2021年 釣行記

2021年11月29日
 今週も野波瀬釣りデッキへ。
実は昨日の日曜日に行ったのだが、アジが姿を消してぐっと釣り人が少なくなっていたのに、どこから伝わったのか?先週から再びアジが戻ってきてたと思ったら、日曜日は釣り人で満員!。たまたま今週は月曜日も仕事が休みだったので、
「明日出直してくる。」
と言って引き返したのだ。
 あけて月曜日は,、さすが平日。筏はとっても空いていて、希望するところはどこへでも上がれる状況。それならと、新設されてから一度も上がったことのない3番筏に挑戦してみることにした。
 初竿出しは期待まんまん。が…?!しばらく団子入れを繰り返すと数度の根掛かり。餌を取りに来るのはカサゴばっかり。どうやら選んだ釣り座の下は魚礁の真上だったようだ。

    

「これじゃあ底狙いはできない。。」
180度方向を変えてダンゴを落とし、なんとか魚礁を避けられるところはないかと探してみたが、残念どっちへ入れても根掛かりが激しい。
「こりゃ、あかん。」
背中側でやってた先客さんに聞いてみてもそちらも底は根掛かりがあると言うこと…。どうやらこの3番筏は魚礁の真上に設置してあるようだ。アジや根魚にはいいポイントだろうけれど、かかり釣りには適さない筏のようだ。
「これじゃあ、やりようがない。。。」
と昼前に早々にあきらめた。
「仕方がない、餌を底にずらさず、底から浮かして魚礁の上を流していこう。」
ちょっと今日のチヌ釣りはあきらめ気分だけど、早々と釣りをやめて帰るという選択もしたくない。ダンゴ付きの竿先を大きく曲げてダンゴ割れから抜けた餌が上に浮き上がるようにして再開。しかし、そんな事では餌は周囲の餌取りにとられるばかり。カサゴ、カワハギ、コアジ、ササノハベラと餌取りを釣り上げながら時間は過ぎる。ここの底は存在する魚の種類も他とは違うみたいで他の場所ならポツポツと食ってくる小鯛が全然食わない。ずっと続けているとそれまでと違った引き込みの大きいアタリが出たので合わせてみるとグイグイとちょっと力強い引き。
「ん?なんだろう?」
手応えを楽しみながら浮かせたのは30cm級のクロ(メジナ)。



「ラッキィー、これでおみやげはできた☆」
一匹でもおみやげができたから気が楽になった。
もちろんあきらめたとはいえども、ちゃんと釣りは真面目に続けている。けれどもやっぱり状況は変わらない。
 その後、ダンゴが途中割れしたときそのまま餌を落とし込んでグイと一引き同型クロ。そしてダンゴ割れで付け餌が舞い上がった瞬間にグイと一引きでさらに追加となんと良型クロが3匹も確保出来た。なんせここ野波瀬釣りデッキの底は本地が砂底のきれいな底なので、世に言われる臭い魚のボラもバリもそしてこおクロも全く臭いなく身も透き通ってピンシャンの極上物ですから♪
 夕方の日落ち時期になると少しは状況が変わるかと期待したがそんなにいい方向に状況は変わらなかった。ここ最近姿を消していた小アジが回ってきたのは周辺でサビキ釣りをされていた釣り人たちがみんな筏を上がって行かれて餌を求めて動き出したからか。おみやげ確保が増えたのはいいが、ダンゴ割れ後の付け餌がもたずすぐに取られてしまうのでいい魚が食う機会が確保されない。ここにきてやっと小鯛が餌を取り始めたのはやはり夕方になって確かに状況は好転しつつあったことを示しているのだろう。ともあれ、チヌのアタリは1度も見ることができずに迎えの船が来た。

    
2021年11月21日
野波瀬釣りデッキです。
本当は風のない昨日の土曜日に行くつもりだったのです。
が…、行きかけたときはっ!!と気が付きました。
「11月の第4土曜日は全国共通休漁日で釣りデッキは休みか?」
で、確かめるために電話を掛けたけど何度繰り返しても誰も出ません。
「やっぱり今日は休みか…」
で、車をUターン。行くのをやめたのです。
 秋の好機に数釣りを1度はしたい!って思って、最後のチャンスと野波瀬釣行の倍の費用を掛けて、苦手の朝早起きをして高速一人で2時間運転をして宮島行きを挙行したのですが、きれいに振られてしまって、上がり気味だったテンションが少し下がり気味です。宮島は、真冬にうれしい良型マダイが高確率で期待できるので魅力です。また、年末にはお正月真鯛を狙ってリベンジに行ってみたいと思っています。
 さて、その間に残念ながら海はもうすでに冬支度に入ったようです。
 毎度のゆっくり10時開始。日曜日の今日は、天気は曇り。風は南の風が結構強いけれど予約が3組も入ってて筏は賑わってます。船頭との会話で昨日は休みじゃなくて普通に営業日だったことがわかりました。とんだ勘違い。おっちょこちょいの僕はこんなんばっかりです。勘違いで強風で、筏が5m前後移動する悪条件の日に我慢の釣りをすることになってしまいました。
 筏には、サビキ釣りの先客さんが4人いらっしゃったので、遠慮して最初のダンゴ撒きはせずに第1投。それでも、そこは魚影の濃い野波瀬釣りデッキ。ダンゴ割れ1発目で竿先が突っ込みます。これは愛嬌の小鯛。それからはダンゴ割れ、即、餌取りが続き、間でポツポツ小鯛が針掛かりすると飽きさせてはくれません。けれど、これらは手のひら級なので全部リリース。ダンゴ投入→割れる→チョンチョンで付け餌のオキアミが取られる→巻き上げる→餌付けてダンゴでくるむ→ダンゴ投入→…さらにダンゴを打って、次に寄ったのはどうやらカワハギで、餌は瞬時にとられます。

