2014 釣行記

2014年12月30日
宇部 丸尾三神社前の波止場    12:30〜16:00   小タコ 2杯

 といってもタコを釣りに行ったのではない(笑)
 今年の竿納め、結局天気が悪かったり、都合が悪かったりして出かけられず、しかし、前の釣行のダンゴ餌がまだのこっていて、
「宵越しの撒き餌は持たない。」
なんて思いがあり、餌を使い果たすために地元近場の波止場へと繰り出したのだ。
 この三神社前は20年ほど昔までは子どもを連れて行くのにもいいのでちょくちょく出かけていたところ。そしてその頃は結構魚もいて遊ぶにはまずまずの場所で、好シーズンには家族連れの釣り人で賑わっていた場所だ。けれど、沖に一文字波止場ができてからは魚が入って来なくなり釣果も振るわなくなったことと、子どももそれなりに大きくなって釣りについてこなくなったことと「車上荒らしが出るらしい。」という悪い噂も聞こえてきたことも有り、足が遠ざかっていた。



 ほんとに久しぶりの釣行だ。ところが確かに風が強いという天気予報ではあったが、それにしても釣り人は全く見えない。地磯に根魚の拾い釣りをする釣り人が一人いるだけ。波止場は自分一人の貸し切り状態だった。そこで釣り座は一番の先端に決め撒き餌を入れて釣り開始。時々バケツが飛びそうな突風に吹きさらされるが、背中からの風なので、釣りには支障は無い。



「丁寧に撒き餌を続ければあれでもチヌも寄ってくるかも。」
と淡い期待を込めて釣り続けるが・・・・・・全く浮子に変化が出ない。餌取りさえいないのだ。静寂の時間が続くだけ。2時間もすると潮も下がってきて余計に釣れる気もせず、あきらめに入ったが、撒き餌だけはなくならしたいとの思いだけで釣りを続けた。そうしてやっとじわっと浮きが入ったのを軽くしゃくって重みを感じられたのが小タコ。マグレか!と思ったらその後にもう一匹来たので、底には何ハイかいたのかもしれない。・・・

  

以前はこんなの来ることはなかったのに・・・・潮の流れが変わって、底は砂になったのか?撒き餌を撒くピッチだけあげて、16:00バッカンが空になったところで竿納めとした。これが今年の竿納めとは。。

2014年12月25日
柳井沖    8:00〜11:30    メバル    15cm〜27cm        30匹

 タケさんたち一行が柳井でメバル釣りに出るというので一緒させてもらった。
 7時集合にちょっと遅れて柳井港に到着。西本渡船の釣り船で出航。
 釣り場は笠佐島の北側、岸際水深10mほどのところ。

  

 船頭さんの話ではまだ小さいとの事。確かに釣り始め、すぐにアタリがあったが釣れてきたのは15cmほどの小さいメバル。
「こりゃ小さい、放流かな、、、」
と思ったが、おみやげがなくては困るのでとりあえずキープ。しかし、何投かするうちにポイントは底付近と判明。その後は誘いながらゆっくり底まで沈め、沈む付け餌の赤エビを追って、底に潜り、落ち着いた餌を食ってくる最初のアタリで乗せる釣り方で一匹ずつではあるが型のいいのが連続で上がるようになった。その後は18cm以下は即放流。追い食いするほど魚影は濃くなく、一投一匹ではあるが手返しを早くして匹数を上げる。時期的に卵を持ち始めたところで上がって来るのは腹ボテばかり。太く重量があるので引き味もよい。ハリスも細めなのでグイーと突っ込む魚に糸を出すことも何度か。



 いい調子で釣れていたが潮止まりの11時でアタリは止まった。その後、潮流れが逆になったので込み潮時のポイントへと船は移動したが、次のポイントで釣れるメバルは全部15cm級。それまでに良型を十分キープしているので今更チビメバルは必要ない。釣っても釣っても全部放流。それを見ていた船頭さん。



「上げ潮で食うポイントは少ないんだよね。釣ってもしゃあないんだったら、もうやめようか。」
だそうで、やっぱりメバルは朝間でないと食いはよくないし、この状況が好転する見通しはないので納竿することになった。
 釣れるところへ連れて行ってもらって、釣れる時間だけバタバタ釣るなんてほんと大名釣りだなと思った。
 帰りに釣果を山分けすると4人が一人30匹ずつの釣果。良型メバル30匹はホクホクのお土産でしたね。



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