2018年 釣行記

2018年10月08日
島田川       14:00〜16:00

 前回の釣行からまた雨増水もあり、日も経っているのでもうそろそろ最後かなと思ったので時間もそんなにはないけれど島田川に行ってみた。
 好きなポイントに人影は見えず。なんとなく寂しい雰囲気。
「ここはもう終わったんかな。」
と思いながら川へ入りました。
少し川辺を歩くと大石に小さいながら石付きの鮎が見えました。
「おっ!残ってるかもよ。」
とそこでスススっと竿をのばしました。そして鮎が見えた大石の裏側へ泳いで出すとギラリンと鱗光が光り掛かりました。
「やった〜!掛かってくれたよ。」

    

と野鮎を確保。そして引き続きその瀬肩の大石周りを攻めて2匹追加。
 弾ができたのでその下の早瀬に囮を入れる。ところが速い流れには鮎はいません。囮が弱るだけでからきし反応なし。
 瀬を下まで探り下がってそのまま鮎が着いてそうな石のあるところのトロを狙って泳がせます。やっぱりこの狙いが正解。ぽつんぽつんですが適当に掛かってくれます。さらに下手の瀬まで掛けながら下がって、もう一度その早瀬を攻めてみますがやっぱり瀬の中はすっからかん。。。となんとか一匹掛かりましたがこれは真っ黒なもうせずりに入っている落ち鮎です。
「あああ・・・やっぱり終わりやなあ。」
しみじみ終わりを感じました。
 午後から入ったので陽は段々落ちていきます。気温も下がり、斜光が差して寂しさが募ります。ぐっと歩いて最初の瀬肩に戻り、そのまま今度は上へ・・・・帰り点へ向かいながらトロを泳がせます。やさしい釣りに反応してくれる鮎はまさに愛おしい。

    

掛かる鮎はまだ黄色はちまきしているのが多いのですが、それでも舟の中に入れていると色がくすんできます。ぽっつんぽっつん掛けながら上へと上がり、次の瀬尻まで来て掛からなくなったところでまだ日が当たるけれども用事もあるので竿をたたみました。
 短時間でしたが今シーズン一番楽しいリズムで掛かったかも・・・この気持ちよい釣りで今年の鮎は納竿としました。
                 13cm〜18cm     15匹

    
2018年09月25日
錦川       9:00〜15:00

 昨日は出られなかったので今日は勢い込んで朝から出かけた。さすがに終盤、早い時間だと場所が空いてます。
 そこでいつもはなかなか入れない天尾の下の瀬に行ってみた。うれしいことに空き瀬です。瀬の肩の立って様子を見ますが瀬肩上のトロには遊び鮎が見えません。
「もうここの鮎は落ちたのかなぁ。」
前回、南桑ではそこそこの釣果があったけれど、ぼちぼち色が黒ずんできてる鮎も何匹か混じっていたので終わりを感じたのです。トロはあきらめ瀬肩一番から始めます。ところが一等ポイントが空振り。
「なんと、ここで囮が変わらなければ撃沈するかも・・・。」
少しずつ囮を下げて待ちますが全くの反応なし。まだ少し水位が高く、それでなくてもきつい流れのこの瀬では囮が回らなければ持ちそうもありません。
 ちょっと危険を感じて囮がグロッキーになる前に芯攻めはやめて瀬脇の浅場足下に入れてみますとくりんと掛かってくれました。といっても瀬脇の遊び鮎。13cmほどのおちびちゃんです。これに囮を付け替えて再び瀬脇の浅場へ。でも鮎が着いていたのはここだけだったみたいです。下竿真下に下げての釣り方でポンポンポンと掛かってくれます。ちょっと掛けては下がって、ちょっと掛けては下がってでなんとか7匹ほどキープ。瀬尻まで下がったので型のいいのを選んで囮を付け替え、だいぶ時間もたち昼前になったので鮎が出てきたことを期待してド芯攻めをします。

    

押しの強いところでは3号までの鉛を噛まして瀬を引きあがりますけど・・・・全くの空振り。また瀬肩まで上がってしまいました。そこで朝一番に攻めた一等ポイントに再び入れますがやはりここはダメです。そこから一段落とした大石の裏のタルミでようやく2つ追加。なんかやっぱり鮎は流れに緩いところにいるようです。そこで芯まで歩み出て対岸の際を攻めるとここでなんとかポツポツ追加。瀬肩のトロにも立ってみて泳がせてみたけれどやっぱりここにはチビの群れ鮎しかおらず追ってくれる奴はいませんでした。攻めるべきポイントは全部攻めたのでちょっと時間は早いけど納竿しました。
 どうも錦はもうこれで終わりな感です。
                                      13cm〜20cm         12匹
2018年09月23日
錦川             12:00〜17:00

 前日、休日出勤の明け。またまた増水後の引き水の状況で、
「きっと昨日はサラ場でよく掛かったんやろうなぁ。。。」
と思いながらのゆっくり出漁はまた空き場を狙って南桑の上へ。
 河原に降りると入り川口の分流の瀬でお一人入っておられます。ちょっと様子を見ていると入れ掛かりとはいかないまでもポツポツと竿を曲げておられます。先客さんがせっかく掛けておられるのですが、自分が川へ入って竿を出そうとするならばそのポイントの分流の瀬を切らなければ空きポイントには入れません。もうしわけないなと思いつつ、
「すいません、ここを切らせてもらっていいですか?」
と尋ねると
「おお、どうぞどうぞ。切って切って。」
と快く了解してくださいました。そこで少し話しかけます。
「よく掛かってますね。」
「いやいやポツポツやな。昨日はよう掛かったんやけどなぁ。昨日は5,60は掛けたで。」
と教えてくださいました。やっぱり昨日は掛かったかと思ったけれど、それでも5,60匹も掛けるとはかなりの上級者のようです。下手の分流と本流側両方の瀬を探って掛けてる様子なので、できるだけ竿から離れたところを川切りし、自分は上手のトロへ向かいます。
 まだ増水後で水位は高いですが、上手のトロはそんなに流れがきつくはなく立て竿泳がせが可能でした。手前の浅場から泳がし出して小石底の中でも大きめの石の回りを渡らせて探っているとグリリンと軽い手応え。
「あぁ。。これはまずい。」
大事な一匹目です。そっとそっと魚をあしらって前に出てタモですくい取ります。やっぱり思った通り口掛かり。

    

水温が下がったトロはまだ追いは本格的ではないようです。それでも囮が元気野鮎に変わったのでグイグイと積極的にいきます。
 幾本かのモヤモヤの流れの筋を探って小さいながらも囮をつなぎます。囮が担保できたのでさらに沖の水深ある本流肩のとろまで進み出ますと、やっぱりここが大本命。掛かる鮎の型が一回り違います。それでも昨日抜かれた後か?そんなに連続して掛かるわけではありません。あっちへ入れて、こっちへ入れてと川の中を歩き回って浅場、岸際、深瀬に水たまりと探り回ってポツポツと拾い続けます。
 しかし、残念ながらこの日は昼過ぎに期待したほど照り込まず、曇ってしまって水温も気温も上がらずで追いの方も活性化しないままに夕方になってしまいました。
 終期の追い時間は短い。。寒さを感じる頃には全く掛からなくなったので竿をたたみました。
                             15cm〜22cm   17匹

    
2018年09月16日
佐波川             10:00〜17:00

 前日も釣行したのだけれど、あまりにいいお天気に誘われて近場の佐波川へ翔さんと行ってみました。
 どこが釣れてるかもよくわからないので、終期の定番、新幹線のトロ場の泳がせ狙いで入ります。
 まずは囮交換と上の瀬に立ちますがこれが…掛かりません。全く掛からない…囮が変わらないまま1時間が過ぎて
「やばい!囮つぶしで今日はボウズか?」
と冷えてきました。
 そこで一旦竿を納めて最初からトロ攻めの翔さんの元へ、、、行ってみると小さいながらもポツポツは掛かると翔さんはちゃんと囮を変えておられました。トロ上に入らせてもらって仕切り直しです。こちらは小さいながらもちゃんと遊び鮎が見えます。手前の大石の壁についている鮎が縄張り鮎のようなのでそっと近づけます。まるで見釣りw。とうれしいことにこいつが一発で追ってくれました。

    

なんとか野鮎に囮を交換することができてほっと一息。今度は足下から岸に沿って上へあげますとこれがアタリで怒濤の入れ掛かりです。10連発。しかしちょっと気がゆるんだときに根掛かりさせてしまい、外しに入ってこのポイントは終了です。
 下へ下りながらも掛かりどころは足下の岸際。大岩が入っている見た目好ポイントのトロ芯は全然追ってこない。下がりながらポツポツ拾い、今度は最下端へ。ここも昔は掛かっていたけれど、大水が出るたびに川相が変わるので今は掛かるかどうかわかりません。かなり深いトロ瀬になっているところに囮を入れますが掛かりません。どうやらこの時期、かなり水温も下がってきているので温かい浅場に鮎は出ているようです。岸際や岩の頭と水深の浅いところを狙ってポツポツ掛けます。掛かる鮎は小さめの16cm級が主ですが時にはちゃんと20cm級のいい型が掛かってくれます。

    

 新幹線の高架下のこのポイントは日陰になるところが多いので夕方は早く冷えてきます。寒いさむいで早々に竿をたたみましたが、ゆっくり泳がせ釣りを堪能できました。
 掛かった鮎は32匹になってました。掛かった鮎は黄色はちまきの全部若い天然遡上鮎。ここはまだまだやれそうな感じです。