    

投入回転が速くなり、忙しい忙しい。手を休める間がありません。ダンゴの消費がいつもより速い。この忙しい転回も、2時間もしたらくたびれて、めんどくさくなって、さすがに飽きてきます。
「はぁ〜2時間も打ったんだからチヌ寄ってきてへんかなぁ〜」
で、色気を出して、ちょっと餌をトウモロコシとサナギに変えて、ダンゴを柔らかくして探ってみます。が…全然チヌの気配なし。。。柔らかくしたダンゴには、底付き直後にチョンチョンと触るだけで、かじってはくれず、割れません。仕方ないから、付け餌を引き抜いて、底を引きずっても、ふわり誘っても、流れに乗せて送っても、餌に反応なしで針について戻ってきます。これ、あんまりしつこくやると、せっかくのダンゴ効果が消えてしまいますので、残りのダンゴにオキアミを一握り包み込んで、オキアミ爆弾にして、静かに沈めて、カップうどんの昼食タイム。
 ダンゴ効果が消えないように、さっさと済ませて、団子を作り直して後半開始。ちょっと悩んだけれど、硬めの早割れダンゴで続けることにしました。底はあいかわらずのカワハギ祭り。この餌取りラッシュの時、みなさんはどう対処します?僕は…さらにどんどんダンゴを打ちます。チヌをたくさん寄せたら、餌取りは浮いてくれるという期待と、餌取りが餌を腹一杯に食って満腹にさせて食わなくさせると…(^^ゞ
 さらに2時間。状況変わらず。途中何度か中割りしたとき足の裏サイズのクロが食ってくれてラッキー♪刺身はチヌよりクロの方がおいしいんですよね☆

    

「どうも今日はチヌが寄る気配がない。まぁおみやげクロができたからいいとするか…」
先客さんのサビキ釣り、朝から全然パッとしない感じでした。それなのにこの方たちはみんなずっと丁寧に撒き餌を入れてやり続けておられて感心しました。そしてその丁寧さが実を結ぶときが来ました。2時になって急にアジの群れが回ってきたのです。ちょっと小さい南蛮漬けサイズですが、サビキ仕掛けに一荷でアジが上がり大祭りです。ほんの1時間で一気にクーラーが万タン☆ほくほくで筏を上がっていかれました。
 さて、筏に一人きりになったこちらは5時間も高回転のダンゴ入れを続けて、状況が変わらないのでは、さすがにあきら気分。
「う〜ん、それでも野波瀬は3時からだ!」
と気持ちにムチ打って続けます。3時を過ぎてふと風が緩くなりました。と同時に底の状況に変化が、、、餌取りが再びの小鯛に変わってきたのです。そして3時半。穂先の押さえが重たい。
「これは?!」
と竿を突き上げるとガツン!☆クイクイっと首振って2,3度の締め込みをかわして浮いたのは35cmのチヌ☆
「おおお!努力は報われる☆」



1匹来たら群れか?続くか?と期待したけどそれはありません。もう海の底は冬模様です。再び小鯛アタリに戻ります。再び風が出だして雲行き怪しくなり、ついに雨がパラパラと…
「え〜?!今日は降るって言ってなかったよ…。」
カッパ持ってきてません。続けるしかありません(>_<)。
 4時。急にダンゴをガツンガツンとかじって割って、その後パンパンと穂先が踊って5cm入ったまま止まる。
「これって大型??」
カウント1,2,3,4,5でガツン!うまく頭が上を向いたようで先手が取れました。3,4度突っ込まれ糸を出されたけど、特に危なげなく浮かすことができたのは45cm級のいかつい顔をしたチヌ♪



