2017釣行記
| 「新年明けましておめでとうございます。」ということで今年の初釣りです。 本当は5日が天候もよく、初出動と勇んで船頭さんに電話を入れたのですが、なんと!すでに予約いっぱいで筏にはあがれないと断られました。 「そんなに人気なのか・・・」 としぼんでしまいました。週末土曜日、今度は 「5日がいっぱいなら土曜日はなおさら無理やろうなぁ…。」 と思いつつ、 「まぁ、かけるだけかけてみよう。」 と電話を入れたら 「大丈夫、3人しか予約入ってないからがらがらや。」 だそうで 「えっ??」 という感じで申し込んで急いで支度した次第です。 さて、空いているの+前回振られたと言うことで船頭さんも 「すまんかったなぁ。」 ということで希望の宮島、可部島沖の筏へあげてもらいました。 7時半、釣り座セット終了。天気が良くてきれいな日の出を見ることができました。
今日はこの流れの速い筏での対策として道糸にPEを使用。DUELのアーマードFならPEでもフロロコーティングがされて張りがあるので穂先がらみも避けられるだろうと考えてリールに巻いてきたのです。これならフロロの3倍の強度があるので糸の号数を落とせます。使用号数は0.6号。糸は細いほど流れを切る。鮎の友釣りの原理です。はたして効果のほどは…? 筏の下には魚はいません。どうやら手感から底は砂のようです。これは餌取りが少なくて釣りやすい。後はがんばって団子を打ってチヌを寄せられるかどうかです。 本日の第一号は団子打ち1時間後。なんとキスゴです。
やはり底は砂地。しっかり団子を打ってチヌを寄せなければ…。そうしてさらに1時間。ついに竿先にもぞもぞっと魚が団子に触れる感じが竿先に出て、その矢先、団子が割れたと思ったら上がった穂先がスースーと入っていきます。押さえ込んで止まった時を逃さずグンっと竿を立てます。ガツン!と竿が止まって掛かりました。 「一匹目はばらしたらあかん。」 とちょっと慎重にやりとりして、浮いた魚は本命のチヌ。色白なのは選ってきたチヌの証拠。 「これは続くかな。」
期待を込めて続いて団子を入れます。思った通りアタリが続きます。ワクワクです。団子でチヌを寄せられたのです。これがやりたかったことなのです。1枚目は8時40分。2枚目は8時50分。3枚目は少し時間が掛かって9時40分。少しあたりが遠くなって、次はまた1時間後…これは赤です真鯛です。初釣りからめでたいことです。おみやげにもこちらの方が喜ばれるのでやったやったですね。
けれど、午前の時合いはこれで終了だったようです。その後潮の流れが緩み、止まってだんだん逆の流れへ…このアタリが止まっている間に昼食をとおにぎりを出してほおばります。けれど、団子打ちの手はゆるめません。…と、竿を竿置きに置いておにぎりをほうばっているところで穂先がズンと入りました。 「わお!こりゃいかん。」 とあわててリールを握り合わせようと竿を立てに掛かったときにするんと手が滑って…あ・・あ・・あああ・・・ドッボーン。。。竿が海中へ落ちてしまいました。 「こ、、こりゃいかん。」 あわててタモを手にとってすくいにかかりましたが・・・ああ無情、タモは届かずみるみる竿は海中へと沈んでいったしまいました。。。ガックリです。ついでに残りのおにぎりを食べて一息入れ、もう一本の竿を取り出します。 仕掛けを作って再び仕切り直し。ところが変わった潮はかなり流れて仕掛けが落ち着きません。いや、次にセットしたリールの糸はフロロの2号。午前中、潮の流れが緩く、釣りやすかったのはどうやらアーマード0.6号のおかげだったようです。細糸の効果が出ていたのをこのとき確認したのです。どんどん流れ出すので 「こりゃ、すぐにアタリがとれなくなるで、早いうちに勝負しないと・・・・。」 ということでじっくり喰いアタリを取る作戦に変更です。そして12時に潮変わり1号。
次いで12時半に2号、そして1時に3枚目と追加したところでもう潮が走って団子割れを同時にスーーーと走るようになってしまい、その後は喰いアタリはとれませんでした。
14時半に迎えの船が来て納竿。27cm〜42cm7枚+赤2枚の釣果でした。
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