    
2018年09月15日
錦川             11:00〜17:00

 よく降ります。またまた雨後増水の引き水です。
 昼前から出てみたけど、人気の錦は南桑では入れるところがありません。
「さて、、どっか空いてるところを探そうか。。。」
と車を出しました。
「そういえば・・・」
南桑のすぐ上のチャラで一度竿を出してみたかったのを思い出しました。行ってみると誰もいません空いてます。
「こりゃ、しめしめ」
と車を降ろそうとすると河原に一台見えました。
「あら!同じ思いの人がおったんか。。」
ちょうど前にここへ来たようです。仕方なくその人の後ろを追って川へ入ります。
 川のポイントは広いんですけど、やっぱり先行者が優先です。追い抜いて先に行こうなんて失礼なことはできません。その人はやっぱり入川口から竿をのばして探って行かれますからその下手・・・はよい感じのポイントではないけれど先行者の方と少し離れて竿をのばします。上へ上へと釣り上がって行かれるその後を間をキープしながらついていきます。なんとかその方が釣り残された鮎が掛かってくれて囮が変わりました。

    

 下りの一本瀬は増水とあってかなり水勢が強い。掛かり鮎はそんなに大きくないのであまりきついところには入れたくない。けれど、後追いですから仕方がない、囮を入れにくいところの残り鮎を狙って拾っていきます。
 好ポイントの上の瀬肩はやっぱりその方は見過ごしませんでした。ちゃんと一番いいところに立って・・・見ていると入れ掛かりです。
「ああ・・・うらやましいな。。」
と指をくわえてみててもどうにもなりません。仕方がないので細くきつい一本瀬を上へ下へと移動しながら残り鮎を拾い釣りします。
 でも、その数はしれてます。夕方までやってやっと15匹でした。

2018年09月02日
高津川→錦川       11:00〜18:30 

 悲惨な一日でした。
 朝が遅くなり、宇部からだったので期待は持たずに高津川へ。
 久々の日曜高津なので今年は日原漁協が日曜は閉めてることを忘れてました(^^ゞ仕方が無いので横田の本所へ下がります。さらに遅くなったので近場の横田へ入ります。増水後の引き水。まだ水位が高く、いつものチャラが早瀬状態。
「こりゃ、早く一匹目を変えないと養殖ダウンだよ。」
と一番狙い目の最下流部の急瀬肩まで一気に下がります。今年数少ない天然遡上が数匹付くこのポイントですが・・・掛かりません。囮大事に足下の緩流から探りますが全くの無反応。だんだんきついところへ出すのですから囮の弱りは早い。あっという間に気を抜くとヘリコプターになってしまいます。控えの登場も空しく即行でアップアップ。囮ダウンでは場所替えも無理です。
「ひゃ〜、こりゃノックアウトだよ。。。どうする?追加を買って場所替え?」
やる術失って鉛を付けて囮を落ち着かせ、呆然とたたずんでたら…ギュン!
「うわっ??」
って事で神の恵み、掛かってくれました。

    

「おるんか?」
と元気囮に変えて周辺を探るも音沙汰無い。
「まだこの囮の元気が残ってるうちに場所替えだよ。」
思い切って大移動。
 例年終期まで掛かる最上流の匹見町内まで一気に上ります。人影見えなかった高津・匹見もこの町内だけは人が並んでます。上のポイントに空きを見つけて車を止めると・・・好天でまるで心配してなかった空が怪しくなりました。。。と雷鳴が聞こえ、大粒の雨が落ちてきました。
「こりゃ、ちょっと様子見だよ。」
としばらく車の中に待機。にわかに雨がやんだのでやっと川へ入ります。しかし空は怪しい。第2弾の黒雲がこちらに移動してきます。
「こりゃ、ゆうにしてられんなあ」
さすが町内、足下にたくさんチビ鮎が見られます。そわそわしながら竿を伸ばし泳がせて探るも簡単には掛かってくれません。でも竿抜けの浅場へ誘導するとビビビンと掛かってくれました。評判の匹見のチビ鮎です。

    

「さぁ、囮変わってこれからだぜい!」
と勇んで本命ポイントへ歩み出ます。が…ポイントに立ったと途端にピカ☆と空が光り雷鳴が轟きます。
「あ…あかん。」
気がつけば空が真っ黒です。慌てて竿をたたんで車へ戻ります。どんどん雷鳴はひどくなり土砂降りに…。ネットで雨雲を探索するとまだまだ2時間は雷雲が離れそうもありません。
「これは、釣りにならんわい。」
雲の流れを見ると一山越えた七日市には雲がかからず晴天の模様。そこで匹見をあきらめ山越えで七日市へ向かいます。
「なんと今日は竿を出してる時間より車を運転してる時間の方が長いなぁ。。。」
 峠を越えると一転好天に。
「ああ・・・やっぱり天気がいいと気持ちも晴れる。」
七日市に着くと誰もいません。石は曇っていますが気持ちよく釣れそう…と道具を降ろしかけたら…
「えっ?」
急に日が陰りました。
「まさか?」
と空を見ると入道雲が立ち上がってます。ネット検索してみるとなんと急にわき上がった雷雲がこの上に迫ってます。
「あかんやん…。」
川に降りても再び匹見と同じ具合になりそうなのでやめました。
「はぁ…なんやねん、今日は…」
雲行きを再度確認すると錦方面は全く雨の心配はなさそうです。
「どうせ今日は岩国帰り。あきらめて帰りましょ。」
で高津を後にします。
 錦へ返ったらほんとにいい天気。そのまま帰宅するつもりでしたがあまりのいい天気に南桑へ上がりました。もう陽落ち前、場所は空いてました。そこで日暮れまでの1時間ですが入ります。瀬に囮を入れるとギュンと心地よいアタリ。1時間足らずで3本。最後にちょっとだけ気持ちよい釣りをしたけれど・・・・あっちこっち走り回って悲惨な一日でした。

    
2018年08月27日
錦川             14:00〜18:00

 錦川は釣れる!そう確認できたので休日出勤の振替休日、午後からだけど行ってみた。
 真砂土前のポイント。小さい場所だが例年素掛け師がついている人気場所。けれど、今年は不調なのか人影をあんまり見ない。平日と言うこともあって午後からでも空いていた。
 前日の雨後で少しまだ水が多いからか瀬肩には鮎が見えない。そこから始めたけれどやっぱり掛からない。だんだん下がって瀬の流芯へ。水勢が強いのに1匹目はここで掛かった。けれど、野鮎に変わってもそんなにパッとしない。

    

 だんだん下がって岩によって主流が弱まる岩裏に鮎は固まってた。岸際ギリギリで下竿で掛けるのでやりにくく、バラシも数本あったけどなんとか10匹ゲット。



 しかしそこ以外は掛かるところはなく、ねちっこく上から下まで探ったけれどたいしたことなく夕方を迎えた。

             15cm〜21cm 14匹

    
2018年08月25日
錦川             11:00〜18:00

 先週の釣行で飽き飽きしたので今週は錦川へ転向です。しかし、人気の錦川、その人気場所の南桑となれば釣り荒れ必至。
 着いた当初人が入っていたけれど、お昼と共に移動されて場所が空きました。けれど、そんなところはやっぱり釣りきられてまして、竿抜けと思える手前岸際のチャラですら鮎は掛かってきません。見えるやつは8cmほどのドチビちゃんばかり。なんとか瀬肩は上のトロ尻で遊び鮎を一匹掛けて囮を野鮎にしたけれど、やっぱりパッとしません。

    

 その後上の瀬場にも移動したけれど、結局ポッツンポッツンの拾い釣りで終わってしまいました。…それでも掛かるだけ高津よりはいいよね^^

  

15cm〜20cm       10匹


2018年08月18日
高津川       10:00〜16:00

 お盆明け。いつもならお盆には友釣り専用区を中心に網の特別解禁があって鮎が極端に減り、釣果が減るときである。それがわかっているのに無謀な本流攻めをしてみる。最初は日原の専用区から、、、昨年は津和野川工事の特別放流があったため、ほかのところはダメなのにここだけはずっと掛かり続けたポイントだが、それがなくなった今年は全くよくなく、釣り人の姿を見ることも少ない。堤防の上から眺めてみても鮎の姿は確認できないが・・・・瀬肩に立って足下から探りを入れるとなんと一発でビュンと勢いよく掛かりました。

    

「およよよ?!ひょっとしたら誰もやってないから掛かる?」
とほくそえんだけれど、それは夢でした。勢いがいいのは鮎が薄くて強い縄張りが形成されていたから。なんとその一発だけで沈黙しました。
「あれだけ即掛かりしたのだからどこかにまだおるやろう。」と瀬肩から急瀬、瀬脇、そして上のトロまで探ってみたけれど、不発。水温高く、あまりしつこくやってたら囮ダウンで次にいけないと2時間やって場所替えします。
 本流はどっこもガラ空き。次の穴場狙いは池村の専用区。一番下手の瀬へのかけ上がりは網が入った後、下のトロ場から逃げ鮎が上がって思わぬ好釣果が出たりするところです。でも、、、、、ここでもノーアタック。瀬尻の深トロからだんだん上へ上がりついには瀬肩まで、、そして対岸の岩盤周りまで鉛を付けて無理矢理攻め込んでみたけれど全くアタリなし。
「本流って今年は一匹も鮎おらんのかいなぁ。」
無理矢理攻めで根掛かりして囮一匹ロストしただけでした。
 これだけ不発だとやる気も消えます。残りの囮もグロッキーで、、、「もうやめよか。。」と早々に戦意喪失。帰路に向かいます。最後のあがきと帰路途中の柿木専用区に入ってみますが減水で激チャラのポイントで自力で泳がない囮。浅い瀬で引いてもラッキー掛かりはありません。上の緩瀬の泳がせポイントも囮は上へは上がってくれません。なんかだまして尾を振らせるとピュンと掛かりました。
「おっ、遊んでくれた。」

    

元気囮は上へ上り、これまたすぐに一匹追加。でも。小さなポイントです。根掛かりしてちょっと立ち込んだらもう反応は出なくなりました。
「はぁ〜・・・。」
まだ明るいのに白旗です。
 もうあかん!高津はほんとに今年はどうにもならん!鮎釣りの川じゃなくなった。。。判断するのが遅すぎですね。
2018年08月15日
匹見川     13:00〜18:00