 その後は雨やまず、周囲は暗く、小鯛アタリのまま迎えの船の時間となりました。



 途中あきらめて「またボウズか」と思ったので、2匹来てくれたのはありがたや〜ありがたや〜でした。

2021年11月13日
宮島の筏(大知渡船)  7:00〜14:30

土曜日、シーズン開始から調子いいので宮島、大知渡船に遠征。
早朝から高速道路を飛ばして、やる気満々で行ったのはいいが…
朝一、先にダンゴ10個投入して、釣り支度準備を済ませての第一投。



「ん?…これって、、、魚がおらん?」
全くの生体反応なし。。この時期に?。。。初っぱなから悪い予感。。その1。
けれど、しっかりダンゴを打てばチヌは寄ってくるかも…いや、寄せてやるぜ〜〜っとめげずに団子打ちを繰り返し。
だいたいこの宮島筏では、開始後2時間前後で近くにいるチヌは寄ってくる。その勝負の2時間後。手のひらチャリコに続いて針に掛かったのは…手のひらチンチン(^^;



「こんなんがポツンと喰ってくるってことは、型のいいやつはおらんやん。」
チヌが寄れば、型のいいのから食ってくるのがチヌの常、大きいのが寄ればチビチヌは離れていくものだ。チビが…しかも2時間打って魚を寄せたところでチビが来るっていうことは、辺りに良い型のチヌがいないことの照明…悪い予感その2
それでもチャリコも来たから好転するかもと、ポジティブに考えて気持ちを上向きにして、さらにせっせと団子打ち。
が、…けたたましいエンジン音が近づいてくるので後方を見ると、なんとカキ筏係留船がこっち向いてやってきてる(^^; 筏のすぐそばをスクリューフル回転で5分掛けて通り過ぎていきました。。(>_<)



当然ポイント付近は海水渦巻いて底までひっくり返されました。。
「こんなん今日は終わったやん。。」…悪い予感その3
それでも釣り場が変われるわけでもないので、再び餌取りもいなくなったポイントの作り直し。。。
さらに2時間後、それでも再びチャリコが喰って来て、希望が見えたとき、あ…根掛かり…道糸持って、切ろうとエイって引っ張ったらゲゲゲ切れずに上がってくる。。。大きな木の枝を引き上げてしまいました。。。はぁ〜…悪い予感その4
さすがにちょっとプッツリ切れて、ション便して一息入れます。深呼吸して周りを見回して…
「あっ!この筏って、何回上がっても毎回ボウズの自分にとって魔の筏やん。。」
1年ぶりで忘れてました。。。悪い予感その5
さすがにこれであきらめました。
「今日はチヌはこん。」
割り切ってハリを2号に変えておみやげ釣りに心切り替え。
といっても釣りスタイルは変えてはいないんですけどね。
ありがたいことにその後、チャリコもアジも回ってきてくれておかず分のおみやげを釣ることができました(^^ゞ
でも、チヌは最後までおる気配を感じることはできませんでした。。
ついに今季初ボーズです(^^;
あ…追伸。。。帰りの船でお気に入りの帽子、風で飛ばしてロスト。。踏んだり蹴ったりでした(^^;
ついてない時ってこんなもんですね。。

2021年11月06日
野波瀬釣りデッキ 10:30〜16:30

 良型アジ好調で、先週あれだけ満員だったのに不思議にアジ群れがパッと消えてしまって、、、いや〜情報伝達ってほんとに速いものですね。釣り人は少なく、10:00にゆとりで上がれました♪
 北東の風の予報に北に背を向けて釣り座を構えたけれど、ビックリの無風・べた凪の一日でした。野波瀬ではほんとに珍しい釣り日和。



 最初にアミエビを効かせた団子を10個投入して10:30釣り開始。餌の沖アミをつけて入れると最初から喰い反応☆押さえ込みをぐっと合わせると…スカ。。
「あれ?合わないの?」
と仕掛け回収したらハリがない??(^^;どうやらふぐの巣に釣り座を構えたようです。その後、10連チャンでハリ切れ。。掛かっても巻き上げ途中でハリスを噛みきられる始末。ハリを結ぶのも飽きてきて
「こりゃ、我慢ならん。ハリスをPEに変えるか…」
フグはきらりと光るナイロンハリスを噛むので、PEにしたらハリス切れは防げるんですよね。
 そう思ってたら急にアタリが変わって団子つつきに…これはバリ(アイゴ)。大きいアイゴが来たらフグは退散したようだ。けれども餌はダンゴ割れと同時に吸われて無くなる…



