2018 釣行記

2018年12月25日
大竹 宮島沖の筏     7:00〜14:00

 今年最後,竿納めの釣行になりそうだ。

  

 船頭さんに前回釣れた筏に・・と希望を言ったが,あいにくそこは先約者がいるということでそのとなり・・・前々回に全く反応なくボウズを食らった筏しか空いてないと言うことで仕方なく可部島から2番目の筏に降りた。
 しかし・・・やっぱりこの筏はチヌは居着いてないようでがんばって団子を入れても団子を入れてもいい感じにはならない。魚信は遠くやっと餌をつつくのは例のデカフグ。挙げ句の果てはサメ・・・。
 ただここは鯛が釣れる希望はあるので途中で宙ねらいをしてお土産確保に切り替えた。それでなんとかお土産用の30cm級の鯛を一つあげることができた。あとは手のひら足の裏サイズのチダイが5つ。ちょっと残念な竿納めとなった。

  

2018年12月15日
大竹 宮島沖の筏     7:00〜14:30

 さて,今期に入ってからの釣行で2回連続のボウズを食らってしまった。
 絶対信頼の大知渡船の筏。しかもまだ冬期初期の魚の活性がまだ高い時期でこの結果。ちょっと欲求不満が高まってきたので「今日こそはチヌの顔を見るぞ!」と気合いを入れての釣行だ。釣り人は3名。
 最近通い出して気づいたことで釣行人数が少ない事がある。絶好機には毎回20人はくだらない釣り人で時には船を2つ出して渡していたのに近頃は多くても10人ほどだ。それに前はどこの筏がどんな感じかと把握できないほどの渡り筏があったのに釣り客が降りる筏は落ち着いて振り返ってみると5基ほどしかないようだ。釣果も落ちている。絶好機は2桁超え釣果は当たり前のようにあったのに近頃は2桁超えは驚きの釣果になっている。船頭さんに聞いてみると…宮島のカキ筏養殖業者は玖波の業者と大野の業者があるのだがこの大野の業者さんが絶好機の前はチヌが沸きすぎて困るから釣り人にチヌをどんどん釣ってもらう・・・つまり駆除的な感じで筏を開放,釣り人を呼んだのだがいくら釣り人が釣ってもチヌが減らない…逆に釣り人が撒き餌をするからチヌが余計に筏へ寄ってくると言い出して釣り人を閉め出したということだそうである。筏での釣り禁止を打ち出したのは二つの業者組合のうち大野の業者。玖波の業者は前のままどんどん釣ればいいと言っているということで玖波の業者の筏だけで筏釣りをするようになったが,「そっちが釣りを認めてるからいつまでたってもチヌが減らん。」と大野の業者側からクレームが入るらしい(業者の規模から言うと大野の業者の方が圧倒的に大きい)ということで宮島の筏群から離れた端っこの玖波港沖と可部島沖の筏に限って釣りが可能な状況のようである。この状況になってからやはり釣果の方も減り,釣り人も少なくなったようである。時々予約の電話を入れると「満員なので…」と断られることがあって「そんなにいっぱい釣り人が来るの?」と腑に落ちないことがあったのだが5基しかないということで納得できた。
 「今日は人が少ないから一番深い一番可部島に近い筏にいってみようか。」



と船頭さんに勧められてお任せで筏上がり。水深は20mちょっととそんなに釣りにくい深さではない。調子がいいときは朝一居着きが食ってくるのでそれを狙って最初からちょっと集中してダンゴ割れから集中して穂先を見つめる…と数投目,魚の気配が感じられ「およっ?」と構えたところでスーっと穂先を押さえ込んだ。何も考えずに体が反応して竿先を空へ突き上げる。同時にガツンと衝撃で針掛かり。巻き上げ途中で2度3度と締め込む中に数度の頭振りがあって「これはチヌだ。」と確信。顔が見えた。結構大きい。今期の初チヌ。顔を見てから緊張するところが我ながらおかしい。息を吸わせたらタモへとスーと滑らせて難なくタモ入れ成功で初チヌゲット!目測で42cm級。たいてい1匹目が一番型がいいんですよね。



でも,これはやっぱり朝一の居着きのチヌ。「ひょっとしてアタリが続くか?」との期待には応えずその後は静かになった。
 「それなら時合いを目指して」といつもの9時周辺に的を置いてダンゴ入れをする。けれど期待の8:00〜10:00には結構型のよいチダイは食ってきたがチヌの反応は出ない。けれどかのやっかいもののデカフグは今日は少しおとなしいので釣りやすい。「おなかがすいたな。そろそろお昼か,,,」という時間。例年なら時合いが過ぎて静かになる頃。ところがなんとなく気配を感じだした。そしてしばらくすると…
「あ・・・あ・・・これや,これ・・・この感じ・・・それ押さえるぞ〜,押さえるぞ〜,スー,スースーーやったーー!」
と思ったとおりのアタリが出てガッツンと針掛かり。ぐいぐいと引き込む重量感。腕でためて巻き上げる途中はクインクインの首振りでまさしくチヌです。この感触です。忘れていたものを思い出すような感じがうれしい。浮いたのは38cm級のチヌ。まさしく時合いという感じ。なのでさっさとビクに魚を入れて次のダンゴを下ろす。