 掛からないのに懲りずに高津詣。今日も変わらぬ、高気温。遅く着いたのに日原漁協に行ってみれば閉まってました(>_<)。仕方が無いので横田の本所まで行きます。なんか勢いも薄れてしまったので近くで済まそうみたいな感じで横田の専用区に行ってみますと空いてました。支度して階段下から釣り開始。でも、、、前回の釣行で主たる瀬には鮎がいないと経験してたので「どうせ掛からんやろう…」的な感じで目の前から始めます。石の色は赤。強い陽差しで石が焼けただれているという感じ。この高水温ですから囮はもたないとできるだけ引きにならないように立て竿で泳がせて行きますが…掛かりません。「やっぱり…。」って感じですので一カ所でねばりません。次々に狙いを変えて広範囲に探っていきますが…全くの無反応。掛かってくれなくて囮も変わらないですからどんどん囮が弱ります。そしてついに流れに負けて下へと流され出します。「あかんあかん。。。」抵抗せずに下げ入れで続けますがどんどん下へ下ってついには一番下の急瀬までくだってしまいました。はぁ〜囮2匹を交代で使っても高水温下では船の中の鮎も体力回復してくれず、すでに2匹ともグロッキー。「あ・・あ・・あ・・・今日はボウズかぁ。。。」まだ陽は高いのに手の打ちようがなく空を仰ぎます。「場所変わってもこの囮じゃなぁ・・・。えいくそ!」半分やけになってその急瀬の芯に囮を入れて無理引きします。最後の手段…ってところですね。これが…幸運を引きました。まさかですがたまたま入ったところに鮎がいたみたいなのです。グーンと一気に下がられて「キタッ!!」寝かせた竿を上へ引き横竿で鮎を止めます。そのまま主線をはずして脇へと遊動。これがうまく決まりました。走らないタイミングを見極めてぐっと抜いてたもへドスン。「うわ〜〜〜掛かってくれたんかい・」こんな時はほんと地獄から天国って感じですね。実に始めてから3時間後に1っ匹目です。

    

「1っぴきおったんやからもう少しおるやろう。」って感じで同じ辺りを攻めてみます。そうすると結構いい感じで反応がありポンポンと掛かってくれました。不思議に型は18cm級と普通サイズ。黄色のハチマキはしっかりしたスマート鮎。たぶん今年の高津では数の少ない天然遡上でしょう。掛かるのは全部同じサイズでした。



でも、そんなに数が出るわけではありません。たまたまそこに固まって付いていたのでしょう。6匹も抜いたらもう反応は消えました。高水温で鮎が弱いものですから急瀬で引いてたらどんどん囮は弱って、次が掛かってくれなければ釣りが続きません。掛かって交換した鮎は船の中で回復するどころかどんどん弱る。。ついに交換できる囮もなくなって打ち止め終了となりました。なんと無理はしてないつもりですが鮎をたもにうつしたらほとんどがもうまいってました。

    
2018年08月11日
錦川 11:00〜17:00

 翔さんに誘われ錦川玖北美川へ。はぁ〜ほれぼれするほど鮎が見える。
「なんじゃこりゃ!高津と大違いやん。」
先に囮を元気野鮎と交換するため瀬肩に立って波立ちへ囮を出すと・・・ぐるりん☆と一発で掛かってくれた。

    

ここのところ掛かると噂されているこのポイントですからもう何度も抜かれた後でしょうに、、それでも追い圧は高い。黄色のハチマキが眩しい元気鮎です。ほんとのポイントは瀬の上のトロらしいのですが、掛かるのでしばしこの瀬肩に座り込んで攻めます。さすがに抜かれ後のようで真芯では反応はありません。両岸際や石裏の壁などきわどいところを狙ってぽつりぽつり。それでもこれまで高津で地獄を見続けてきたのに比べると気持ちいい。
「あは。。。友釣りって楽しい物だったのねw」
瀬肩はそんなに広くない。追い鮎を一通り拾ったらアタリは止まりました7匹。

 そこで今度は瀬の中へ入れてみるけれど・・・ここは出ません。短い瀬ですからやはりさんざん抜かれた後なのでしょう。
 上のトロはお二人が泳がせで攻めておられるのでもっと上。そこに瀬が見えたのでがんばって上へ移動します。。ところが・・もう少しでポイントというところになって、僕が目指してるのを察知した地元の常連さんらしい人が飛んで目指すポイントへ立たれました。あらら・・・であきらめてまた下る。下りながらちょこちょこ探って3匹ほど追加。



 やはり最初にやっていた瀬肩の波立ちしか空いてないので最後までそこでねばってぽつぽつ数を稼ぎ夕方少し早めの終了としました。釣果は15匹ですがなんか忘れていた物を思い出したような。気持ちのよい釣りでした☆

2018年08月04日
匹見川        9:00〜13:00

 今日は用事で昼までしかできない。その分早く出陣。昨日ひどい目に遭ったので水温の低い匹見の町内まで走った。しかし、、、高津水系はここしか掛からないとの評判が回っているのでなんとも釣り人が多い。まるで竿間隔で人が立っている。しかたがないのでそこから少し上へ上ったところに入る。・・・がやっぱり釣り荒れ状態で石に付いている鮎はいません。それに掛かった鮎は小さいとは聞いてはいたけどほんと小さい13cm級。でもちゃんとした体型で黄色の襟巻きもちゃんとある。少し人気場所でねばってみたが2つほど掛かっただけ。

    

一度堤防に上がってさらに上まで歩いて上った。なんてことのない砂利の平場だが、こんなところの方が竿が抜けてて掛かるのではないかと思ったけれど・・・・人気のない場所には鮎もいません。放流地点に固まってるのでしょうね。脇に流れる筋に大きい岩場が、、、見るとその岩のへこみにチビ鮎の群れが付いてます。こんなところ竿入れないよね。ということで囮を入れてみたら一発ですギューン☆ただしかし、鮎の魚影は薄いですから5連チャンしてあっという間に静寂が訪れました。そこから上は渓流相になるので釣りにくいけれど残り鮎がいるのでは・・・と期待して上へ上ると・・・あ・・・竿が、、、岩で隠れて見えなかったけれどすでに先行者が2人。そして竿を曲げてます。
「そっかぁ。。もうこの辺は竿を入れてさらった後かあ。。」
ちょいとやってみたけれど反応もない。時間も無いで終了です。なんとかつ抜け。

    
2018年08月03日
高津川    11:00〜15:00

 異常高温注意報。暑すぎる暑さで川は煮えくりかえってます。少しでも水温の低いところを…と七日市に入ります。…が、いつものように入川口の瀬落ちから始めますが、ぴりっともしません。暑さで囮も早く弱りそうなので早々にポイント替えで本命の下手のチャラ瀬へ移動します。川中の石は見るからに焼けてます。で、、、、掛かりません。うんともすんとも・・・鮎も見えません。一通りさらっと囮を通してあきらめて入川口の浅瀬へ。ここも全く。いよいよ囮も弱ってきてやるすべがない。途方に暮れて上の瀬まで上ります。ここは少し水深があるから・・・との期待も破られ、全くのスルー。はぁ…やられたな・・・とあきらめ気味に瀬尻からのトロをツンツン鼻をあげながら引きさげてると・・キュン☆掛かった?時にラッキーは落ちてる物です。開始2時間後にやっと囮が変わります。

    
 けれど、掛かった鮎もなんとなく元気がない。続けてそのトロで探ってみますけど反応無しです。「今日はここはあかん。」と掛かった鮎の元気さが残ってるうちに場所替えです。
 移動先は柿木の専用区。当然ここも激減水の超浅場。瀬の中も瀬肩も全くのスルー。上手のなんてことない緩瀬で泳がせてたまたま囮君が上へ尾を振って上がってくれたときにキュルンと掛かってくれました。



しかし、元気囮に変わったからと言って状況が変わるわけではありません。その緩瀬でじっくりねばって探ってようやく一匹追加。午後からはさらに水温が上がったのか囮が弱るのが早い。船で休憩させてた先発囮君も体力回復するどころか船の中で返って弱ってる感じ。「こりゃどうにもならんわ。」で敗北宣言早々に退散しました。
2018年07月30日
高津川    11:00〜17:00

 今年の夏はなかなかタイミングが取れずいつものように鮎釣りに出られません。悔しいから休みを取って出漁しましたw でも、ひと用事を済ませてからなのでもう昼前になりました。近場でこの前ちょっといい感じで掛かったこともあって再び七日市に入ります。前回から1週間経ってるんだからまた掛かるだろうと思ったけれど・・・・・・
 まずは入川口前の小さな瀬落ちから・・・ゆっくり囮を泳がせてポイントに向かわせます。。。が、、、反応悪し。
「ん〜ここってなわばり鮎つかんのかなぁ〜。結構いいと思うんだけどなぁ。。。」
健康の里で購入した囮も結構いい囮だったので元気よく上へ上ります。なのに・・・ダメです。3本ある筋に一通り囮を通してスカです。前回来て掛かる場所はわかっているので、もう早めに見切ってその場所へ向かいます。
 が、・・・ん・・・あれ????そっとポイントへ入り座り込んで静かに囮を出したのですが・・・全く反応がありません。
「あれ〜?おっかしいなぁ。。ここってほんとに先週掛かったところかいな。」
という感じで無反応です。週末はちょこっと水が高かったので誰も入ってないはず。。この浅場も水が高くなったら鮎が入ってきてもええやろうに。。。と思うのですが・・・なんか今シーズンの高津は水が出たらガクンと調子が悪くなる、、、そんな気がします。前回やって鮎が出たところを中心に囮を通していきますが全然反応がありません。魚影の薄い今年の高津。いっぺん縄張り鮎を抜いたら次は付かんのか?そんな感じです。やむなく立ち上がってあちこち探り回ります。けど深いとこ浅いとこ流れの荒いとこたまりのとこ、全部ダメです。1時間後にやっと対岸際の分流尻の小さなポイント・・・竿抜けポイントでようやく今日の一匹目が掛かりました。