バリ30cm級3匹掛けてこりゃかなわんとハリを吸い込まれないように2号から4号へチェンジ。これでバリは掛からなくなったけど、相変わらず餌はすぐになくなる…。餌が少しでも残るようにとコーンやサナギに変えてもダメ。サナギは中身だけ吸われて殻だけが残るだけ。
 この調子で2時間経過。
 けれど、ふと団子つつきが変わりました。つつくじゃなくガリガリかじる感じに。
「これ、ひょっとしてチヌが来てる?」
試しに刺し餌を吸い込みやすい沖アミ生に変えてみたらダンゴ割れの後、チョンチョンクークーで
「押さえた!」
と竿を突き上げたらガクン!!クンクン。頭を振って上がってきたのは35cm級のチヌ♪
「やっぱりおったか☆」



不思議ですよね、チヌが来たらチヌしか喰わないんですよね。スカリに入れて次の一投もクーっと押さえてガクン!!同型追加♪2連チャン☆



「今日は寄りが早いから枚数出るかも?」
と期待したけどその2枚で止まってしまいました。
 アタリは再びチョンチョンで餌がなくなり、、その後小さな押さえを合わせたらチャリコ(^^ゞチヌがいなくなったことを示しています。
 そして次にアタリもなしに餌がなくなり出しました。これはカワハギですね。
 ポイント休めに昼食を取って1時間後に再開。
 しかし状況は変わりません。夕方暗くなったらカワハギもおとなしくなって再びチヌ時合いが来るかとせっせせっせと団子を打ち返しましたが時折竿を曲げるのはチャリコとヘダイだけでした。。
 でも、まぁべた凪で気持ちよく釣りができた1日でした♪

    野波瀬釣りデッキ 釣果
35cm    2匹
2021年10月30日
野波瀬釣り 12:30〜16:30

いつものようにゆっくり出発10:00出船。
「今日はお客さんいっぱいだよ。」
と船頭さん。
筏に着いてビックリ!ほんとに満員どこの筏も上がるには無理があるのであきらめてUターンして港へ帰港。
「12時になったら帰るお客さんいるけどなぁ。」
という船頭さんの声を聞いて、冷凍餌を解かしてもいるので2時間ほど時間つぶしして再び筏へ。
 一つの筏が空になってたのでそこに上げてもらう。
 準備済まして12:30開始。
「これじゃあ遅すぎてチヌが寄る間はないな。」
と思いながらもアミの濃度を濃くしたダンゴで打ち始める。
1時間後、チャリコが竿先を押さえた。
「アミを濃くしたからチャリコが寄ってきたな。まぁ、これがいくつか釣れたらおみやげにはなるわ。」
とチャリコ期待。でも続きません。2時間後、竿先が重く下がる。チャリコがきたなと竿先下げて送り込んで、再度押さえたところでエイッと竿をあおったらガクン!重い!突っ込む!何度かの突っ込みを糸出ししながら耐えて浮かすとデカイ顔☆顔のでかさにおののきながっらタモを取って滑り込ませてふ〜っとため息。45cmは越えてそう♪ボウズ覚悟だったからうれしいうれしいヤッタネ♪



「まだ始めて2時間なのにチヌが寄ってきたんかぁ?」
半信半疑で食いアタリを待つとほんとに連続で食いアタリ☆これもおくって合わせるとガツン!1匹目が大きかったからこれも大型と構えたらグイグイ巻き上がる。一気に巻き上げてブリ上げたら30cm。とっても小さく見える。



「こりゃ、グッドタイム到来だぁ♪」
と思ったら緊張しちゃいまして(^^ゞ
次のガクンは底バラシ。なんで??で針先確認、、、なまってる
針を巻き変えて次はガツン!!デカイ!と最初の締め込みを胴で耐えてたらプッツーン☆ええっ??チモト切れ。。
さらに続いてアワセが早すぎアワセバレ(??)
さすがに3連続バラシは散らしちゃいますよね。。。
アタリがボケて押さえ込まなくなって…餌がとられ出して…好時合いよサヨウナラ。。。
その後再到来はなく。。。。
曇りの夕刻。暗くなって餌が残りだした。。そこで最後の猛攻とさらにアミを追加してアミ団子戦法でボンボン打ち込みをしたら「おっ!アタリが出始めた☆」
が…やっと出た押さえ込みを合わしたら…チャリコでした
手のひら級なので針を飲み込んだ1つだけキープであとは放流。。その状況のまま迎えの船の時間が来て終了〜でした。
30cm 1匹 46cm1匹

野波瀬釣りデッキ 釣果
2021年10月24日
野波瀬釣りデッキ     10:30〜17:00

 久しぶりに暖かさを感じる風の穏やかな晴天☆
 10時乗船、こんな遅い時間に他の乗船客はいないと思ったら6人同船!さすが釣りシーズン。筏も各5,6名と大盛況☆
 一番空いてる筏の隅に入れてもらって釣り開始。ここの釣り人はほとんどがアジのサビキ釣りと胴付き五目釣り。掛かり釣りでチヌを狙う人は少ないので、筏の下にはチヌは居着いてない。それだけに団子を打って自分でポイントを作る自力勝負。チヌを寄せるには時間が掛かる。餌取りの小さなアタリを相手してせっせと団子打ちを続けて4時間。
 やっと雰囲気が出てきて押さえ込みにエイ!ガクン☆グングン!!!強い締め込みに何度も糸を出して耐えてやっと浮いたのはゲゲゲ40cmはあるバリ(アイゴ)。がくんと肩を落としてタモで掬い…海にお帰りいただく。。こいつだけはいくら大きくても持ち帰る気にはなりません。何度かヒレに手が触れて激痛シビレになったことがありますので、、、(^^;



