竿が振れる堰堤下のポイントは水位が高いと言うことは他の釣り人も入れなかったと言うことでか,それとも水量が多くてヤマメの食いが立ったのか,意外にもアタリが良く出てこの堰堤下のポイント一カ所で良型ヤマメのまずまずの釣果が得られた。

    

 これに気をよくして昼食後は上の岩盤底,道路からすぐに降りられるポイントへ行ってみた。大変いい渓流相でおもしろそうだがそういうところはやっぱり釣り人も多くハイプレッシャーだったのかいくら攻めてもアタリが出ない。しばらくあがって見つけたのは先行者の足跡。どうやら午前中に先行者が入った後だったのだろう。ここは釣果ゼロ。
 次に行ったところは水量が多く急瀬になっていて遡上ができずそうそうい竿をたたんだ。結局釣果は最初に入った堰堤下で出た分だけだった。

    

    

2020年03月21日

福川川     13:00〜16:00

 はて,3連休の連日釣行。家にいてもすることがないからぐらいの釣行なので遠くまで行く意欲もない。昼から出発の近場福川川へ。
 前回釣行からだいぶ日も経っているのでヤマメも活発化しているか?ということで入ったのは前回と同じポイント。しかし…なんともやっぱり魚影は薄い。前回出たポイントでは魚信は出ない。次の魚は付かないらしい。出たのは前回釣り落としたポイントのみ。けれど喰ってきてくれた魚は大きい。全部20cm超えの良型。

    

 しかし,それにしてもアタリが薄い。ちょっと普段やらない違うところを攻めてみようと思って川を上がり歩いて入渓点を探すけど藪に紛れて降り口が見当たらない。下手へ上手へと歩いて30分。結局入渓点は見つからず結局元のポイントへ。
 水位が高くてちょっと遡上がむずかしいががんばって上がってみたが段々瀬も餌が止まらず飛んでしまう。おまけに風まで強くなって狙い点に投餌することもむずかしくなったのであきらめて納竿とした。

    

18cm〜23cm   6匹

2020年03月20日

紙祖川       10:00〜16:00

 3連休の初日。翔さんと一緒にやっぱり魚影の濃い紙祖川へ。
 解禁からだいぶ日がたったので釣り人も少し減っている。ほんとは前回行きたかった側道の駐車帯のあるポイントが空いていたのでここからスタートとする。ここはちょうど入渓点が瀬落ちの淵で初期のポイントになる。解禁日にはここ一カ所でかなり時間をかけて釣り続けていた人がいたのでこの淵場にはもうヤマメは残ってないかも…と思ったが最初の一投には飛びついてきてくれた。けれどやっぱり魚影は薄くなっており3投4投となるともう一点ではアタリは出なくなる。とりあえず翔さんも僕も魚を手にすることができたので滑り出しは成功と言うとこだろう。
 アタリが消えたところで上の瀬肩を切って上に登りながらの釣りに切り替える。いい急瀬や段々があるけど流れが走っているところではアタリはでない。まだまだ初期のヤマメの様相が残っているようで芯を外した脇流れや瀬尻のモヤモヤが今日のアタリポイントとなった。だいぶ釣り荒れていることはここぞというおいしいポイントではヤマメは出てくれない。2番3番ポイントや小さくて見逃しそうなピンポイントに餌を入れて行くとポツンポツンとアタリが出ることでわかる。300mほど釣り上がったところにある降り口の階段に到達したところで一旦川を上がって昼食にする。

    

 さて午後からはヤマメがまだ瀬には出てきてないようなので上流部の淵場を狙い場とする。3kmほど車で上がったところで橋を架けるための道路工事をしているところ。工事で降りやすいように土手が削ってあって川へ降りやすい。ここを降りたところに段々落ちの淵があったので翔さんがそこを僕は渕尻からの駆け上がりの瀬頭をやってみる。しかしやっぱりここも流れのある浅場にはヤマメは出てきてない。自分の方は全くアタリがないので翔さんの下手に割り込ませてもらう。するとこの淵場は工事箇所ということで案外竿抜けになっていたのかすこぶる魚影が濃い。風が強くて投餌がむずかしいがちゃんとポイントに餌が入ればちゃんと喰ってきてくれる。しかしながらいかんせん魚が小さい。アタリが出るので合わせるのにおもしろいけれども釣っては逃がし,釣っては逃がしでびくの中はなかなか増えない。ずっと風が強く,夕方日が陰ると寒くてしょうがないので早めに川を上がった。
15cm〜20cm 13匹

    