    

けど、元気囮に変えてもメインのチャラ瀬では同じく全く反応なし。あちこち入れた後、また一匹目が掛かったところに仕方なく入れて2匹目。結局その畳半分ほどの小さな竿抜けポイントしか掛かりません。それも小さなポイントですから5ひき抜いたら終わりました。
 ここはダメと見切って仕方なく上へ上がります。上の瀬は10mほどの小さなそして足首水深の浅い瀬。でも複雑な筋ができていて竿抜けがたくさんできそうなんですが・・・ここも前回のような反応はありません。隅から隅まで囮を入れてようやっと1匹だけゲットできました。
「こりゃ、やっぱりダメだ。」
見切りました。遅いお昼を食べて場所移動です。
 時間ももう3時過ぎてましたから近場に・・・と柿木に入ります。今季初の柿木です。橋の上は毎年少しずつ流れが変わるところ。
「今年はどんな筋ができてるんかな?」
と楽しみにして入りましたが・・・毎年岸際にはちびちゃんがたくさんいて逃げ惑うのですが、今年はそれがありません。
「あら〜〜今年はここは鮎が薄そうだな。」
現に手前の浅いところから静かにそっと囮を出すと一つ二つは掛かってくれてたのに今日はここも全くのスルーです。沖の深め、流れのきつい瀬の肩・・・全然ダメです。
「はぁ〜 こりゃまいったまいった。」
囮を上に泳がせて犬のお散歩ついて上がりますが全然鮎も見えず、掛かる気もしません。途中でちょっとたるんだ瀬を発見。ここでねちっこく泳がせてみると・・・ピュンってやっと掛かりました。

    

囮交換元気な鮎は走り回ると掛かりません。テンション掛けて無理矢理止めてねちっこく泳がせてるとキュンで2匹目。ところがこの後おきまりの根掛かり。岩の割れ目にきっちりイカリがはまりこんではずれません。。。仕方なく外しに入ってポイント荒らしてその後はぱったり。。。ほかへ行ってみたけど掛からない。。。なんかもうあきらめて早めの竿じまいにしました。
                                15cm〜21cm     9匹 
  
2018年07月26日
宇佐川         12:00〜14:00

 今日は休みが取れたのでお袋を錦町の温泉に連れて行くことになった。お昼を食べて温泉につかって・・・と待っている時間を考えると2時間。
「ん〜目の前にきれいな流れがあるんだから…」
と2時間後に迎えに来ると約束してそそくさと日券を購入し眼前の宇佐川へw
 時間は限られた2時間…いや移動と支度を考えると実質1時間半。なのに日券の3000円は痛い。。
「よ〜し、日券代+囮代ほど掛けるぞ!」
なんて無理な課題を立ててポイントを考えず誰もいないところに入る。
 川はきれいだけどこのじきにないアオサが石に・・・
「やっぱりこっちも高水温かぁ。」
まずは囮を放してトロで泳がせる。けれど、なかなか反応はない。宇佐川は水がきれいで川の中が丸見え、鮎が見えないから掛かる気がしない。時間も限られてるのでさっさと見切って瀬の中に狙いを変える。瀬頭の頭・・・掛かりません。なんか今年は頭より石裏の方が掛かる気がします。で、その石の裏へ。普通に石下1mに囮を止めても掛かりません。そこで引き上げて白泡の中へ。するとグインと掛かりました。宇佐川は今年初めてだけど結構型がいい18cm級。

    

そしてこの元気囮に変えて少し広い石裏を泳がせるとギュン!
「ああ・・・思ったように思ったところで掛かる。やっぱりこれが鮎釣りよね〜。」
このところ釣れない高津川で苦労ばかりしてますから友釣りのパターンは忘れがちです。思ったところで掛かれば囮の回転も良い。どんどんリズムに乗って掛けまわる。ちょっとアタリが遠のいたら石裏の白泡へほりこんだら掛かる。このパターンでどんどん石をなめていきます。時間ないので一所に固執しません。下まで下がったら今度はもう一つ上の瀬場へ移動。段々瀬も掛けながらトントンと上がっていく、上流部の幅狭な川はまるでヤマメ釣りの気分。次々に掛かるとリズムもよく、こんな時は根掛かりもしなければ掛けバラシもない。針の交換もしないw。段々瀬を上がったら次は広いポイントですが、ここは行きの通り道に人影が見えたところ。もうその方は移動されて人はいませんがやっぱり先に抜いた後は掛かりが遠い。あんまりリズムが良かったので時間を気にしなかったけれどアタリが遠くなったので時計を見るとあれれれもうお約束の2時間です。忘れていた友釣りのリズム、友釣りの楽しさに浸れたのでやめたくなかったけれど…約束なので仕方ありません。入川口までもどって川を上がります。
 ちょっと小さい14cm級もいくつかあったけどメインは18cm級。数は17匹。
「うひひひ、日券代と囮代がチャラになったネ♪」
今年の宇佐川はよく掛かりますね☆

2018年07月22日
高津川          10:30〜17:00

 はぁ〜、今年はほんと掛けられません。どれほど自分は鮎釣りが下手になったのか。友釣りってこんなに難しかったかなぁ・・・。ここ数年、満足な釣果をあげられなくなってしまってなんか自信喪失です。なので、ちょっと足も鈍ります。土曜日は用事を言いつけられて昼前になったけど、、、、もう行くのをやめました。前までなら午後半日の時間があれば勇んで出て行ったものだったのに・・・。
 翌日曜日、こんなことじゃいかんと腰を上げて高津に向かいます。しかし真夏日の連続。
「これだけ暑かったら下の方は水温も高くてあかんやろう。」
と下りながら川見をしていたらうまいこと七日市のポイントが空いてます。そこで柿の木の囮屋さんで囮を購入してとんぼ返りで七日市に入ります。
 今年は七日市も掛からないと聞こえてたので
「鮎おるんかいな。。」
と半信半疑。まずは入川点の細い瀬尻に囮を出して探ってみます・・・が掛かりません。
「やっぱり、そううまいことはいかんよなぁ。」
としばらく泳がせで粘ったけど、見切ってその瀬の肩へ上がります。段々瀬の瀬尻から上へ上らせて瀬落ちを狙いますがこれも掛かりません。もらった囮は養殖でちょいと小さかったので長持ちさせるためにあまり負担を掛けず囮を交換したかったのですが、考え甘かったようです。どっちみち早く囮を変えなければ釣りにはならんと思い切ってそのまま下の瀬肩に入れます。けれど、いつもよく残ってる瀬肩一番の石の頭では掛かりません。しょうがないので一段落として石裏になじませたらギュンときました。うまく処理して引き抜きゲット。
「あ〜これで一安心や。」

    

元気な囮に変わったので今度は逆に下から段々瀬の筋を滝登りさせます。すると続いてビュン。またビュンと3連発。型は小さい14cm級ですが勢いはいい。ビュンと走ってくれます。けれど欲を出してもう一つ下を・・・と動いたら間違いです。掛からなくなってしまいました。。渇水の浅いポイントです。鮎は相当敏感になっているのでしょう。人気を悟られたしまったようです。
 「さて、まぁ、囮は確保できたし、次はどっちに行こう。」
いつもの年なら瀬の上手のトロで泳がせるのがここのパターン。でもそっちは昼を過ぎてからかなと下手のチャラに下ります。淵の下のこのチャラの頭にはチビ鮎がたくさん群れてました。
「鮎、おるじゃん。」
とそのまま囮を下げてチャラの肩を攻めます・・・が掛かりません。
「なんじゃ?ここが一番出そうなんやけど。。。」
しばらくあちこち筋を攻め、上らせしてみたけど反応なしです。仕方がないから瀬の中へ足を踏み入れます。上の方は掛からないのでだんだん下がっていくと・・・中段あたりでやっと掛かりました。これは結構いい型18cm級。この一匹から下手が今日のポイントだったようです。 

    

2つ3っつと大石の脇筋や段落ちの白泡で掛けて拾って、、、ちょっと余裕が出てきたので瀬脇に座り込みます。360度釣法。やっぱり浅いチャラは動いてはいけません。ここで座ったままで7連チャン♪アタリが止まったので前に出て岸際の深く押しの強いトイに入れると一発でドカン!けど、油断してて下の荒瀬に下られて抜くのに一苦労。。ようやく脇へ出してなんとか抜きました。このトイは下手へは下がれないので用心用心と荒瀬の上手だけ攻めました。それでもギラリンと鱗光が走る。気持ちいい掛かりの3連発。でも、やっぱり魚影は薄めなんでしょうか何匹か抜いたらピタリと止まります。なんかこれまでの不調がうそのよう。快適リズムで掛け回ります。このチャラを一回りして3時間で17匹ゲットです。一回りしたので車へ戻り昼食とします。
「ほほっ、前半でこれだけ出たら今日は何匹いけるやろう。」
と捕らぬ狸の皮算用。だって、本命と思える上手のトロがまだ手つかずなのですから。
 ということで後半スタート。ところが・・・なんでか最近昼食後はリズムを崩してしまうんですよね。まずは朝の掛かりはじめの瀬肩で囮交換ともくろみましたがはじめっから痛恨の根掛かり。そして掛けたのが瞬時に走って葦がらみ。。小さいのを一つだけゲットしましたが、
「こりゃいかん。」
とさっさと見切って狙いのトロへ・・・。しかし・・・思いの外ここは石が曇っていて鮎も見えません。
「あちゃ〜、今年はここは釣り場とちゃうんか。。」
一応囮を放して泳がせてみますが大石周りも波気が立つモヤモヤも対岸際も全部スルーです。どんどん上へ移動しながら泳がせますが全くのノーヒット。上のポイントからの段落としには一匹ぐらいはおるやろうと思ったのですが、ここも音沙汰なしです。
「あとたった2匹で20匹やのに・・・。」
この2匹が出ません。今年初の場所なのでポイントも見極められないので広範囲を探り歩く・・・掛からないのにこれで時間を消化してしまいます。
「あっか〜〜〜ん。」
とついにその瀬上のトロを見切ってもう一度最初の小さな瀬に戻り細かく探ってなんとか2匹ゲット。けど、結局後半は3匹だけ。ちょうど20匹で終了です。
 しかし、、、一回目の高水ですっかり放流鮎が消えた高津川。そして高水温に渇水と厳しい条件下でしたのでどこも不漁だったようで、卸しに行ったら
「ようこんだけ掛けたな。今日も昨日も全然鮎掛かってない。みんな鮎持ってこないで。」
と言われました。たまたま入った場所で鮎が残ってただけです。運が良かった。腕が良かったわけではありません。場所ムラ激しい今年の高津です。
                        14cm〜21cm   20匹