 次に押さえたのは???手応え思いズシン!けど、ポンピングして無理巻きしたら上がってくる?浮いてくる?こういうときは一気巻きして速勝負!うまくうかして魚体が見えた☆な、何?50cm級、頭が丸い?赤くない白っぽい?チヌじゃない、マダイでもない何かな??タモの柄さがす一瞬のスキをつかれて突っ走り!止めた瞬間ハリス切れ(^^; チモトこすれかフグ傷あったか…残念無念。。
 さらに1時間後、不思議だけれど、チヌの雰囲気って感じるんですよねぇ。思った通り、沖アミで押さえて30cm級1枚ゲット。



「やっと来た♪」
ここで筏上がりの先客さんに
「全部コーンで来た。」
とアドバイスをもらったのでコーンをつけると、1投目できれいに押さえて30cm☆



「よっしゃ!くるぞー。」
と思ったのに後は続かずアタリがボケてしまいました(^^ゞ
 結局最後まで食いアタリをとらえられず、バリ4枚追加で終了(^^;



「もっとやれる方法あったやろう。。」
と帰りの運転は反省しきり(^^ゞ

野波瀬釣りデッキ 釣果
2021年02月28日
野波瀬釣りデッキ 11:00〜17:00

 いよいよ今季最後の釣行。天気予報や最近の釣況をみれば納竿で釣果を望むならば宮島行きが正解。けれど…ヤマメ解禁を目前としての早朝出発&予算から二の足を踏んでしまった。
「まぁ,のんびり節約でいつもの野波瀬にしよう。」
今季残った餌を全部使い切って冷凍庫を空けることも一つの目的だ。
 いつもの時間,いつもの快適ドライブ…ふと前を見上げるとなんと山が激しく燃えている。
「あっ!今日は秋吉の山焼きなんだ。」
炎と大量の煙が炎々と上がっている。そしていつもの時間に野波瀬着。車を降りてビックリ!焦げ臭いにおいと大量の灰。
「ん?ここも近くで野焼きでもやってるんか?」
と思ったがいやいや秋吉の山焼きの煙と灰がこの野波瀬まで運ばれているのだ。
「なんと,こんなところまで!」
見上げるとその煙は西の青海島の彼方まで流れて行っている。考えてみればこの秋吉の山焼き運びは今日の状況を予兆していたのだろう。
 到着した野波瀬港は無風の好天気。
「できたら最後は今年一番相性の良かったあの筏で南向きのあのポイントでやりたい。」
天気予報は南東の風を予報していたので南向きはつらいかと思ったのだがこの緩い風なら少し我慢をすれば釣りは可能だろう。ということで先客さんに挨拶をして一番やりたかった南向きの好ポイントに釣り座をセットする。
 1投目2投目とダンゴを入れるが反応はない。しかし,まぁこのポイントならていねいにポイントを作っていけばうまいこといけば3時過ぎの好時合には群れが寄ってくれるかもしれないと先に希望を持って続ける…と?急にブオーンと突風が南から吹き通してきた。
「わっ!」
無風で無防備に置いていた道具が一気に飛ばされた。すぐに拾い集めて整頓して再び釣り開始…がまた突風,さらに突風!整頓した道具すら吹き動かされる。先客さんの道具も吹き荒れてしまっている。
「こりゃいかん。」
やりたかったポイントだが見切ってトイレの陰で風裏になるところに釣り座移動。道具も全部風裏に固めた。そう,これを機会に強風が吹き荒れだした。吹きさらしでは道具が飛ぶほどの強風。その中で時折突風が吹き通す。港側の南向きなのに波頭が立ちだし白馬が走り出す。筏は揺れる。揺れるだけじゃない。この筏はそれでなくてもロープが緩くて動きやすいのに突風が吹く度にグーンと動く。一気に5mは動いているだろう。動く度に竿の穂先がグインと曲がる。糸を出さないと耐えられないほどに。押されて戻ってまた押され,風が回ると筏も回る。これだけ動くとポイントはボケボケである。それにやっぱり魚の活性が低い。団子に何も反応がないのはもとより付け餌すらなくならない。オキアミがつけたそのままで上がってくる。これだけ悪条件がそろえば…釣る気が薄れていく。自分だけじゃない,乗り合わせた他の釣り人たちもおんなじだ。ということで次々と釣り人は筏を上がって行く。
 団子がなくなったところで一休み。昼食とする。風で飛ばされそうになる食事ものを押さえながらカップ麺に湯を注ぎ,はぁ,温かいラーメンはひとときの心のやすらぎ。そうしてひと思案。
「これでもまだ続けるかぁ?この状況じゃあ今日はどうせ釣れんから次の船で早上がりして帰ろうか…。」帰ってワカサギ釣りをするのも一興だが…今日は残り餌を始末するのも目的だった。。。かなり悩んだが海の上で過ごすだけでもいいかぁと続けることを選択。後半用の団子を作る。
 さて30分ほど休めたポイントはどうなったか。再開して様子を見るが…水底の様子見変わりはない。相変わらず何も餌を触ってくれないでオキアミがそのまま上がってくる。餌を残さないということで遠慮なくどんどん大きめの団子を打ち続ける。ボラでも寄ってきてくれないか?少しダンゴ割れから放置していたらちょろちょろっと穂先が反応を示すようになった。だがこれは相当小さい餌取り,ビビンと穂先を振るわせるがまさに餌や針が口に入らないという感じですぐに離す。こんな調子でゴールデンタイムの3時を迎えた。状況の変化を期待するが…やっぱりダメ。ただ風は少し落ち着いて吹き通しはするがその吹き方は一定になり,突風がなくなった。筏も動くのは動くが規則性が出てきたので攻めやすくなった。ただ残念ながらやはり魚の気配はない。それでもなんとか4時を過ぎてから急に餌が触られ出した。ただ餌をいらってくれる餌取りはやはりチビらしく餌の取り方は引きちぎる感じ。それでもちょっと希望が出てきたのでなんとか納竿の5時までにいいアタリが出てくれないかと集中力を高めてダンゴ打ちを続ける…が…残念ながら迎えの船が来る時間まで食いアタリは出なかった。今冬最後の釣行も残念ながら丸ボウズに終わったがきれいに残り餌だけは使い切った。これでまた来期11月まで海とはおさらばだ。
2021年02月21日
野波瀬釣りデッキ 11:00〜17:00