    

「こりゃ,昼飯食ってる場合じゃないわい。」
しかし連続では食ってこない。これもここの特徴。3投4投やってると,,,また食い気が出てきて・・・スーのガツン!でも,今日のチヌの群れは大きくはなかったようで長くは続かず3匹で止まってしまった。だんだんと気配は消え,また初めのようにツンツンのフグアタリに戻ってしまった。もしかしたら次の群れが来るかもとがんばって団子を入れ続けたがチヌは来ず,チダイを数匹追加して納竿の時間が来た。
 釣るのはおもしろいが後が困る。魚をどうしようか・・・・と思っていたらこの日はどうも浅い玖波の筏は不調だったようで自分の他に釣果はなかったようだった。ということで船頭さんに「魚,もらってもらえる?」と聞いたら「おお,いいの?ちょうだい。」ということになってよかったよかったです。船を下りてすぐに船頭さんに渡したので集合写真はなしです。結局本命30〜40cmを4匹、チダイ〜30cmが3枚。
2018年12月01日
大竹 宮島沖の筏     7:00〜14:30

今期2度目,やっぱり釣果が少なくても自分スタイルでの釣りを楽しみたいと思い,船頭さんに「宮島側の水深の深い筏へやって」と注文をした。これまではほとんど船頭さん任せだったのだけどもうここに通うのも回数が増え,釣り場のこともわかってきたので,,,「じゃあ空いている2番目の筏の行こう」と言ってくれまして希望通りの深い筏へ「水深20m!」と船頭さんの声。

    

まぁ深いと言っても20mほどです。野波瀬の水深30mでやっていた自分にとってはなんてことはない。それより前回はチヌはボウズだったこともあり「今回はチヌの顔を見るぞ!」とちょっと気合いを入れて釣り開始。ここの筏の時合いは8時から10時。少しでも早い時間から食いが立ってほしいという気持ちでいそいそと団子を入れて穂先を凝視,魚の寄りを変化で感じ取ろうと集中する・・・が・・・いい変化が出ない。釣り初めは居着きのいい魚が食ってくれたりすることが多いものだがそれもない。「しばらく誰も釣ってない・・・餌が入ってないからかなあ。。。」思ったよりも魚影が薄い様子に少し落胆。1時間半後にやっと魚の気配を感じた。しかしこの感触は・・・少し強く押さえたところを即アワセでかけたのは予想通りのデカフグ。「あああここでもやっぱりこいつか・・・」残念ながら団子を入れるごとに寄ってくるのはこのデカフグばかりのよう。上がってくるのはこいつばかり。またまた針がどんどん持って行かれる。そうこうしてるうちに予想された時合いも過ぎていく。「あらら,,,今年はいつもな感じと違うな。」少し感じが変わったのはもう昼前の11時半。「なんか大きい魚がいるな。」と感じたときにグイっと竿が突っ込んだ。こういう風にひったくって一気に持って行くのは真鯛の特徴。結構強い締め込みと頭振りをいなして浮いてきたのは48cmの真鯛。



「うっは!これはいいおみやげができた。」いいやつはこれ一枚だけだったが追加で足の裏級のチダイが10枚。チヌはまたまたボウズだったが久しぶりに家に帰るおみやげには十分だった。


2018年11月17日
大竹 玖波沖の筏     7:00〜14:30

 久しぶりの筏です。
 一人暮らしになったので,あんまりチヌが釣れても困るな…できたら鯛が釣れたらもらってくれる人もあるんだけど・・・と捕らぬ狸の皮算用。
 しかし,穏やかな天気の筏はほんと気持ちいいものです。日の出を見ながらのダンゴ入れ。



ただ今回連れて行ってもらったのは玖波沖の筏。こちらは長竿ふかせ釣りの人がいつも渡るので魚が浮いてしまうんですよね。チヌが浮くなら中切りをして落とし込んで釣ればいい話ですけど,それなら他の人たちと同じように長竿フカセで釣ればいいのです。僕は短竿底釣りがしたいのでそれはしません。
 ということでせっせせっせとダンゴを打ちます。けれど,寄ってきたのはここの常連大型のフグ。こいつが曲者。どんな餌でも片っ端から食ってくる。相手にしないでほったらかせば簡単にハリスをかみ切ってしまう。こいつらが来たらチヌたちも怖がって余計に浮いてしまうのです。



なにくそ負けないと辛抱して続けてたら少しだけ竿先を押さえ込みました。合わせたら・・・なんと・・・手のひらチヌ。いくら打ってもきりがないフグの猛攻の間を縫って食ってくれても手のひらチンチンです。



「こりゃ,まいった・・・」
としたくない中切りをしてみたらギューと一気に竿をひったくって真鯛が来ました。これはこれで型がよければ手応えあって満足できます。もう一つ小さな鯛を追加したらその後は中段にまでフグが浮いてきて・・・・やっぱりおもしろくないから底攻めに戻ってがんばったけれど,最後までチヌは来てくれませんでした。



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