2018年07月15日
三隈川       8:00〜15:00

 ここはそんなに荒れてないで〜!とはるばるやってきました三隈川。今日は松尾釣り具の大会日です。残念ながら今年は同行するものはなく、一人参加。ロングドライブは小旅行気分です。一人なのでマイタイム。大会といえどもそんなには力んでない…この大会は楽しむ大会なのです。のんびり気分で運転してついたのはもうすっかり朝になった7時でした。
 受付を済ませて店員さんににちょっと様子を聞くと日に日に上り調子と言うこと。けれど、それは三隈川の合流点の話。
「大山は?」
と訪ねると
「誰も竿を出してないからわからない。」
との事。
「広いところでゆっくり自分の釣りができる方がいい。」
と冒険に行きますw。
 「そんなに誰も来ないのなら・・・あっちいってこっちいって・・・いや、まずは囮を交換しなくては・・・緩いところで、でも掛かる確率高くて・・・あそこだね。」
と決めたところに向かうとちゃんと空いてました。ちょうど駐車帯の前の家の人と出会ったので
「ここに車を止めさせてください。」
と一言声を掛けて了承を得まして、、、いやいやここの方は親切な人ばかりです。
「なんならうちの駐車場に止めてええよ。」
なんて優しい言葉までもらいました。支度をして川へ降りると、、、あら、ハヤ釣りの人が先に降りて支度されてました。全然見えずに気づかなかったのですが、これまた、
「ここに入らせてください。」
とことわりを入れると
「どうぞどうぞ。」
ということで気のいい返事をもらえます。
「わしゃ、もうここに4週連続きてるけど、鮎釣りの人なんざ見たことないで。釣れへんのやろうな。釣れるんやったらくるやろううなぁ。」
と教えてくれました。聞いたとおり、
「これなら独占でゆっくりやれる。」
と竿をのばします。
 川の中はとってもきれい。いつもなら海苔のようになが〜い藻が石を覆っているのに今日はそれが全くありません。前回の台風の時に大水が出て川をきれいに洗ったらしいのです。けど、瀬肩の鏡に鮎は見えません。
「おるんかなぁ…。」
ってな感じで瀬肩の大石周りを泳がせて探ります。足下、手前そして対岸・・・とだんだん沖へと囮を出す。。。とキュっと目印が走って掛かってくれました。グングン引き込む重たさはここの鮎の特徴です。力でとめて抜こうとしたけど水を切りません。大事な一匹目でもあるので慎重に時間を掛けてやっと抜いてタモへドッスン!大きいですね22cm級。

    

瀬竿を使って正解でした。さっそく元気な囮に変えて次のポイントを攻める・・・と即掛かりというわけではないけれども掛かります。次のポイント次のポイントと移動しながら・・・けれど、流れの速い瀬の中では掛かってきません。ちょっとゆるんだところが鮎の付き場みたいです。しかしここの場所は囮替えとしてだけ選んだのです。ポイントはそんなに多くはありません。一通り探って5匹の鮎を確保したのでいよいよ本ちゃんと動きます。
 しかし、、次に攻めようと思った下手の瀬場にはいつの間にか人が入ってます。2人、3人・・・
「あれれ、、人が来てるやん。」
ならば次の場所へ移動と竿をたたみ車に戻ります。
「まぁ、あそこもあるし、あそこも・・・」
と贅沢な見通し、、、ところが・・・車で行ってみるとビックリ。思わぬ人人人です。
「ありゃ、、ここもダメ?あそこも?うわ〜あそこまで・・・」
計画してたところが全部埋まってます。
「しかたない大移動して・・・あそこは普段でも人が入らないところやから大丈夫やろう。」
と天ヶ瀬まで移動します。しかし・・・・人が入ってました。
「さすがに大会で3連休の中日。普段誰も来てなくても今日は満員御礼かぁ。」
ということで仕方がない、最初の場所へとんぼ返りです。ところが・・・そこもすでに他の人が入っておられました。
「うわっ!こりゃまいった。やるとこないやん。。」
 途方に暮れてついでに昼食を取って・・・2時間のロス。。そしてなんとか入ったのは普段は結構穴場のトロ。しかし、どうも前回の大水で水深が浅くなってしまってて鮎がたまってなさそうでした。それでスルーしてたのですが他に場所がないので入るしかありません。・・・・残念ながら掛かりません。。鮎も見えません。上から下まで移動して探ったけれどぴくりともしない。。。なんとか対岸ぎりぎりの岩壁で2つほど掛かったけれどそれっきり。。。トホホな釣果で終わってしまいました。



込み9匹は73位です^^;それでも賞品の1升ビンを下げて・・・まぁ37度越えの暑い中だったけど1日十分楽しみましたね(^^)v
2018年07月14日
匹見川          11:30〜17:00

 よく降りました。この辺りの川はどっこも氾濫寸前まで行ったようです。1週間たって、水の方はぼちぼち落ち着いてきましたが、「どうせまだ白川で鮎はかからへんやろう。」と思いながらもやっぱりせっかくの3連休です。竿を持って出かけないわけにはいきません。向かったのはひきみの町内。あそこなら落ち着きも早いし、苔ものこっているかもとに判断です。しかし、、、あちこち土砂崩れ通行止めで、回り道をして着いたのはもう11時。紙祖川へ入って川の様子を見てみようと思ったら・・・あれれ、へいぼんさん発見☆声を掛けて入る気はなかったんですがちょっと一緒にやらせてもらいます。しかし、川へ降りたらやっぱりの白川です。石はざらざら。歩きやすいけど全くといっていいほど苔はありません。早朝からやっていたへいぼんさんも上へ下へと歩き回って苦戦中。その後に入るのですから掛かりませんよね。って思いつつ少し茶色が残っている対岸がわの岩狙いでなめるように泳がせてジーーと探っていると掛かりました。やせた鮎。これを交換しても流れの中は沈んでくれません。瀬の中もやってみたけど皆目反応はありません。ぐっと下がってもう一カ所茶色が残る対岸際の岩を狙って小さいのがもう一つきましたが・・・もうそんな岩もないので進展が望めません。昼食を取るのを気に場所替えといきます。

    

 ところが・・・町内に入ってみると満員御礼でどこにも入れるところがありません。町内の匹見本流は石の色が残っている・・・つまり苔が残っているのです。でも、ちょっと場所探ししたけど残念ながら入れるところなくあきらめました。町内から下へ下がるもここはというようなところはみんな人が入っていて竿が出せません。長沢第二トンネルまで下がってようやく誰もいなくなったので入ってみましたが・・・・ここはそこが岩盤なのにその岩すら苔が残っていません鮎も掛かりません。早々にあきらめ、、、もう囮も弱ってきたのでそんな囮でも入るところと豊川まで下がって瀬肩に立ちますが・・・ここはいつもなら遊び鮎がいくつか見えるところなのに全然見えません。やってみたけどやっぱり掛からず。そのまま瀬の中も瀬尻も・・・さらに下へ下って竹藪の頭もやってみたけど反応なし。分流へも入れてみたけどだめですね。ということでダメとは思いましたがたったの2匹の惨敗でした。