 この時期,いい天気,暖かい陽よりとなると風が強い。この週末も天気予報を見ると南風爆風の予報。ひょっとして春一番?春一番の突風は荷物も飛ばされる勢い。そう思うと釣行の足が鈍る。もうぼちぼちこの冬の筏釣行も終わりが近い。3月になったら渓流解禁。海から離れ川へ帰る時期が来る。今年は新年から連続ボウズでまだ初釣果もあげてない。なんとか好漁をして竿を納めたい。となれば…行き先は宮島だ!っと勇んで餌を買ったのに…
 ということで週末初日は様子見自宅待機。けれど,思ったほどの風は吹かない。午後から晩ご飯のおかずに小野湖へワカサギ釣りに出かけたがこの程度なら出漁可能という感じ。ワカサギの釣果は?ちゃんと晩ご飯のおかずにできました23匹。けれど家に帰って天気予報を見ると日曜日もやっぱり強風予報。残念ながら今回は宮島行きは断念。南風が防げる野波瀬に行ってみて風がひどいようなら近辺の波止で遊んで帰るかっという感じで家を出発。
 野波瀬に着くと確かに風は吹いてはいるがたいしたことはない。筏を見ると結構な数の釣り人が上がっている。そこで出漁決行。船頭に風の状況を聞くと昨日よりは弱いとのこと。「それならなんとかやれる!」幸い南風でチヌが出る好ポイントが空いていたのでそこへ上げてもらう。これから風が強くなることも予想して風よけの便所の陰に釣り座をセット。
 しかし…やっぱりここも魚の活気がない。打ち始めの雑魚の餌つつきもツンツンで終わる。それからはオキアミが全く無傷で上がってくる。1時間後…状況に変化なし。2時間後,やっぱり餌のオキアミはそのまま上がってくる。。。こんな状況だから餌が全然減らない。
「ダメだこりゃ。」
ここまでで変化がないとなるとたまたまの通りすがりでチヌが喰うくらいしか希望はない。果たして昼を迎えて状況は変わるのか?
 時間が経つごとに風が強くなる。天候の悪化に加えて釣果の悪さで昼過ぎにはほとんどの釣り人は岸に上がってしまった。同じ筏に乗り合わせた人も上がって自分1人に。静かになった筏でちょっと竿を置いて昼食にする。昼食はいつものようにカップ麺。あつあつの昼食はほんと気持ちがほっとする。そして空になった団子を作り直し。今日はおかず狙いの雑魚仕掛けにも魚は来ない。まだなんにも針に掛かってない。切れそうなやる気にムチ入れてさぁ再開!けれどいくら気合いを入れ直しても状況は変わらない。
 いよいよ3時のゴールデンタイムを迎えた。けれど,ここまで粘っていた他の筏に上がっていたチヌ釣り師2人も筏を上がられてついに釣り人は自分1人だけに。このころちょっとだけ竿先に変化が現れだした。餌のオキアミも時折半分ちぎられてくる。しかし竿先に出る反応はビビビビビンっと針をも口に入らないチビ魚の反応のみ。それでもこれまで全く反応がなかった事からも餌がとられるだけおもしろみがある。少しダンゴ打ちのリズムが速くなる。…と?竿先が押さえ込まれて止まっている。波の揺れで竿があおられても竿先が上がらない。そして次にグンっと突っ込んだ。時を逃さずにグンっと竿を立ててあわす。ガクン☆っととまって次に横走り。せっかくの獲物,この時期だからデカバンかもと思うとやりとりは必要以上に慎重になってしまう。グイグイ巻き上げて上へ一気に浮かせればいいのにゆっくり巻くものだから相手に主導権を取られて底へ横へと走られてしまう。そうするとさらに慎重になって糸を出してしまう。いつもより浮かせるのにかなり時間が掛かった。けれどやりとりの間に魚の大きさも推し量ることができ,後半は強引に対応してついに水面まで浮いてきたのは銀マスク☆あっまさか釣れる事はないだろうと思ってタモを組んでいなかった。型も小さいのでそのまま抜き上げようかとも思ったけれど大事な今年の初釣果。思いついてフラシを持ち出してすくい上げた。やっと今年の初チヌ♪この時期にこんな小さいのが来るというのはちょっと期待外れだけれどボウズのままチヌシーズンを終えることにならなくてよかったよかっただ。
 さて,次が続くかと思ってさらに気合いを入れて続行するが残念ながら続く気配はない。ちょっと底で暴れさせたから食いが遠くなったか?それでも小一時間もすればまた喰うかもと続ける…が,好時合いも時間だけが過ぎていく。4時を過ぎて再び餌がとられ出した。竿に出るアタリからこれはどうも夕まずめになって鯵の群れが回ってきた感じ。迎えの船が来るぎりぎりまで気合いを抜かずにがんばったが結局それから食いアタリは出ず,結局この日は魚はこのチヌ1匹だけだった。