2020年03月08日

福川川     13:00〜16:00

 用事があって遅い出発。なので近場でと福川川へ。今年の福川川は大堰堤より下流部にヤマメを放流しているのだろうか。それを確認しに。竿を入れてみたかったのは福川川に河川工事が入る前。あの当時は広い川幅の椛谷地区にもヤマメがいて楽しめたものだった。しかし近年は大堰堤から上流の谷部にしか放流は見られず狭い渓に潜り込まないといい釣果が見られないようになってしまったのだった。
 誰も足を踏み入れてない解禁間もない渓。入渓地点の一番ポイントに餌を入れると黒い影が走り目印に反応が出た。
「おっ!」
不意を突かれてアワセのタイミングがずれてしまった。グンと一瞬手応えを感じたけれど残念ながらアワセバレ。
「魚,おるなぁ。。」
と少し粘って同じポイントの他の筋をねちっこく探ってみるとやっともうひとつアタリが出た。これはうまく合わせて針掛かり。手応えある引きをあしらってタモに滑り込ませる。さすが下流部の逃げヤマメ。今シーズンの最良型。

    

しかし反応はそれっきり。さらに下にある段々瀬の落ちのたまりの絶好ポイントを目指し下がりながら魚を探るが全くの無反応。さらに絶好ポイントの淵たまりも無反応。ここから下手にもおいしいポイントがあるのでついつい探り下がったがやはり無反応。。。ということで見切って入渓点まで戻る。さらに少し登って探って対岸のブロック崩れでやっともう一つ追加。けれど解禁間もないこの時期にこんなにいいポイントでこんだけ反応が出ないと言うことで魚がいる気がしなく合ったので釣り続けることをやめて川を上がる。
 ちょっと大堰堤の上まで行ってみたがやっぱり予想通りの釣り人にぎわいで入るところがない。そこで支流の小さなポイントに高い車道から餌を入れてみる。ここは反応がよかったけれど頭上の立木に竿を遮られてアワセが入れられず,なんとか一匹だけ。道上からは姿が映るのだろう反応が消えるのが早い。それにこういうせこせこする釣りは好きじゃないので
「今年も福川川は見込み薄だなぁ。。」
と早竿仕舞いで帰った。
         20cm〜23cm   3匹

2020年03月01日

紙祖川       10:00〜16:00

 さぁ,いよいよ今年も渓流解禁!しかも今年は何年かぶりの解禁日日曜で解禁日に竿が出せる☆ウキウキ気分♪しかも今年は翔さんが「ちょっとやってみよう。」と初渓流にチャレンジ同行ということでうれしい楽しい解禁釣行となった。
 例年なら1人釣行なので近場で…と福川川に入るところだが初心者の翔さんも一緒と言うことで,初釣りで少しでも釣果をあげてもらいたいということもあって初日からがんばって紙祖川まで足を伸ばした。紙祖川は少し前まですごく調子が悪くて釣り人もほとんど入らない川にない下がっていたがここ最近になって復活の兆しが見えつつある。そんな具合だからきっと解禁日と言っても釣り人は少ないだろうという読みでゆっくり到着。しかし,行ってみてビックリ!なんとここ最近に見られなかったほど釣行者が多い。初心者の翔さんを連れて行っても危なくなく竿が出せて多くはないけれど釣果も期待できると目標にしてたポイントはもうすでに何人もの釣り人の姿が見えた。そこで仕方がないのでそのポイントでも最下流部に当たるところの落ち込み淵だまりから始めることにした。ところが…初期ならヤマメがたまっていそうな落ち込みの淵場なのに全くの無反応。魚影も見えずどうやらここは放流がされてないようだ。「こりゃダメだ。」とすぐにわかったがまずは初心者の翔さんに感じをつかんでもらうために練習をとしばらくそこで竿を降り続ける。しかし魚は全く餌をとってくれない。いつもならこの淵場から瀬を登って上へと遡上してヤマメを探っていくところだが,数日前に降った雨で水量が少し多いのと岩がつるんつるんと滑りまくるので初釣行の翔さんには少し危険すぎると判断し,遡上はあきらめた。
昼食をとって次なる所へ場所替えとする。
 しかし,ほんとに釣り人が多い。「あそこなら」と危険度の少ない釣れそうなポイントは全部先行者がいる。仕方がないので解禁初期にはあまり向かない瀬のポイントに降りてみた。やはり初期のポイントではないのであまりヤマメはいなかったがこちらは最初の所とは違い小さいながらもヤマメはいた。ただ残念ながらほんとに小さく放流サイズ。釣っても放流,釣っても放流でキープがなかなかできない。それでも魚が当たってくれるので初釣行の翔さんもヤマメのアタリを感じることができたようだ。少し長く続く瀬を登り切って,たまりの淵場へ。どうみても午前中に先行者にさんざん攻められた後だけれどそれでもいくらかは餌を食ってきてくれた。初釣行の翔さんもボウズになることはさけられた。僕の方も釣った数の3分の一ほどになるがキープでき,おみやげを確保できた。まぁ今シーズンの初釣行。きれいなヤマメと出会えただけでも満足というところだった。

    

15cm〜18cm  9匹




トップへ
戻る