2018年07月01日
高津川          10:30〜17:00

 安定水位を保っていた高津もついにまとまった雨が降って増水。そして水が落ち着いたなということで翔さんと釣行です。
 高水の水引だからうまいこといったら爆釣?なんて捕らぬ狸の皮算用。解禁から好調だった場所もぼちぼち釣り荒れで掛からなくなったと聞こえたので穴場狙いに僕の推薦で七日市の下流部での待ち合わせ。・・・・・しかし、、、向かう車に翔さんからTELが入り、
「一つも掛からんからここはダメや。場所替えと行くよ。」
とのこと。
「あら〜・・・竿が入ってなさそうだったからいいかと思ったのになぁ。。。」
読みはずれです。ということで待ち合わせは左鎧の下に変更。
 川の水位は平水よりちょっと(20cm程度)高いくらいで水は澄んでます。これなら普通にやれるというところなので安心して川へ降ります。先に入ってた翔さんに状況を聞くと一発目で小さい群れ鮎が掛かったけどその後音沙汰なしだそうで、苦戦してます。買っておいてもらった囮をもらって・・・・この囮がちょっと小さくて頼りなさそうだったので上手の浅く流れの緩い瀬肩へ上って始めます。目の前に遊び鮎が数匹見えますが・・・これが小さい13cmほど?追うかな・・・と囮を泳がせて近づけてみたけどスーーと上へ逃げて行ってしまいました。それからは弱い泳ぎの囮をなんとか沖へ上へ深みへと泳がせて探りますが全くの無反応・・・
「3っつぐらいは拾えそうだと思ったのになぁ。。。」
仕方がないのでその下手にある小さな瀬まで囮を下げて流れの中へ入れます。・・・でも反応ありません。ここは残るとこやろう。。。と下竿にして岸際の荒い筋に囮を入れてやっと掛かりました。これは小さめ16cm級ですがちゃんとした追い鮎です。元気な囮に変わったので芯に入れて引いて探りますが・・・ダメです無反応。。。
「抜かれた後かぁ??」
少しずつ下がって一つ一つと石周りを探りますがてんでダメ。小さい瀬なのでついに瀬尻まで引き尽くしてしまいました。メインポイントに入っていた翔さんも瀬肩掛かからずで下がって下がって急瀬まで下がっても無反応だったらしくもう攻めつくしの様相。。
「ダメですね。ここも変わりましょうか。」
ということで早々に次の場所へと変わります。
 じゃあ今度はどこへ??悩みましたがだんだん下がってきているのでそのまま下がって日原周辺へと言うことになりました。もう時間も昼前なのでどこもポイントには人が入ってるだろうと思いきや・・・なんとどっこも全部がら空きです。それなら数は少なくてもおることはわかってるとまたまたの池村専用区の上部へ行きます。気合い入ってますので先に昼食を取ります。もし掛かったらこの時間からだと昼にあがれんから。。早い昼食なんて言うことだったのですが・・・・・・。これが・・・
 瀬肩の浅トロにはチビの群れ鮎が見えてその群れは垢をはみながら瀬へと下がっていきます。
「これなら掛かるでしょう。」
と早速右岸に翔さん。川を切って左岸に僕と対面になって始めます。ところが・・・・・掛かりません。前回は掛かった瀬肩のトロも一段目の瀬の中も・・・もっともっと下がって・・・・掛かりません岸際の段々も・・・掛かりません・・・これまで掛かってきてたあの良型の鮎の気配が皆無なのです。
「これってなんやろう?網が解禁になったからどっこも捕りつくしたんかな?。」
確かに入川口は草刈り道作りがされて網入れがあったことを物語ってはいますが・・・それでも瀬の中には網は入らないので少しは残ってるはずだが・・・。気配なしです。2時間やってついにここでは二人ともボウズくらいます。
「こりゃダメだわ。。。」
と再度の場所替え。
「どこ行きましょ?時間も残り少ないし、囮も自分ももう結構くたびれたし・・・。」
 近くて、浅場で流れも強くなく・・・・ということで横田の専用区に決めました。とりあえずそこならよたった囮でも入るということで、、、。行ってみると先客さんがちょうど昼食中でした。挨拶してお話し・・・
「掛からんけどあっちこっちでぽつぽつ拾った。」
と状況も聞くことができて、
「すいません囮も弱いのでここに二人はいらせてください。」
というと
「どうぞどうぞ。」
と気持ちよく言ってくださいました。そこでその方に続いて二人川へ降ります。じゃまにならず、弱い囮でも無理せずやれるとこ・・・と一番上の肩までのぼってやり始めます。橋脚の下のこのトロには例年小さい遊び鮎がついてるんですが・・・今年は見えません。さっさと一通り囮を泳がせてみたけれど掛かるようではありませんのでそのまま下って・・・分流へ降ります。5mほどの流れなので竿は上竿とてもやりにくい。踏み込んだら鮎を逃がしてしまいそうなので例によって下竿にして真下釣りで瀬の中へ・・するとギュンと引き込まれました。
「やっと掛かった!」
そのまま下竿でやりとりして芯を外して岸際へ。。。やっとのまともな鮎ですから慎重に慎重に・・・ズドン☆とタモに収まったのは20cmのいい鮎です。
「やったね(^^)v」
で囮を変えて再び掛かった短い瀬の岸際へ入れるとビュンと糸が走ります。こんな狭い分流ですからきっと竿抜けだったのでしょう。しかし今度はちょっと下手くそでして仕方なくその瀬を下って鮎を止めます。ドスンとタモに入ったのは同寸の元気鮎。しかし、入れ掛かりはこれ二つだけ。小さいポイントだったからか・・・瀬を下って足を踏み入れたからか・・・。仕方がないのでさらに下手へ囮を下げて瀬尻のひらきへ・・・ここで扇に泳がせてるとビュンと目印が飛んでもう一匹追加。けど、、、その後は反応がなくなり、どうやらここにいた鮎はそれだけだったようです。それからさらに下がりながら探ったけれど、もう反応は出ませんでした。分流がさらに分流となり幅が2mほどになるところでここは見切ります。中州を歩いて本流へ移動。ちょっと下手の急瀬がおいしそうだったのですが掛かっても止められそうもないのであきらめて上へ上り早瀬へ囮を入れます。でも・・・こちらは無反応。。たしかに先客さんが言ったとおりです。手前から沖へとあちこち足を使って探し回っていると対岸ぎりぎり、、葦の元でやっと掛かりました。でも後は続きません。上へ上へと引きあがりながら探って・・・ちょっと大きめの石裏で一つ追加は小さな群れ鮎でした。そしてそれっきりで夕方となってしまいました。
 ・・・・・後で状況を聞くと本流部へ入った人たちはみんな今日はアウトだったそうです。七日市から柿の木、下須に左鎧・・・みんな鮎がおらんと・・・。ここまで鮎が消えると網のせいではなさそうです。そういえば、去年も一昨年も・・・高津の良型放流鮎は高水になったら姿を消す。そういう体験をしてました。なんでしょう??流れを怖がってみんな一斉に深みへ逃げ込んでしまうのか?放流時期遅く解禁直前放流なので流れに弱くふっとばされるのか?それとも一気に病気発病して全滅したのか?う〜ん。。。水位が落ち着いたら鮎たちが戻ってくるのかが心配です。
                        14cm〜20cm  6匹
2018年06月16日
高津川          12:30〜17:00

 またまた高津です。朝一早出しようとがんばって起きたけど、お袋に用事言われてかないませんでした。ちゃんと用事を済ませてから向かうと着いたのはもうお昼です。翔さんから匹見にはいってると連絡あったのですがその場所にはもう何人か他の人が入っているようだし、時間も遅いから再び日原の池村専用区に入ります。
 やっぱり瀬頭のトロでは小さい遊び鮎の群れが見えます。そこでいつもは立たないほどの上に立ちスタートします。誰も狙わないそこでは
「小さすぎて役に立たないからあげる。」
と漁協でゆずってもらったチビ養殖でも糸をゆるめてやると上へ上ります。スースーと軽く泳ぐとギラリン☆と光り、同サイズのちび天然が掛かってくれました。

    

このサイズでも石に着いていて追ってくれれば結構楽しいものですがほとんどが群れ鮎で逃げ惑う奴ばかりなので掛かりません。早めにそこはあきらめてちょっと下へ下がり、いつもの瀬頭の大岩回りを探ってみます。すると・・・ドッギューンと目印が飛びました。グリグリグリと引き回されるのを竿を立ててあしらってやりとりの末抜いたらドーンと衝撃でタモに入ります。小さい奴が一番と思ったら2番目は逆に何ともビッグサイズ。24cmはありそうです。
「こんな大きいの囮で使ったら怖いやん。。」

    

と思いつつもまだ囮を確保できてないので怖いながらもそいつにハナカンを通して泳ぎ出します。こいつがくせもの大きいくせに川の中を縦横無尽に走り回ります。
「こんなんが走り回ったらあゆはみんなびびって逃げ惑うで〜」
とは思いつつひとしきり自由に泳ぎ回させます。そうこうしてるうちにやっとちょっとくたびれたのか泳ぎが落ち着きます。それからじわじわとコントロールして沖側の流れ込みを下から上へツーーと泳がせるとガッキーン☆と次が来ました。これもまた良型。下手の早瀬の流れに入らないように竿であやつってうまいこと抜けました。ドッスンとタモへ収まります。こいつは21cm級。やっと普通に友釣り開始・・・といっても良型なんですけどね。本流日原周辺はやっぱり数は少ないけどでかいのです。しかし、今日は掛かりズムがさらに遅い。そんなに数がいるわけではないから抜けば抜くほど数が減るのでしょうか。先週抜いたところでは掛かってくれません。
 そこでさらに下手に動いて早瀬の流れの中を探ってみますが・・・・掛かりません。高津の放流鮎はどうも速い流れには弱い、そんな感じを受けますね。瀬の中にちょっとだけできたタルミの部分。そんなところを見つけては囮をじっくり泳がせて一つ掛けます。でも一カ所では一つだけです。肩落ち一番のところに小さな鮎が群れて走り回ってるのを見つけました。そこでその周辺の石裏のタルミで囮を止めてしっぽを振らせてじっと待つと・・・グリンと軽い手応えで掛かってくれました。15,6cm級で体型はキュウリみたい。まさに群れ鮎ですね。追い鮎が全然掛からなくて暇になったら同じように同じところで止めてしっぽを振らせて・・・・群れ鮎掛かります。でも、待ってるだけだし、小さいし、そんなにおもしろい釣りでもないのでつつけてはやりません。そんなキュウリ体型の群れ鮎を5匹ほどは掛けたでしょうか。追い鮎の方は全然数が増えません。そのうちだんだん無理をするので親子ドンブリに根掛かり放流までやってしまいました。
「これじゃ増えへんやろ。」
と再び瀬肩に移動し、ゆっくりと泳がせて探る・・・。
「はぁ〜もうやりつくした感じやなぁ。。。」
と川切りを戻って最初の位置へ。そしてだんだん下がって入川口へと戻ります。
 ここで「もしかしたら」と葦際すれすれに下竿で降ろし入れますと。。。残ってましたガキン☆と掛かる。ただ完全に竿を下向けにして釣ってるので掛かってからが大変。。伸されないように竿の曲がりを残してやりとりし、掛かり鮎を上へと上らせて。竿が立ったら抜きます。このやり方で一つ二つ三つと最後に少し数を稼いで終わりとしました。