    野波瀬釣りデッキ 釣果
2021年02月13日
野波瀬釣りデッキ 11:00〜17:00

 2月になった。2月の筏は厳しい。特に野波瀬釣りデッキはこれまでの経験から2月は顔を見るだけでもむずかしい時期だ。まして今冬はその厳寒期に入るのがいつもより早い気がする。たぶん釣れない。そんな状況とわかっていても筏に上がるのが筏釣り師の性分なのです。
 少しでも早く開始し,団子打ちの時間を長く取った方が可能性が上がるとわかっているのにいつもの通りのゆっくり出陣。予報の南東の風を考えて今日は2番筏,北向きに釣り座を構える。ここでチヌを釣った実績はないので半分探検だ。風は予報通りの南風。風を背に受けて時折強く吹いたが釣りやすい位置だ。
 しかし…思った以上に魚の活気がない。打ち始め居着きの雑魚たちの餌つつきから始まるのが常。だけれども初投から完全無反応。オキアミが全く無傷で上がってくる。
 次の反応読みは団子打ち初めから1時間後。団子撒き餌で周囲にいるはずの雑魚が寄ってきて団子や付け餌を触りはじめる…が,状況に変化なし。
 そして2時間後,餌取りの餌の取り方で周囲の魚の雰囲気を読む…が,餌のオキアミはそのまま上がってくる。。。
「ダメだこりゃ。」
ここまでで変化がないとなるとたまたまの通りすがりでチヌが喰うくらいしか希望はない。果たして昼を迎えて状況は変わるのか?
 3時間…4時間…急に餌のオキアミが取られて状況が変わったか?と喜んだがこれは小アジの群れがたまたま通り過ぎていっただけ。小アジが2つ釣れてきた。魚が寄らないのでダンゴ割れも遅くなる。時々はこっちで団子を割ってやりながら続けるが団子打ちの量は普段の半分。
 そうしてここ野波瀬のゴールデンタイムの3時を迎えた。しかし…状況は変わらず。
 結局納竿の5時までいいとこなしの今日もまたまた丸ボウズ。今年に入っての連続ボウズはどうやったら抜けられるのか…
2021年01月31日
野波瀬釣りデッキ 10:30〜17:00