      14cm〜24cm 13匹・・・・・チビな群れ鮎が5匹もいたのに目方は800gありました。
2018年06月10日
高津川          7:30〜17:00
 天気予報が雨だったのでどうしようかな〜っと悩んだのですが、一年ぶり・・・の車中泊がやりたくて泊まることにしました。津和野道の駅に行って食事をし、温泉につかり、日原の道の駅へ。車道を走り抜ける車のタイヤの音だけを聞いて一人眠りにつく。。。これもまたいいものです。
 早朝、明るくなったのと同時に目が覚めました。雨は降りそうもありません。でも、朝食を買ってきて食べたり洗顔、トイレと朝の支度をゆっくりしてたらもう7時前です。すでに道の駅からは車中泊組は好調と言われる柿木に向かってどんどん出立していきます。さて、僕もせっかく車中泊をして朝早から出漁できるのだから仲間となって柿の木へ向かおうか・・・という思いと同時に誰もやってない日原周辺の本流を探索したいという気持ちもわいてきました。
「日曜日だしねぇ。。。」
道の駅の宮島さんから囮を購入するときに状況を伺って。。。
「本流はなぁ・・・誰もやってへんから状況もわからへんわ。」
といわれwそれでも少しは掛かってたというポイントを聞いて、、、やっぱり本流攻めをすることにしました(^^ゞ。
 最初は例年わずかながらも放流鮎が掛かるところ・・・。池村の専用区の上端です。瀬肩の上のトロ尻へ囮を泳がせて出します。なんの気もないところから出すけど、やっぱりそんなところでは掛かりません。そしてだんだんと沖へ・・・沖に座っている大岩にできた筋へと囮が上ったところでグリリン。重い手応え。最初の一匹は囮交換の大切な一匹。これを慎重にあしらってやっと抜いたら、なんとも大きい。最初から20cmUP級です。

  

「解禁初期でこの大きさか・・・。」
ちょっとハナカンを通すのをためらったけど、そこはやっぱり掛かったばかりの元気囮です。交換して泳がせ出します。やっぱり元気のいい囮は泳ぎが違う。ビューっと沖へ泳ぎ出て流れの活きている筋でもグングン入ります。そして2匹目。同じところに固まっているわけではないので一匹一匹に時間は掛かりますがぽつりぽつりと掛かってくれます。それも全部20cmUPです。

    
「この調子ならだいぶ数も上がるんではないか。」
などとおいしいもくろみをしましたが・・・・残念。だんだんと立ち込んで行くにつれて掛かりが悪くなりました。最初の立ち位置から狙った筋が一番鮎が着いていたのでしょうね。その後は少し下がって瀬の中へも入れてみましたが、流れがきついところは反応が皆無です。
「この大きい放流鮎は流れに弱いのか。。」
そうです掛かるのは流れの芯ではなく、瀬の中でもちょっとした流れのたるみや棚のところだけです。そんなところはこの場所では少ないのです。対岸へ渡り、また分流へも囮を入れてみたけれどぱっとしません。一通り全部のポイントを攻めきって昼前。良型15本を船に入れて場所替えとします。
 次は日原もだいぶ下へ下った青原。下の瀬までは車を止めて川の中を2,300m歩くので大変です。その間に川の中の鮎を探しながら歩くのですがなんと今年は全く鮎の姿が見えません。
「こりゃ、、やばいかも?」
それでもしんどいめをしてやっと下ってきたのですから竿をのばします。しかし・・・・期待の瀬頭は全くのスルーです。そしてそのまま瀬を下って行きますが反応は全然。。。
「ここには鮎おらんのか?」
本流ははずしたらこんな感じなんですよね。でも、ここの狙い場はもう一つ、瀬を下った下にある柳の前のトロなのです。そこもせっかく来たのだから状況を確認しておきたいとさらに下ります。瀬尻の上のドーンときつい筋。深みのある筋へ囮を入れてみたらふいをつかれてガガガン!ギューーンと掛かりました。でも、かなりな大型で気を抜いていたので一気に下へと走られました。下竿に伸された竿を必死で曲げて止めようと試みましたがプッツーーンと複合の006が切れてしまいました。
「せっかく一匹来たのに・・・マイナス1や。」
気を取り直してもう一度仕掛けを張り直し、今度はちゃんと足場を決めて再びその深いド芯流れの中へ囮を入れてみましたが次が掛かることはありませんでした。そして下の柳前のトロへ・・・ここでしっかり元気な囮に交換して泳がせて探ってみましたが・・・やっぱり?無反応。全く掛かる気配がありません。
「これじゃダメダメ〜!」
とあきらめて竿をたたんで入川口まで再度ひたすら歩いて上って戻ります。
 車に着いたら汗だくのクタクタです。
「さて、もう一カ所、、、どこへいこうか。。。」
歩くのに疲れたから最後は入川しやすい日原専用区の下端へ。ここも解禁当初は結構掛かったらしいのですが、そんなに広いポイントではありません。
「もうきっと抜かれた後やろうなぁ。。。」
と思いながら囮を泳がせていきますが・・・やっぱり鮎はいないようです。それでもなんとか瀬肩のトロにできた緩く細い流れ筋で二つほど掛かりましたが、その後は音沙汰なし。。。で夕方少し早いですが納竿としました。
 結局数は朝に掛けたのから増えずの16匹。でも大きいのは23,4cmはありそうな良型揃い。目方は1.2kgありました。


2018年06月09日
匹見川          11:30〜17:00

 1年ぶりです。翔さんと一緒。
 解禁から一部だけが好調と偏った状態の高津川。しかし、、、そんな好調はゆっくりスタートの僕には入れる場所はなく関係ありません。早朝から先にその好調と言われる下須へ入った翔さんと一緒に竿を出そうと思ったのですが、翔さんが入ってたそのポイントには「つり人」社の取材が入ったと言うことで一気に人が6人も入ってきたらしく釣り場所がなくなってしまったと言うことで退散することとなりました。
 移動…どこへ行こう…となったので匹見でよく釣れていると言われてる澄川へ再び行ってみました。先週も入ったその場所には先客さんがお二人いましたが、上の方で竿を出されていて下手は空いていました。ということで二人して下手へ入釣です。
 降り口の左岸側は翔さん、川を切って対岸側を僕と別れての釣り開始。数は薄くぽんぽんと囮を入れ替えて入れ替えての釣りですが、なんとか囮も変わりその後もポツポツと掛かります。

    

途中固まりを見つけ連続掛かりもありましたがそれも4,5匹でストップです。一通りポイントを一巡したところで15:00遅めの昼食とします。ここまで15匹。
 「さて、二人でぐるりと一通り抜いたから場所替えと行きましょか。」
ということで次の場所を探します。そのほかに掛かるところは…というと先週漁協の本所で耳にした猪木谷。どこか空いてるところあるかなぁ…と川を眺めながら下っていると長い一本瀬が空いてます。ちょっとこんな広いポイントに誰もいないというのは不安でもありましたが入ってみることにしました。ところが・・・・やっぱり?鮎見えないし石磨かれてないし、、瀬もトロも全くの無反応。
「はずした〜〜〜。」
段々瀬の尻でなんとか一つ拾えましたがそれっきりのなしつぶて。偏りのある高津川、はずすとこうなるのです。

    

                        14cm〜21cm    16匹、、、でも型はいいですよ1,2kg
2018年06月03日
匹見川          11:30〜17:00
 さて、今年の予定の大会を終えていよいよ地元の解禁へ。今年初の高津筋。
「今年はどんなもんかな〜。」
と日原について川見をします。日原の専用区を上の道路からじっと眺め、そのまま下の瀬肩までずらっと見たけれど、
「ん〜・・・去年と違い、鮎が薄いぞ。。。」
お一人竿を出しておられたけれど、掛かってるようでもありません。ほんとに目をこらしてやっと見つかる程度の鮎の塊も型が小さい。
「これじゃ今年はここもたいしたことないかな。」
 そうして日原漁協へ・・・ところが・・・
「あれれ?閉まってる?」
解禁直後のしかも日曜日なのに・・・?とおかしいと思ったので通りすがりの人に聞いてみたらなんと今年はこの日原漁協は日曜日は閉めるらしいのです。
「はぁ〜やっぱり釣り人には冷たい体質は全く変わってないんだよね。」
横田の本所は開いてんでって言われても横田までは結構あるでしょう・・・道の駅に宮島さんが売ってるやろうって言われても僕は毎度昼前出勤ですから宮島さんは閉めてます。
 しょうがないから横田の本所へ向かいます。その途中もげんごろう、池村、いりょうの瀬と川見をしますがどこも石が黒く曇っててやる気が起こりません。本所へ着いて囮を買ってたら持ち込みの人が来ました。
「今日はもう帰らなあかんから早上がりや。」
と出された鮎を見てビックリ。数は15匹ほどでしたがその鮎の大きいこと。レギュラー20cm、大きいのは23cmはありそうな。。。
「うわ〜、大きいなぁ。どこで掛けたの?」
「これは猪木谷や。」
漁協で状況を聞いたら匹見は今年は上流と下流がダメで中流が好調ということでした。
 そこで猪木谷周辺を目指して出発。でも途中寄り道をして川見・・・・どうもやっぱり下流部は石が磨かれてなくてダメ模様。しかし猪木谷は・・・人がいっぱい(^^ゞ入れそうなところなどありません。そのまま澄川まで上がって・・・澄川も混み合ったところは竿間隔で人がいっぱい・・・なのにあれれ?僕がよくはいる駐車帯の広い降り口もはっきりしている誰もが入りそうなところが空いてます。
「???おっかしいなぁ〜なんで空いてるんやろう・・・掛からんのか・・・それともすでにさらった後で移動空きか?」
どっちにしても掛かる可能性は低そうですが時間はもう昼前です。
「もう掛からんでもいいからここに入ろう。」
ってなもんで車を止めて釣り支度。やっと川へ降りて釣り始めは11時半になってました。
 やり後見え見えの降り口前のチャラ頭からそっと囮を放して泳がせます。スースーと上へ泳ぎ始めたらなんとグルリンと掛かってくれました。
        