 毎週天気予報とにらめっこ。天気予報がちょっとずれてやっと行ける機会が持てた。しかし,今年は寒い日が多く,雪もかなり降って野波瀬の海の中もすでに厳寒期になっているのではないだろうか。少しでもまだチヌが動くうちに行っておきたかったのだが…。 
 お天気は最高。暖かい日差しが差し,風も弱く寒さを感じないで釣れる条件だ。
 さて,筏に渡ってみたら…みなさん週末悪天候続きでうずうずしてたのか,この時期なのに思った以上に釣り人が多い。それに加えて修繕なのか撤去なのか東並びの通称1番筏がなくなっている。ということで仕方がない目的の筏ではなく人が一番少ない中央通称団体の東側に降りた。空いていた起き向きの角に釣り座を構えたが,ここはまだ秋口の11月に上がったときですらあまり餌取りがおらず,底も汚く潮が流れると根掛かりし,苦戦したところ。あの時はなんとか納竿間際に1匹だけ釣れたがあまり期待できないポイントだ。案の定?団子を打ち始めるが全然魚っ気がない。付け餌のオキアミがそのまま上がってくる。ちょっとそのまま流し込んで様子を見ても軽いつつきアタリが出るだけ。タイミング合わせて掛けてみたらなんと7cmほどのミニカサゴ。しばらく続けたら少しは餌取りも寄ってくるかと団子にアミを混ぜ込んで打ち込み続けること2時間。しかし…状況は全く変わらない。いや全くオキアミを取らなくなってさらに悪くなった感じ。
 ちょうど12時の便で背中側で釣っておられた先客さんが筏を上がられたので風裏にもなる南向きに釣り座替え。ほんとうはこの時期の釣り座替えは魚を分断してしまうし団子入れの時間も短くなるので御法度なのだがアタリなく気配なく向かい風の状況に忍が切れてしまった。釣り座替えしたポイントは開始早々に笹の葉ベラとカサゴが来たのは来たがその後は最初の場所と同じ状況。ただひたすらに針に残ったオキアミを回収し,団子にくるんで投入する動作を繰り返すだけ。そして野波瀬のチヌ時合いの15時を迎えた。しかし状況に全くの変化なし。餌を上に上げて落とし込みをしてもみるが同じ事。…そのまま納竿の時間を迎えて今日は全くの丸ボウズ。

    
2021年01月16日
宮島の筏(大知渡船)  7:30〜14:30

 新年,初釣り。新しい年を迎え,早いうちに釣行したかったのだが,今年の冬は寒い。10年ぶりとも思える積雪に極寒と週末は荒れ模様が続いたので出漁ができなかった,12月から休業していた野波瀬も新年から再開しているはず。1月はまだチヌが食ってくる可能性があるので行きたかったのだが,北浦の冬型気候は風が強いのでいけなくて残念だ。天気予報とにらめっこして,やっとこれならなんとかよさそうと大知さんに電話をしたら出船すると言うこと。翌早朝の出発となった。
 今回は自分を含めて2組ということで希望の可部島沖の筏に渡れた。
「お〜1年ぶりの宮島だ!今日は期待できるかな☆」
と弾む気持ちでせっせと釣り座をセットする。と…あれれ気が付いた。久しぶりだったのでわかっていなかったが下りた筏は昨年も一昨年もボウズ続きの結果に終わった筏だ。
「あぁ…ここはチヌがおらん。。」
気づいて一気にテンションが下がってしまった。
「まぁそれでも丸1年経ってるし,今日は通りすがりのチヌが食ってくるかもしれん。」
とちょっとチヌはあきらめ気味で
「初釣りだしめでたいのタイでも喰ってくれたらラッキーだな。」
という気持ちで釣りはじめる。
 しかし…やっぱり?反応はよくない。潮行きも安定しないので釣りづらい。とりあえず付け餌はつついてくれるが餌取りはチビカサゴとフグ。雰囲気変わらず9時〜10時のここのチヌの好時合いは淡々と過ぎて行ってしまった。
「今日の潮は12時頃が潮止まりなのでその前後の潮緩みが狙いかな。」
時に付け餌を上に上げて落とし込みながら流し込んでみるとクインと一気に持って行くアタリでタイが来た☆手のひらちょっとのチダイだけどおみやげにはいい。
「あぁ,まぁおみやげができたからいいわい。」

    

そんな調子で釣り続け,時折竿先を引き込むアタリでタイを追加。時には少しいい手応えで足の裏サイズも釣れておみやげは賑わってきた。
 そしていよいよ潮止まりの狙いの時間が来た。ぐっと集中して穂先を見つめる…が…残念,状況は変わらなかった。特に変化なく潮変わり。うまく最初の餌取り突きをかわしていい感じで流し込んでみても喰うのはフグかタイだけで結局1度のチヌ気配も感じないまま上がりの船の時間を迎えた。
 この日は結局同船したもうひと組の方々も釣果なし。去年の竿じまいも今年の釣りはじめもボウズ(^^;
 でもまぁおみやげタイが10匹ほどきたからいいかぁ

野波瀬釣りデッキ 釣果