「およ〜!掛かるやん。」
囮が野鮎に変わって今度は自分より上へ泳がせます。すると狙った筋で掛かってくれます。当然入れ掛かりと言うほど鮎が濃いわけではありません。それでも「ここはおるとこやろう」っていうところで止めたりUPダウンさせたりして誘うと掛かってくれます。調子のよいリズムで2時間で15匹。それもほとんどが型のいい20cm級です。ここで一旦車に戻って昼食をとります。

    

「いい調子やからこの調子でいったら結構数になるかな。」
なんて調子のいいことを思いながらおむすびをほうばります。
 さて、後半戦。
「まだ下の方は竿を差してないからな。」
と川を切って対岸へ渡り下手へ少し下ります。ところが・・・なんかおかしい自分のリズムが違います。集中力が途切れ、落ち着きもなく、、、われながらリズムを崩したことがわかります。こうなるとダメですね。思ったところになかなか囮が泳いで行ってくれないわ、なかなか思うように掛からないわ、待てないわ・・・・掛かっても掛かりバレに空中分解、あげくのはては型の良いのに付け糸を切られて親子どんぶり。数が増えるどころかマイナスです。やることなすこと全部ダメ。ハリスは切れるし根掛かりするし・・・・調子崩れは治らず結局納竿の17時までの2時間はたったの5匹。

    

取り逃がした鮎は10匹^^;
 でも、やっぱり掛かった鮎は大きい。解禁直後というのに漁協に持って行ったら20匹は1kgありました。

16cm〜22cm     20匹
2018年06月02日
ジャパンカップ九州大会

 マスターズに続いてのトーナメント参加。今度は結構クジもよく全体の3分の一ぐらい。それでお目当てのポイントを目指そうと思ったら、どうやらそこは参加者皆さんお目当てだったみたいでどんどん選手がそちらへ行くので、あきらめて遠くのポイントまで足を伸ばして歩きます。よく入るポイントまでいったらそこはまだ空いていたので途中で足を止めそこに入ることに決めます。でも・・・・やっぱり下見してないというのはダメですね。そのポイントは今年は鮎が止まってなかったようです。開始から小さい囮を流速の弱いところから泳がせ出して探っていきますが全然の無反応。だんだん上へ・・・また沖へ・・・と広範囲を探っていきますけどダメダメです。試合時間を半分経過した頃。上手に入っておられた選手も下へと移動して行かれました。なんか道糸に反応があるところをしつこく誘いを掛けてねばると・・・クリンと軽い反応で掛かってきたのは白ハヤでした。
「やっと掛かったと思ったのに・・・」
もらった囮も小さかったのですが掛かった白ハヤは囮と同じくらいの大きさ。
「くっそーー。」
と悔しいのでそいつを船に入れてやりますw
同じように少し囮の泳ぎがぎこちないところでねばると次から次へと白ハヤが掛かる(^^ゞ
たとえ白ハヤでも掛かってしまうとそのたびに囮が弱っちゃうんですよね。ついには2匹とも泳ぎが止まってしまいました。
「はぁ〜・・・今日もボウズかぁ。。。」
後残るはタマを付けて流れの速い芯へぶちこむぐらいかなというところ。その前に半分やけくそで例の確保していた白ハヤを取り出し鼻環を付けて送り出しました。
「なんかイダでも瀬に入れたら掛かるって聞いたから白ハヤでも掛かるかもよ?」
なんて自分でも笑いながらそいつを出します。すると・・・石裏へと泳いで上ったら一発でギュイーンです(笑)。
「わわわ!!ほんまに掛かったやないか〜〜!!」
笑っちゃいました。掛かってきたのは21cmはある肥えた良型の鮎。白ハヤでも掛かるんや。と初体験しました。試合の方は・・・せっかく元気な野鮎の囮が手に入ったにもかかわらず、その元気な囮で通したポイントをもう一巡り丁寧に攻めて回ったけれど次は掛からず惨敗です。今年はいいとこなしでトーナメントは終了です。
いや・・・困ったときは白ハヤも使えるっていう事を知ったのが収穫ですけどw
2018年05月26日
ダイワマスターズ九州大会

 なんとなく今年はちょっと気合いが入っての参加。
 しかし…くじを引いたら47番。
「ふむ。。真ん中あたりか・・・。」
と思ったが、
「あ!マスターズって50人分けやった。。ということはどんスリーかいな。。」
Aブロックはそれでなくても区域が狭いのにましてや今年はこれまでAブロック内であった大山川は決勝のみに使うと言うことで予選の区域から外された。・・・ということで囮をもらって玖珠川を上って行ったけどすでに場所がない。みんなもう立ち位置も決めてるようなので割り込むのは失礼だな。。。とバック。あちこちのぞいて入れる場所を探したけれど無理ですね。ということで橋を渡って本部前の対岸に入ります。ここは・・・誰もいませんでした(笑)。
 ダメやろうなと思ったけれど、やっぱりダメ^^;
鮎の気配も感じないまま予選終了で囮変わらずいいとこなしの敗退でした。
朝、へいぼんさん兄弟に会って一緒に参戦でしたがさすがへいぼんさんたちは2人とも予選抜けされてました。(決勝は残念だったようです。)
2018年05月20日
三隈川         11:00〜14:00     14cm〜21cm     13匹

 待ちに待った解禁。今年はいつも行く三隈の解禁がちょうど日曜日。解禁日に竿が出せるなんて何年ぶりのことだろうか…。
 ということでがんばって早朝出立で三隈到着は8:00。いつものようにそのまま小倉釣具店に行って年券と囮を買う。そして川を見ながら三隈橋まで行くが・・・なんといつも解禁でも釣れなくて人はまばらのこの場所でも人がいっぱい。とりあえず来週行われるマスターズの下見と堤防沿いに上へと歩くが・・・どこも人が立っており割り込まなければ竿が出せない状況。遅く来て割り込むのは好きじゃないのでどうしたものやら。。。と思ってたら上から降りてくる人は・・・「あっ!へいぼんさん。」へいぼんさんたち兄弟も着いたところらしくやはり同じように入るところがなくうろうろしてたところらしい。兄弟に挨拶をし、二言三言お話ししたところですでに釣り姿のご兄弟は
「しかたがない。大山へ入ろうぜ。」
との弟さんの声で下へ向かいます。
「じゃぁ、いってらっしゃ〜い。」ということでご兄弟とは別れます。そのままこちらは上のポイントまで歩いてみたけれど、やっぱり窮屈なポイントに竿を出すのはあきらめました。
 車に戻り大山から堤防沿いに下へ下り金波荘前まで行った見たけれど、どっこもみな人が立っておりうろうろしただけで入川をあきらめます。
「下見はできない・・・あきらめかぁ・・・」
 仕方がないからちょっと大山の上流に上がって解禁の鮎の姿だけでも見ようと車を大山道の駅に向かって走らせます。しかし???おやおやさすが解禁日?ここまできても人人人です。去年タケさんと入った細い流れの支流まで人が並んでます。
「こりゃ大山もあかんわ。。」
で再び車をUターン。
 今度は天ヶ瀬へと向かいます。
「けど、この分じゃどうせ温泉まで上っても入るとこはないやろし・・・。」
で思い出したのは一昨年タケさんと一緒に入り、2時間二人ともかすりもしなかったポイント。沈下橋です。
「もうどうせなら広々とした状況でゆっくりと竿を伸ばそう。」
と行ってみましたら、なんと!ここは誰もいません(笑)。駐車スペースも広く空き、川の近くに車を止めてゆっくりと今年初の鮎釣り支度を整えます。
 時間はすでに11時になってました。日曜日ですから帰りのことを考えるとやれるのはせいぜい3時間ですね。さて、最初ですから河原へ降りて足場のいい瀬肩の上のトロに立ち、囮をつけてそっと放します。ねらいの大石の囲みに入ったらクククンと小気味よいアタリで早速糸が走ります。クンっと竿を立てて走りを止めてグイと抜きます。1年ぶりでも一連の動きはスムーズにいき、ポンとたもに収まったのは14cm級の小さい鮎。

    

「おおっ!おったんかい。」
ダメだろうと思ったポイントで掛かってくれたのですからうれしい限りです。そのままこの瀬肩の囲みで泳がせながらねっちりと探ってみますと一つ・・・また一つと掛かってくれます。

    

でも、そんなに鮎が濃いわけではありません。狙い場所を変えて鮎を入れ、次に移して・・・と探りもってようやく一つ追加という感じ。それでも一瀬ポイント独占ですからまだまだ探るところはある。なんて思ってたら、やっぱり人が入っていたら掛かる感じがするのでしょうね。なんせここは天ヶ瀬へ抜ける道から見下ろせるところなのですから…そのうち沈下橋の上を鮎師の車が渡ってきます。そうして一人・・・また一人と人が川へ入ります。さすがに僕の立っている橋の上には誰も来ませんでしたがポイントが広い橋下はもうどうも入れそうもありません。
「まぁ、2時間もやれば帰らないかんのやから。」
ということで場所を橋上にしぼりゆっくり釣り回ります。瀬肩の囲みはそれでも鮎が一番固まってたところ。ここで7つ。
 掛かりが止まったところで一旦川を上がってお昼のにぎりめしを食べます。
「あ〜あ今年も始まったな」
とシーズンのインをゆっくりとかみしめて後半は瀬の中に立ち込みます。
 しかしながらこの流れの中には鮎は少ない。あちこち歩き回ってやっと一つ、やっと一つというところ。1時間でやっと6つ追加したところでタイムアップです。
 初釣りで鮎の顔が拝めたからよかった〜♪




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